1. トリットボールってどんなスポーツ?
1-1. 新感覚のチームスポーツ!トリットボールとは
トリットボールは、近年注目を集めている新しいチームスポーツです。 3人対3人でネットを挟んでボールを打ち合うという点ではバレーボールに似ていますが、1回の攻撃で3回までボールを触ることができるなど、独自のルールが存在します。戦略性が高く、頭脳と体力を両方使うスポーツとして、年齢や性別を問わず幅広い層に親しまれています。
1-2. トリットボールの歴史と発展
トリットボールはまだ歴史の浅いスポーツであり、2011年に考案されました。考案者はバレーボール経験者で、バレーボールの楽しさをより多くの人に体験してほしいという思いから、新しいスポーツを開発することを決意したと言われています。近年では競技人口も増え続け、全国大会や国際大会も開催されるなど、着実に発展を遂げています。
2. 基本的なルールと試合の流れ
2-1. トリットボールのルール
トリットボールのコートは、バドミントンのダブルスコートと同じ大きさです。ネットの高さは2メートル10センチで、ネットを越えてボールを相手コートに返していきます。3回以内で相手コートに返球しなければならない点はバレーボールと同様ですが、トリットボールでは1人のプレーヤーが3回連続でボールを触っても良いという点が異なります。また、サーブは必ずアンダーハンドで行う必要があります。
2-2. 試合の流れ
試合は1セット15点先取で行われ、2セット先取したチームが勝利となります。サーブ権はラリーごとに交代し、相手コートにボールを落とすか、相手チームがルール違反を犯すと得点が入ります。試合中はポジションチェンジがないため、サーブ順に沿ってローテーションを行い、全員が全てのポジションを経験します。
3. トリットボールの魅力と特徴
3-1. 誰でも気軽に楽しめる!
トリットボールは、バレーボールよりもネットが低く、1人で3回までボールを触ることができるため、初心者でもラリーが続きやすいのが特徴です。また、コートがバドミントンのダブルスコートと同じ大きさなので、体育館であればどこでもプレイすることができる点も魅力の1つです。
3-2. 戦略性が高く、頭脳を使うスポーツ!
トリットボールでは、ポジションチェンジがないため、サーブ順に沿ってローテーションを行います。そのため、全てのプレーヤーが全てのポジションを経験することになり、攻撃と守備の両方をバランスよく鍛えることができます。また、1人で3回までボールを触れるルールにより、攻撃のバリエーションも豊富です。状況に応じて攻撃方法を使い分ける必要があるため、頭脳を使うスポーツだと言えるでしょう。
4. トリットボールに必要な道具と服装
4-1. トリットボールに必要な道具
トリットボールに必要な道具は、ボール、ネット、そしてコートです。ボールはトリットボール専用のものが販売されており、バレーボールよりも一回り小さいサイズです。ネットはバドミントンのネットと同じものを使用できますが、高さを2メートル10センチに調節する必要があります。コートはバドミントンのダブルスコートと同じ大きさなので、体育館であればラインを引くだけで準備完了です。
4-2. トリットボールに適した服装
トリットボールは、激しい動きを伴うスポーツです。そのため、動きやすい服装であることが重要です。具体的には、Tシャツやスポーツウェア、ハーフパンツなどが適しています。また、体育館シューズは底が滑りにくいものを選びましょう。
5. トリットボールを始めるには?
5-1. 友人や家族を誘って
トリットボールは、3人対3人で行うスポーツです。まずは友人や家族を誘って、一緒に始めてみるのがおすすめです。人数が足りない場合は、地域のサークルやスポーツクラブに参加してみるのも良いでしょう。
5-2. 体験会に参加してみる
トリットボールに興味はあるけれど、ルールがよくわからないという方は、体験会に参加してみるのがおすすめです。全国各地で定期的に体験会が開催されているため、まずは気軽に体験してみてはいかがでしょうか。トリットボールの楽しさを実感できるはずです。
6. トリットボールの将来性と発展
6-1. 競技人口の増加と普及活動
トリットボールは、2011年の誕生からわずか数年で競技人口が急増しています。その背景には、誰でも気軽に楽しめるスポーツであるという点に加え、関係者による積極的な普及活動が挙げられます。全国各地で体験会や講習会が開催され、トリットボールの魅力が広く発信されています。
6-2. 今後の展望
トリットボールは、2022年に国際トリットボール連盟が設立されるなど、国際的な普及も視野に入れています。また、将来的にはオリンピックの正式種目入りを目指すという目標も掲げています。競技人口の増加や関係者の努力により、トリットボールは今後もさらなる発展を遂げていくことが期待されます。