古都ダマスクスとは?世界遺産についての解説

古都ダマスクスの概要
項目 内容
歴史 紀元前3000年頃から続く世界最古の都市の一つ
位置 シリアの首都ダマスカス
世界遺産登録 1979年登録、2013年危機遺産に登録
主な観光スポット ウマイヤ・モスク、スーク・ハミディーエ、サラーフッディーン廟、アゼム宮殿、カシオン山など
文化 イスラム文化とキリスト教文化が融合した独特な文化
課題 シリア内戦による被害からの復興と文化遺産の保護

1. 古都ダマスクスの歴史と起源

要約

ダマスクスの誕生と古代都市としての発展

シリアの首都ダマスカスは、世界最古の歴史を持つ都市の一つとして知られています。その歴史は紀元前3000年頃にまで遡り、エジプト、メソポタミア、地中海地域を結ぶ交通の要衝として発展してきました。ダマスカスは、東西交易の中継地として栄え、様々な文化や民族が交差する国際都市として発展しました。ダマスカスは、古代オリエント文明の中心地として、アラム王国、アッシリア、バビロニア、ペルシャ、ローマ帝国など、多くの帝国の支配を受けました。これらの帝国の支配下で、ダマスカスは政治、経済、文化の中心地として発展し、その歴史は現在も街の至る所に刻まれています。

ダマスカスは、聖書にも登場するほど歴史が深く、ユダヤ教やキリスト教にとっても重要な場所でした。旧約聖書では、アブラハムがダマスカスを訪れたとされ、新約聖書では、イエス・キリストと聖母マリアがダマスカスに避難したとされています。また、ダマスカスは、キリスト教の重要な聖地でもあり、4世紀にはキリスト教の教会が建設されました。

ダマスカスは、ローマ帝国の支配下では、ローマ帝国の都市計画が採用され、すべての通りが南北もしくは東西に向いているのが特徴です。ローマ時代の建造物はほとんど残っていませんが、当時の区画は現在も残っています。

ダマスカスは、7世紀にイスラム勢力の支配下に収まり、イスラム都市へと変わっていきます。8世紀にイスラム初の王朝であるウマイヤ朝が成立し、ダマスカスを首都と定めたことで、ダマスカスはイスラム文化の中心地として黄金時代を迎えます。

ダマスクスの歴史年表
年代 出来事
紀元前3000年頃 ダマスクスの都市建設
紀元前4世紀以降 古代ギリシャ、ローマ帝国の支配
661年~750年 ウマイヤ朝の首都
715年 ウマイヤド・モスクの建設
13世紀 サラーフッディーン廟の建設
16世紀 オスマン帝国の支配
1946年 シリアの首都
1979年 世界遺産に登録
2013年 危機遺産リストに登録

ウマイヤ朝とダマスクスの黄金時代

ウマイヤ朝は、イスラム世界初の王朝であり、ダマスカスを首都としたことで、ダマスカスはイスラム文化の中心地として発展しました。ウマイヤ朝は、イベリア半島からイランまでの広大な地域を支配し、ダマスカスは政治、経済、文化の中心地として繁栄しました。

ウマイヤ朝時代に、現在も残る世界最古のモスクである「ウマイヤ・モスク」が建設されました。ウマイヤ・モスクは、イスラム教の4大聖地の1つに数えられており、世界中から巡礼者が訪れます。

ウマイヤ朝は、学校やモスクなどの施設を整備し、学問や芸術が発展しました。ダマスカスは、イスラム文化の重要な拠点となり、多くの学者や詩人、商人たちが集まりました。

ウマイヤ朝は、750年に滅亡しますが、ダマスカスはその後もイスラム文化の中心地として発展を続けました。

ウマイヤ朝とダマスクスの黄金時代
項目 内容
成立 661年
首都 ダマスカス
支配地域 イベリア半島からイランまで
主な建造物 ウマイヤ・モスク
文化 学問、芸術の発展
滅亡 750年

ダマスカスと十字軍、モンゴル帝国

ダマスカスは、11世紀から13世紀にかけて、ヨーロッパからの十字軍の攻撃を受けました。十字軍は、ダマスカスを占領しようとしましたが、イスラム軍によって撃退されました。

13世紀には、モンゴル帝国の侵略を受けました。モンゴル帝国は、ダマスカスを破壊し、多くの住民を殺害しました。ダマスカスは、これらの侵略によって大きな被害を受けましたが、その後も復興し、発展を続けました。

ダマスカスは、16世紀にオスマン帝国の支配下に置かれました。オスマン帝国は、ダマスカスを重要な交易都市として発展させました。

ダマスカスは、1918年にオスマン帝国から独立し、1946年にシリアの首都となりました。

まとめ

ダマスカスは、紀元前3000年頃から続く歴史を持つ、世界最古の都市の一つです。ダマスカスは、古代オリエント文明の中心地として、様々な帝国の支配を受けながら、政治、経済、文化の中心地として発展してきました。

ダマスカスは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教など、様々な宗教が交差する場所であり、それぞれの宗教文化が街に影響を与えてきました。

ダマスカスは、東西交易の中継地として栄え、様々な文化や民族が交差する国際都市として発展してきました。

ダマスカスは、現在もシリアの首都として、その歴史と文化を受け継いでいます。

2. 古都ダマスクスの世界遺産登録に至る経緯

要約

世界遺産登録の基準

古都ダマスカスは、1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。世界遺産登録の基準は、以下の6つです。

(i) 人類の創造的才能の傑作である。

(ii) ある期間またはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観設計の分野において、人類の価値観を表現する建築様式、技術的集成、または景観の顕著な例である。

(iii) 人類の歴史上または現存する文化において、社会、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観設計の分野において、顕著な普遍的価値を持つ文化の証である。

世界遺産登録基準
基準 内容
(i) 人類の創造的才能の傑作である
(ii) 建築様式、技術的集成、または景観の顕著な例である
(iii) 顕著な普遍的価値を持つ文化の証である
(iv) 人類の歴史上または現存する文化において、顕著な普遍的価値を持つ文化の証である
(v) ある文化圏または複数の文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観設計の分野において、人類の価値観を表現する建築様式、技術的集成、または景観の顕著な例である
(vi) 顕著な普遍的価値を持つ文化の証である

古都ダマスクスの世界遺産登録

古都ダマスカスは、上記の基準のうち、(i)、(ii)、(iii)、(iv)、(vi)の5つの基準を満たしているとして、世界遺産に登録されました。

(i) 人類の創造的才能の傑作である。:ダマスカスには、ウマイヤ朝の最高傑作のウマイヤ・モスク、要塞、アゼム宮殿、神学校、邸宅、ハマムなど、さまざまな時代の主要な建造物が見られるという点。

(ii) ある期間またはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観設計の分野において、人類の価値観を表現する建築様式、技術的集成、または景観の顕著な例である。:ダマスカスは、ローマ時代の区画が利用された、最初のイスラム王朝であるウマイヤ朝の首都であり、その後の各地で建造される都市のモデルとなり、イスラム都市の発展に大きな役割を果たしたということ。

(iii) 人類の歴史上または現存する文化において、社会、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観設計の分野において、顕著な普遍的価値を持つ文化の証である。:都市としての歴史は紀元前3000年頃で、世界で最も古くから継続的に居住を続けている都市の一つで、ウマイヤ朝の重要な都市であり、中世からの建築物はいくつか残ってはいるものの、ほとんどの建造物は16世紀以降のオスマン帝国時代のものでありますが貴重であるという点。

古都ダマスクスの世界遺産登録基準
基準 内容
(i) ウマイヤ・モスク、要塞、アゼム宮殿など、さまざまな時代の主要な建造物が見られる
(ii) ローマ時代の区画が利用された、最初のイスラム王朝であるウマイヤ朝の首都
(iii) 世界で最も古くから継続的に居住を続けている都市の一つ
(iv) 世界最古のモスクの一つ
(vi) イスラムの歴史において、事件や思想、伝統などと結びついている

危機遺産への登録

2013年、シリア内戦の影響により、古都ダマスカスは危機遺産に登録されました。

シリア内戦は、古都ダマスカスを含むシリアの世界遺産に大きな被害を与えました。

危機遺産に登録されたことで、国際的な協力を得て、古都ダマスクスの保護活動が進められています。

古都ダマスカスは、世界遺産の保護活動によって、再びその輝きを取り戻すことが期待されています。

まとめ

古都ダマスカスは、その歴史的、文化的価値が認められ、1979年に世界遺産に登録されました。

しかし、2013年にシリア内戦の影響により、危機遺産に登録されました。

現在、国際的な協力を得て、古都ダマスクスの保護活動が進められています。

古都ダマスカスは、世界遺産の保護活動によって、再びその輝きを取り戻すことが期待されています。

3. 古都ダマスクスの建築様式と特徴

要約

ウマイヤ・モスク

ウマイヤ・モスクは、ダマスカスを象徴する建造物であり、世界最古のモスクの一つとして知られています。

ウマイヤ・モスクは、715年に完成し、当初はキリスト教の教会として使われていましたが、ダマスカスを支配する国がキリスト教からイスラム教へと変わったことで、イスラム関連施設に改築されました。

ウマイヤ・モスクは、3本のミナレット(塔)や八角系のドームを持つ、典型的なイスラム建築です。

しかし、建物の装飾には、金箔やガラスのモザイク画など、ビザンツ建築の特徴も見られます。これは、ウマイヤ・モスクがかつてキリスト教の教会であったことを示しています。

ウマイヤ・モスクの特徴
項目 内容
建築様式 イスラム建築
特徴 3本のミナレット、八角系のドーム
装飾 金箔、ガラスのモザイク画
歴史 715年に完成、元はキリスト教の教会

城壁

ダマスカスは、城壁に囲まれた街として知られています。

現在の城壁は、13世紀ごろに十字軍の攻撃から街を守るために、イスラム教の国が建て直したものです。

城壁内には、ウマイヤ・モスクをはじめ、多くの歴史的建造物が残されています。

城壁は、ダマスカスの歴史と文化を物語る重要な建造物です。

ダマスクスの城壁
項目 内容
建設時期 13世紀ごろ
目的 十字軍の攻撃から街を守る
特徴 ウマイヤ・モスクなど多くの歴史的建造物を囲む
役割 ダマスカスの歴史と文化を物語る

その他

ダマスカスには、ウマイヤ・モスクや城壁以外にも、多くの歴史的建造物が残されています。

例えば、サラーフッディーン廟、アゼム宮殿、スーク・ハミディーエなどがあります。

これらの建造物は、それぞれ異なる時代の建築様式や文化を反映しており、ダマスカスの歴史と文化の多様性を示しています。

ダマスカスの建築様式は、イスラム建築、ビザンツ建築、ローマ建築など、様々な影響を受けています。

ダマスクスの主な建造物
建造物 特徴
ウマイヤ・モスク 世界最古のモスクの一つ
サラーフッディーン廟 十字軍を撃退した英雄サラーフッディーンの墓
アゼム宮殿 オスマン・トルコ時代の建築物
スーク・ハミディーエ ダマスカス最大の市場
カシオン山 聖書に記される聖地

まとめ

古都ダマスクスの建築様式は、イスラム建築、ビザンツ建築、ローマ建築など、様々な影響を受けています。

ダマスカスを象徴する建造物であるウマイヤ・モスクは、世界最古のモスクの一つであり、イスラム建築とビザンツ建築の特徴を併せ持っています。

ダマスカスは、城壁に囲まれた街であり、城壁内には、ウマイヤ・モスクをはじめ、多くの歴史的建造物が残されています。

これらの建造物は、ダマスカスの歴史と文化を物語る重要な建造物です。

4. 古都ダマスクスの文化と伝統

要約

イスラム文化

ダマスカスは、イスラム文化の中心地として発展してきました。

ダマスカスには、多くのモスクやイスラム教関連の施設があり、イスラム文化が色濃く残っています。

ダマスカスの人々は、イスラム教の教えを忠実に守っており、街の生活様式にもイスラム文化が反映されています。

ダマスカスは、イスラム文化を体験できる街として、世界中から観光客が訪れます。

ダマスクスのイスラム文化
項目 内容
宗教 イスラム教
主な施設 モスク、イスラム教関連施設
生活様式 イスラム教の教えを忠実に守る
特徴 世界中から観光客が訪れるイスラム文化の中心地

キリスト教文化

ダマスカスは、かつてキリスト教の聖地でもありました。

ダマスカスには、キリスト教関連の施設も残っており、キリスト教文化も色濃く残っています。

ダマスカスは、イスラム教とキリスト教が共存する街として知られています。

ダマスカスは、イスラム文化とキリスト教文化が融合した独特な文化を持つ街です。

ダマスクスのキリスト教文化
項目 内容
宗教 キリスト教
主な施設 教会、キリスト教関連施設
特徴 イスラム教とキリスト教が共存する街
歴史 かつてキリスト教の聖地であった

伝統文化

ダマスカスには、伝統的な文化や習慣が数多く残されています。

例えば、スーク(市場)は、ダマスカスの伝統的な文化を体験できる場所です。

ダマスカスの人々は、伝統的な料理や音楽、工芸品を大切に守り続けています。

ダマスカスは、伝統文化が息づく街として、世界中から観光客が訪れます。

ダマスクスの伝統文化
項目 内容
伝統的な文化 スーク(市場)、料理、音楽、工芸品
特徴 伝統文化が息づく街
観光 世界中から観光客が訪れる

まとめ

ダマスカスは、イスラム文化とキリスト教文化が融合した独特な文化を持つ街です。

ダマスカスには、多くのモスクやイスラム教関連の施設、キリスト教関連の施設があり、それぞれの宗教文化が街に影響を与えてきました。

ダマスカスの人々は、伝統的な文化や習慣を大切に守り続けています。

ダマスカスは、歴史と文化が息づく街として、世界中から観光客が訪れます。

5. 古都ダマスクスの観光スポットと名所

要約

ウマイヤ・モスク

ウマイヤ・モスクは、ダマスカスを代表する観光スポットの一つです。

ウマイヤ・モスクは、世界最古のモスクの一つであり、イスラム教の4大聖地の1つに数えられています。

ウマイヤ・モスクは、その壮大な規模と美しい装飾で知られています。

ウマイヤ・モスクは、ダマスカスを訪れる観光客にとって必見の観光スポットです。

ダマスクスの主な観光スポット
スポット 特徴
ウマイヤ・モスク 世界最古のモスクの一つ、イスラム教の4大聖地の1つ
スーク・ハミディーエ ダマスカス最大の市場、伝統的なアラブの雰囲気
サラーフッディーン廟 十字軍を撃退した英雄サラーフッディーンの墓
アゼム宮殿 オスマン・トルコ時代の建築物、民族博物館
カシオン山 聖書に記される聖地、ダマスカスの街を一望できる

スーク・ハミディーエ

スーク・ハミディーエは、ダマスカス最大の市場です。

スーク・ハミディーエは、伝統的なアラブの雰囲気を味わえる場所です。

スーク・ハミディーエでは、様々な商品が販売されています。

スーク・ハミディーエは、ダマスカスの活気を感じることができる場所です。

その他

ダマスカスには、ウマイヤ・モスクやスーク・ハミディーエ以外にも、多くの観光スポットがあります。

例えば、サラーフッディーン廟、アゼム宮殿、カシオン山などがあります。

これらの観光スポットは、それぞれ異なる歴史や文化を物語っており、ダマスカスの魅力を存分に味わえます。

ダマスカスは、歴史と文化の宝庫であり、観光客にとって魅力的な街です。

まとめ

ダマスカスは、世界最古の都市の一つであり、多くの歴史的建造物や文化遺産が残されています。

ダマスカスを代表する観光スポットは、ウマイヤ・モスク、スーク・ハミディーエ、サラーフッディーン廟、アゼム宮殿、カシオン山などがあります。

これらの観光スポットは、それぞれ異なる歴史や文化を物語っており、ダマスカスの魅力を存分に味わえます。

ダマスカスは、歴史と文化の宝庫であり、観光客にとって魅力的な街です。

6. 古都ダマスクスの今後の課題と保護活動

要約

シリア内戦の影響

2011年から続くシリア内戦は、古都ダマスカスを含むシリアの世界遺産に大きな被害を与えました。

内戦によって、多くの建造物が破壊され、文化遺産が失われました。

また、内戦によって、古都ダマスカスの観光産業も大きな打撃を受けました。

シリア内戦は、古都ダマスカスの歴史と文化に大きな影を落としています。

シリア内戦の影響
項目 内容
被害 建造物の破壊、文化遺産の消失
観光産業 大きな打撃
歴史と文化 大きな影を落とす

保護活動

シリア内戦の影響を受けながらも、古都ダマスカスの保護活動は続けられています。

ユネスコや国際的な機関は、古都ダマスカスの保護活動に協力しています。

古都ダマスカスの保護活動は、世界遺産の保護活動の重要性を示しています。

古都ダマスカスの保護活動は、未来の世代に歴史と文化を伝えるために不可欠です。

古都ダマスクスの保護活動
機関 活動内容
ユネスコ 保護活動への協力
国際的な機関 保護活動への協力
目的 世界遺産の保護、未来の世代への継承

今後の課題

古都ダマスクスの今後の課題は、内戦の影響からの復興と、文化遺産の保護です。

古都ダマスカスの復興には、国際的な協力が必要です。

古都ダマスクスの文化遺産の保護には、長期的な視点が必要です。

古都ダマスカスの未来は、保護活動によって左右されます。

古都ダマスクスの今後の課題
課題 内容
復興 国際的な協力が必要
文化遺産の保護 長期的な視点が必要
未来 保護活動によって左右される

まとめ

古都ダマスカスは、シリア内戦の影響を受けて、大きな課題に直面しています。

しかし、古都ダマスカスの保護活動は、国際的な協力によって続けられています。

古都ダマスカスの復興と文化遺産の保護は、今後の重要な課題です。

古都ダマスカスは、世界遺産の保護活動によって、再びその輝きを取り戻すことが期待されています。

参考文献

古都ダマスカス | シリア | 世界遺産オンラインガイド

シリアの世界遺産「古代都市ダマスカス」とは?首都として …

古代都市ダマスカス – Wikipedia

ダマスクス – 世界史の窓

古都ダマスクス(シリア・アラブ共和国) | 世界遺産マイスターの …

古都ダマスクス(ことダマスクス)とは? 意味や使い方 – コトバンク

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