ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス広場とは?世界遺産についての解説

ナンシーの広場
広場名 特徴 建造物 文化的意義
スタニスラス広場 フランス最古の国王広場 市庁舎、裁判所、ナンシー美術館、オペラ座 啓蒙主義に基づいた都市計画の象徴
カリエール広場 スタニスラス広場の北側に位置する細長い広場 ロレーヌ官邸、ロレーヌ公宮殿、オテル・ド・クラオン 騎士道に則った馬術などの競技が行われていた歴史を持つ
アリアンス広場 スタニスラス広場の東側に位置する小さな広場 アリアンスの噴水 フランス王家とロレーヌ公家の同盟を象徴する

1. ナンシーの歴史と世界遺産登録

要約

ナンシーの歴史

フランス北東部、ロレーヌ地方の中心都市ナンシーは、かつてロレーヌ公国(959〜1766年)の首都として栄えていました。11世紀にロレーヌ公ゲラルト1世が建設した城砦を起源とし、城下町が発展して城郭都市として整備されました。13世紀にはシャンパーニュ伯継承戦争中の1218年に神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世によって破壊され、ロレーヌ公フェリー3世によって新しい城郭都市の建設が開始されました。この城郭都市を中心に発展したのが旧市街です。16世紀には大砲に対応するために周囲に稜堡(城壁や要塞から突き出した堡塁)を設置して星形要塞に改造され、南東に拡張されてカリエール広場が建設されました。この広場では騎士道に則った馬術などの競技が行われ、周囲には貴族の宮殿が立ち並んだという。一例がロレーヌ公宮殿です。

16~17世紀にかけて旧市街の城壁の南に新市街が建設され、ナンシーは南北にふたつの星形要塞が連なる堅固な城郭都市となりました。旧市街には中世の、城壁で隔てられた新市街にはルネサンス様式の街並みが展開しました。しかし、17世紀に三十年戦争(1618~48年)をはじめとする戦争が相次いで町は荒廃。18世紀はじめ、ロレーヌ公レオポルト1世はロレーヌの建築家エマニュエル・エレや彫刻家バルテルミー・ギバル、金具職人ガブリエル=ジェルマン・ボフランといった建築家や芸術家を招聘して町を修復・再興しました。

1737年から1766年までロレーヌ公国を治めたのは、ポーランド王であったスタニスラス・レシチニスキーです。彼はフランス王ルイ15世の義父であり、ポーランド王位を追われてフランスに亡命していました。スタニスラスは、ナンシーを理想郷に造り変えることを思い描き、都市の整備を行いました。

スタニスラスは、旧市街と新市街を結ぶように位置する、バロック様式のロレーヌ公の宮殿などがあるカリエール広場、スタニスラス広場、バロック様式の噴水があるアリアンス広場を1752年から1756年にかけて建設しました。これは近代的な都市計画によって設計されたもので、凱旋門や彫像、噴水を備えた権威あるバロック様式の建造物が並び、庶民が公共施設へと容易にアクセスできるという構造になっています。

ナンシーの歴史
時代 出来事
11世紀 ロレーヌ公ゲラルト1世が城砦を建設
13世紀 神聖ローマ皇帝フリードリヒ2世によって破壊され、新しい城郭都市が建設
16世紀 周囲に稜堡を設置して星形要塞に改造
17世紀 三十年戦争で荒廃
18世紀 ロレーヌ公レオポルト1世が修復・再興
1737〜1766年 ロレーヌ公スタニスラス・レシチニスキーが都市整備
1752〜1756年 スタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場が建設

世界遺産登録

ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場は、1983年にユネスコの世界遺産に登録されました。登録された理由は、中世期の旧市街と16世紀から17世紀にかけての新しい市街を統一しようと設計された広場の文化的価値が認められたからです。

この都市計画は、啓蒙主義の思想に基づいた合理性と機能性に富んだもので、景観的にも卓越した都市空間を生み出しました。スタニスラスは、住民のために設計された都市計画の中でも最も古く、特徴的な例として評価されています。

ナンシーの3つの広場は、独特な芸術作品が並ぶという人類の創造的才能を示す傑作であるという点でも評価されています。

スタニスラス広場は、フランス最古の国王広場であり、106メートル×124メートルの広大な広場に足を踏み入れると、その優雅な雰囲気にうっとりとさせられます。中央にはスタニスラス公の像が立ち、広場の周囲はバロック様式の市庁舎や裁判所、ナンシー美術館などの壮麗な建物が囲んでいます。

世界遺産登録基準
基準 内容
登録基準(i) 人類の創造的才能を示す傑作
登録基準(iv) 啓蒙君主が公共の建築物と空間を作り出した近代的な都市計画

ナンシーの都市計画

ナンシーの都市計画は、旧市街と新市街を統一し、住民のための機能的な都市空間を創出することを目指していました。スタニスラス広場は、その中心となる広場であり、周囲には市庁舎、裁判所、美術館、劇場などの公共施設が配置されました。

広場は、バロック様式とロココ様式を融合させた建築様式で設計され、美しい景観を作り出しています。広場を取り囲む建物は、ほぼ同じ高さで統一されており、広場全体に調和が生まれています。

スタニスラス広場は、住民が自由に集い、交流できる空間として設計されました。広場には、噴水や彫刻が設置され、人々の憩いの場となっています。

スタニスラス広場は、フランスの都市計画のモデルとなり、後のパリの都市計画にも影響を与えました。

ナンシーの都市計画
目的 内容
旧市街と新市街の統一 スタニスラス広場を建設し、周囲に公共施設を配置
住民のための機能的な都市空間の創出 広場を自由に集い、交流できる空間として設計
美しい景観の創造 バロック様式とロココ様式を融合させた建築様式で設計

まとめ

ナンシーは、中世から近代にかけて、戦争や政治的な混乱を経験してきました。しかし、ロレーヌ公スタニスラスの都市計画によって、ナンシーは美しい街へと生まれ変わりました。

スタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場は、ナンシーの都市計画の象徴であり、住民のための機能的な都市空間を創出するという啓蒙主義の思想を体現しています。

これらの広場は、バロック様式とロココ様式を融合させた建築様式で設計され、美しい景観を作り出しています。

ナンシーの都市計画は、フランスの都市計画のモデルとなり、後のパリの都市計画にも影響を与えました。

2. スタニスラス広場の特徴と魅力

要約

スタニスラス広場

スタニスラス広場は、ナンシーの都市計画の中心となる広場であり、1752年から1756年にかけて建設されました。当初はルイ15世の像があり、「国王広場」と呼ばれていましたが、フランス革命でルイ15世像が破壊され、19世紀になってスタニスラス公の銅像が設置されたため、「スタニスラス広場」と呼ばれるようになりました。

スタニスラス広場は、フランス最古の国王広場であり、106メートル×124メートルの広大な広場に足を踏み入れると、その優雅な雰囲気にうっとりとさせられます。中央にはスタニスラス公の像が立ち、広場の周囲はバロック様式の市庁舎や裁判所、ナンシー美術館などの壮麗な建物が囲んでいます。

この広場を特徴づけているのは、なんといっても6ヵ所に設けられたロココ様式の金属細工で彩られた鉄柵です。これらの装飾は金具工芸職人ジャン・ラムールが手掛けたもので、重厚感と華やかさをあわせもった豪華絢爛な鉄柵は目を見張るほどの美しさです。

なかでもシンボル的存在のネプチューンの噴水と金装飾の門は、力強さと優雅さが調和した見事な芸術作品です。

スタニスラス広場
特徴 内容
面積 106メートル×124メートル
中心 スタニスラス公の像
周囲 バロック様式の市庁舎、裁判所、ナンシー美術館、オペラ座
鉄柵 6ヵ所にロココ様式の金属細工で彩られた鉄柵
噴水 ネプチューンの噴水とアンフィトリテの噴水

スタニスラス広場の建築

スタニスラス広場は、ナンシー生まれの建築家エマニュエル・エレによって設計されました。エレは、バロック様式とロココ様式を融合させた建築様式を用いて、広場を取り囲む建物を設計しました。

広場を取り囲む建物は、ほぼ同じ高さで統一されており、広場全体に調和が生まれています。市庁舎、裁判所、ナンシー美術館、オペラ座など、それぞれの建物は、バロック様式の壮麗な建築様式で設計されています。

広場の入り口と広場の四隅に建つ鉄格子の門は、天才金具工芸師ジャン・ラムールの作で、広場を囲む建築と見事に融合しています。錬鉄製の格子は金色に塗られ、渦巻き模様や花形模様に囲まれた紋章が輝き、そのデザインの優美さと繊細さに魅了されます。

スタニスラス広場は、エレとラムールの指揮のもとに作られた広場建築の傑作です。

スタニスラス広場の建築
建築家 内容
エマニュエル・エレ バロック様式とロココ様式を融合させた建築様式で設計
ジャン・ラムール 重厚感と華やかさをあわせもった豪華絢爛な鉄柵
ジャン・ジラルデ 市庁舎の天井画や壁画

スタニスラス広場の噴水

スタニスラス広場には、ネプチューンの噴水とアンフィトリテの噴水の2つの噴水があります。

ネプチューンの噴水は、広場の北西に位置し、ローマ神話の海神ネプトゥヌス(ギリシア神話のポセイドン)とその妻サラーキア(ギリシア神話のアムピトリーテー)らの彫刻が立ち並んでいます。

アンフィトリテの噴水は、広場の北東に位置し、こちらもローマ神話の海神ネプトゥヌス(ギリシア神話のポセイドン)とその妻サラーキア(ギリシア神話のアムピトリーテー)らの彫刻が立ち並んでいます。

これらの噴水は、力強さと優雅さが調和した見事な芸術作品であり、スタニスラス広場の魅力を高めています。

スタニスラス広場の噴水
噴水 内容
ネプチューンの噴水 ローマ神話の海神ネプトゥヌスとその妻サラーキアらの彫刻
アンフィトリテの噴水 ローマ神話の海神ネプトゥヌスとその妻サラーキアらの彫刻

まとめ

スタニスラス広場は、フランス最古の国王広場であり、バロック様式とロココ様式を融合させた建築様式で設計された美しい広場です。

広場を取り囲む建物は、ほぼ同じ高さで統一されており、広場全体に調和が生まれています。

広場には、ネプチューンの噴水とアンフィトリテの噴水の2つの噴水があり、力強さと優雅さが調和した見事な芸術作品です。

スタニスラス広場は、世界遺産にも登録されている美しい広場でありながら、地元の人々の憩いの場でもあり、今も生きている世界遺産です。

3. カリエール広場の歴史と建造物

要約

カリエール広場の歴史

カリエール広場は、スタニスラス広場の北側に位置する細長い広場です。この広場は、18世紀に整備されたものですが、その起源は16世紀に遡り、当時は馬上槍試合なども行われていました。

「カリエール」は英語の「キャリア」と同源で「経歴」を意味し、ここでキャリアを積んだことから命名されたという。

カリエール広場は、スタニスラス広場と同様に、バロック様式とロココ様式を融合させた建築様式で設計されています。

広場の中央部分は並木が立ち並ぶ通路で、南北はジャン・ラムールの鉄柵門で区分されています。広場の北はロレーヌ官邸、南はエレ門が占めており、東西の建物の多くは2~3階建ての新古典主義様式のファサードで統一されています。

カリエール広場の歴史
時代 出来事
16世紀 馬上槍試合などが行われていた
18世紀 スタニスラスによって整備
現在 ロレーヌ官邸、ロレーヌ公宮殿、オテル・ド・クラオンなどがある

カリエール広場の建造物

カリエール広場には、ロレーヌ官邸、ロレーヌ公宮殿、オテル・ド・クラオンなど、歴史的な建造物が立ち並んでいます。

ロレーヌ官邸は、もともとロレーヌ公宮殿の一部で、周辺のロレーヌ歴史博物館やポルテリー(ゲートハウス)、パレ庭園(宮殿庭園)なども宮殿の施設でした。18世紀はじめにロレーヌ公レオポルト1世がパリのルーヴル宮殿を目指して建設を開始しましたがまもなく中止され、スタニスラスの時代の1751年に再開されました。

デザインはエマニュエル・エレで、ファサードの1階にはイオニア式、2階にはコリント式をアレンジした円柱が配され、バルテルミー・ギバルの彫刻が立ち並んでいます。建物の東西には重厚なコロネード(水平の梁で連結された列柱廊)が伸びており、パヴィヨン・エレと呼ばれる建物と結ばれている。このコロネードが広場と外を分ける門の役割を果たしています。2棟のパヴィヨン・エレもエマニュエル・エレの設計です。

カリエール広場を囲む建物のうち、特徴的なものとしてオテル・ド・クラオンが挙げられます。広場の南東に位置し、現在ナンシー高等裁判所が入っている建物で、こちらもエマニュエル・エレの設計です。この正面、広場の南西には商業用のパビリオンがあり、ほぼ同じデザインで対称に立っています。ふたつの建物は小さな門でエレ門と結ばれており、これも広場の境を形成しています。

カリエール広場の建造物
建造物 内容
ロレーヌ官邸 ロレーヌ公宮殿の一部で、現在はロレーヌ歴史博物館
ロレーヌ公宮殿 18世紀はじめに建設開始、スタニスラスの時代に再開
オテル・ド・クラオン 現在ナンシー高等裁判所が入っている建物

カリエール広場の魅力

カリエール広場は、スタニスラス広場に比べて、静かで落ち着いた雰囲気の広場です。

広場の周囲には、歴史的な建造物が立ち並んでおり、歴史を感じることができます。

広場の中央部分は並木が立ち並ぶ通路になっており、散歩をするのに最適です。

カリエール広場は、スタニスラス広場とは異なる魅力を持つ広場です。

カリエール広場の魅力
魅力 内容
静かで落ち着いた雰囲気 スタニスラス広場に比べて静かで落ち着いた雰囲気
歴史的な建造物 ロレーヌ官邸やロレーヌ公宮殿などの歴史的な建造物が立ち並ぶ
散歩に最適 広場の並木が立ち並ぶ通路は散歩に最適

まとめ

カリエール広場は、スタニスラス広場に隣接する細長い広場です。

かつては馬上槍試合などが行われていた場所で、現在はロレーヌ官邸やロレーヌ公宮殿などの歴史的な建造物が立ち並んでいます。

広場は、バロック様式とロココ様式を融合させた建築様式で設計されており、静かで落ち着いた雰囲気の広場です。

カリエール広場は、スタニスラス広場とは異なる魅力を持つ広場であり、ナンシーの歴史を感じることができます。

4. アリアンス広場の文化的意義とイベント

要約

アリアンス広場の歴史

アリアンス広場は、スタニスラス広場の数百メートル東に位置する比較的小さな広場です。中央に噴水があることから、噴水広場とも呼ばれています。

アリアンスとはフランス語で同盟を意味し、「同盟広場」と呼ばれています。フランス王家とロレーヌ公家が同盟したことを象徴している広場です。

この広場は、1751年にスタニスラスが公爵家の畑を広場にしたもので、1756年に長年の宿敵であるフランス・ブルボン家とオーストリア・ハプスブルク家が同盟(アリアンス)を結んだことを記念して命名されました。

広場の周囲も新古典主義様式の建物で統一され、中央に彫刻家ポール=ルイス・シフレによるアリアンスの噴水が設置されました。また、周辺に貴族や資本家らが邸宅を建設し、高級住宅街に発展しました。

アリアンス広場の歴史
時代 出来事
1751年 スタニスラスが公爵家の畑を広場にした
1756年 フランス・ブルボン家とオーストリア・ハプスブルク家が同盟を結んだことを記念して命名
現在 高級住宅街に発展

アリアンス広場の噴水

アリアンス広場の噴水は、バロック様式で造られた噴水で、ライン川、スヘルデ川、マース川を擬人化した三老人の彫像がオベリスク(古代エジプトで神殿の前に立てられた石碑)を支え、頂部にはラッパを吹く天使が立っています。

このアイデアとデザインは巨匠ジャン・ロレンツォ・ベルニーニによるローマのナヴォーナ広場(世界遺産)の四大河の噴水から得ています。

噴水は、アリアンス広場のシンボル的存在であり、広場に華やかさを添えています。

噴水は、フランス王家とロレーヌ公家の同盟を象徴するものであり、歴史的な意味合いも持っています。

アリアンス広場の噴水
噴水 内容
アリアンスの噴水 ライン川、スヘルデ川、マース川を擬人化した三老人の彫像がオベリスクを支え、頂部にはラッパを吹く天使が立っている

アリアンス広場の文化的意義

アリアンス広場は、スタニスラス広場やカリエール広場に比べて、小規模な広場ですが、文化的意義は非常に高いです。

この広場は、フランス王家とロレーヌ公家の同盟を象徴するものであり、歴史的な意味合いを持っています。

また、広場周辺には、貴族や資本家らが邸宅を建設し、高級住宅街に発展しました。

アリアンス広場は、ナンシーの歴史と文化を伝える重要な場所です。

アリアンス広場の文化的意義
意義 内容
フランス王家とロレーヌ公家の同盟を象徴 歴史的な意味合いを持つ
高級住宅街 周辺に貴族や資本家らが邸宅を建設し、高級住宅街に発展

まとめ

アリアンス広場は、スタニスラス広場やカリエール広場に比べて、小規模な広場ですが、フランス王家とロレーヌ公家の同盟を象徴する重要な場所です。

広場の中央には、バロック様式の噴水があり、広場に華やかさを添えています。

周辺には、貴族や資本家らが邸宅を建設し、高級住宅街に発展しました。

アリアンス広場は、ナンシーの歴史と文化を伝える重要な場所であり、観光客だけでなく、地元の人々にとっても大切な場所です。

5. 世界遺産に登録されるまでの過程

要約

世界遺産登録の基準

ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場は、世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録されました。

登録基準(i)ナンシーの3つの広場は、独特な芸術作品が並ぶという人類の創造的才能を示す傑作であるという点。

登録基準(iv)ナンシーの3つの広場は、啓蒙君主が公共の建築物と空間を作り出した近代的な都市計画であり、住民のために設計された都市計画の中でも最も古く、特徴的であるということ。

これらの基準を満たすことで、ナンシーの3つの広場は、世界遺産に登録されました。

世界遺産登録基準
基準 内容
登録基準(i) 人類の創造的才能を示す傑作
登録基準(iv) 啓蒙君主が公共の建築物と空間を作り出した近代的な都市計画

世界遺産登録までの道のり

ナンシーの3つの広場は、1983年に世界遺産に登録されました。

登録されるまでには、長い年月と多くの人の努力が必要でした。

ナンシーの3つの広場は、フランスの都市計画のモデルとして、世界的に評価されています。

世界遺産に登録されたことで、ナンシーの3つの広場は、世界中から観光客が訪れる場所となりました。

世界遺産登録までの道のり
出来事
1983年 世界遺産に登録

世界遺産登録の影響

世界遺産に登録されたことで、ナンシーの3つの広場は、世界中から観光客が訪れる場所となりました。

観光客の増加は、ナンシーの経済活性化に貢献しました。

また、世界遺産登録は、ナンシーの3つの広場の保存と修復にも役立っています。

世界遺産登録は、ナンシーにとって大きな転換期となりました。

世界遺産登録の影響
影響 内容
観光客増加 世界中から観光客が訪れる場所となった
経済活性化 観光客の増加は、ナンシーの経済活性化に貢献
保存と修復 世界遺産登録は、ナンシーの3つの広場の保存と修復にも役立っている

まとめ

ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場は、1983年に世界遺産に登録されました。

登録された理由は、中世期の旧市街と16世紀から17世紀にかけての新しい市街を統一しようと設計された広場の文化的価値が認められたからです。

世界遺産登録は、ナンシーの3つの広場の保存と修復にも役立っています。

世界遺産登録は、ナンシーにとって大きな転換期となりました。

6. ナンシーの広場と周辺の観光スポット

要約

周辺の観光スポット

ナンシーには、スタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場の他に、多くの観光スポットがあります。

ナンシー美術館は、スタニスラス広場の西側に位置する美術館です。1936年に拡張されてナポレオン1世が持ち込んだ膨大なコレクションを収蔵する美術館となりました。

ロレーヌ公宮殿は、カリエール広場の北側に位置する宮殿です。現在はロレーヌ歴史博物館として公開されています。

ナンシー大聖堂は、スタニスラス広場の南側に位置する大聖堂です。ゴシック様式の美しい建築様式で、観光客だけでなく、地元の人々にとっても大切な場所です。

周辺の観光スポット
観光スポット 内容
ナンシー美術館 スタニスラス広場の西側に位置する美術館
ロレーヌ公宮殿 カリエール広場の北側に位置する宮殿
ナンシー大聖堂 スタニスラス広場の南側に位置する大聖堂

ナンシーのグルメ

ナンシーには、美味しいレストランやカフェがたくさんあります。

スタニスラス広場のそばには、カフェ・デュ・コマースというカフェがあります。

グラン・オテル・デ・ラ・レーヌには、ルイ15世様式の家具とバカラのシャンデリアで飾られたレストラン「ル・スタニスラス」があります。

ナンシーは、フランス料理だけでなく、地元の伝統料理も楽しめる街です。

ナンシーのグルメ
レストラン 内容
カフェ・デュ・コマース スタニスラス広場のそばにあるカフェ
ル・スタニスラス グラン・オテル・デ・ラ・レーヌにあるレストラン

ナンシーのイベント

ナンシーでは、一年を通して様々なイベントが開催されています。

夏の夜には、スタニスラス広場を舞台に音と光のショーが開催されます。

クリスマスシーズンには、スタニスラス広場に巨大なクリスマスツリーが飾られます。

ナンシーは、活気のある街であり、イベントを通して、街の文化を感じることができます。

ナンシーのイベント
イベント 内容
音と光のショー 夏の夜にスタニスラス広場を舞台に開催
クリスマスツリー クリスマスシーズンにスタニスラス広場に飾られる

まとめ

ナンシーは、スタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス広場の3つの広場以外にも、多くの観光スポットがあります。

ナンシー美術館、ロレーヌ公宮殿、ナンシー大聖堂など、歴史的な建造物や美術館があります。

ナンシーは、美味しいレストランやカフェがたくさんあり、地元の伝統料理も楽しめます。

ナンシーは、一年を通して様々なイベントが開催され、活気のある街です。

参考文献

【世界遺産】ナンシーのスタニスラス・アリアンス広場の魅力 …

ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス …

ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス …

ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス …

世界遺産に登録された ナンシー スタニスラス広場 世界で4番目 …

ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス …

ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場、アリアンス …

ナンシーのスタニスラス広場、カリエール広場及びアリアンス …

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【世界遺産】あまりにも芸術的、フランス・ナンシーの …

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