スイングトレードとは?経済用語について説明

スイングトレードの取引スタイル比較
取引スタイル 取引期間 主な特徴 メリット デメリット
スイングトレード 数日から数週間 中長期的なトレンド分析 時間的余裕が持てる
大きな利益を狙える
取引コストを抑えられる
値動きを予測するのが難しい
損失のリスクが高い
精神的な負担が大きい
デイトレード 1日 日中の値動きを捉える 短期間で利益を狙える
損失を限定しやすい
時間的制約が大きい
精神的な負担が大きい
取引コストがかかりやすい
スキャルピング 数秒から数分 短期的な値動きを捉える 短期間で利益を狙える
損失を限定しやすい
時間的制約が大きい
精神的な負担が大きい
取引コストがかかりやすい
ポジショントレード 数ヶ月から数年 長期的なトレンド分析 時間的余裕が持てる
大きな利益を狙える
リスクを分散しやすい
値動きを予測するのが難しい
損失のリスクが高い
精神的な負担が大きい
長期投資 数年以上 企業の成長や経済全体の発展を見据える 時間的余裕が持てる
安定した利益を狙える
リスクを分散しやすい
値動きを予測するのが難しい
損失のリスクが高い
精神的な負担が大きい

1. スイングトレードの基本

要約

スイングトレードとは?

スイングトレードとは、数日から数週間という短い期間で売買を完結させる投資手法です。短期売買の投資手法に分類されるものですが、\”スキャルピング\”や\”デイトレード\”に比べると期間が長いのが特徴です。上昇トレンド(または下降トレンド)に乗って利益を伸ばすときに使ったり、相場が転換しそうなときに逆張りして利益を狙うときに使われる手法となります。また、スイングトレードは短期売買が基本なので、企業情報などを元にする\”ファンダメンタルズ分析\”よりもチャートなどの値動きを使った\”テクニカル分析\”が重要視される取引となります。

スイングトレードとよく比較される手法として\”デイトレード\”があります。どちらも短期売買の投資手法ではあるものの、取引を完結させるまでの期間が異なります。スイングトレードは\”数日~数週間\”に対して、デイトレードは\”1日\”で取引を完結させます。デイトレードは基本的に翌日に持ち越すことはありませんから、翌日大きな下落が始まった場合でも損失を抱える心配はありません。

一方でスイングトレードの場合は翌日以降に持ち越すこともよくあるので、悪材料等が出て大きな下落があると損失を抱えてしまうおそれがあります。ほかには、トレンドが続く場合、スイングトレードでは利益を伸ばすことをできますが、デイトレードはその日のうちに完結しているので利益を伸ばすことはできません。

スイングトレードとデイトレードの比較
項目 スイングトレード デイトレード
取引期間 数日から数週間 1日
主な特徴 中長期的なトレンド分析 日中の値動きを捉える
メリット 時間的余裕が持てる
大きな利益を狙える
取引コストを抑えられる
短期間で利益を狙える
損失を限定しやすい
デメリット 値動きを予測するのが難しい
損失のリスクが高い
精神的な負担が大きい
時間的制約が大きい
精神的な負担が大きい
取引コストがかかりやすい

スイングトレードのやり方

スイングトレードは、相場の流れに乗ることが重要なので順張りが基本となります。上昇トレンドの場合は\”安く買って高く売る\”、下降トレンドの場合は\”高く売って安く買う\”ことで利益を狙っていきます。このときに相場の流れをつかむ方法として\”テクニカル分析\”があります。

テクニカル分析は、簡単に説明するとチャートを使って今後の値動きを分析するものです。スイングトレードを行うにあたって、チャートを読む力は非常に重要なポイントになるので覚えておくようにしましょう。また、トレンドが転換しそうなときは逆張りでスイングトレードをすることもあります。

たとえば、上昇トレンドから下降トレンドに転換しそうな場合は\”売り\”、下降トレンドから上昇トレンドに転換しそうな場合は\”買い\”という取引をして、転換して利益が出たら決済するという流れです。スイングトレードは数日から数週間で取引を完結させるので、時には含み損を抱えてしまうこともあります。

それが一時的な含み損なら良いのですが、損失が拡大してしまうようなケースもあります。ですから、あらかじめ\”利益確定\”や\”損切り\”についての売買ルールを決めておくと良いでしょう。スイングトレードのような短期売買の場合、買いたいときに買えるか、売りたいときに売れるか、というのが重要なポイントになります。その判断基準となるのが\”流動性\”です。

スイングトレードにおけるトレンドの種類
トレンド 特徴
上昇トレンド 株価が上昇傾向にある
下降トレンド 株価が下降傾向にある
横ばいトレンド 株価が一定の範囲内で推移している

スイングトレードの銘柄選び

流動性が高い銘柄は、比較的いつでも売買することができるのでスイングトレードには向いていると言えますが、流動性が低い銘柄は、出ている注文が少なかったりするので、いつでも売買できるとは限りません。ですから、スイングトレードの銘柄選びをするときは、流動性は高いかを確認して選ぶのが良いでしょう。

流動性の高低を判断する基準は\”出来高(売買高)\”です。基本的に\”出来高が多い=流動性が高い\”、\”出来高が少ない=流動性が低い\”となりますので、出来高ランキング上位の銘柄は流動性が高いと判断することができます。

但し、好材料などが発表されて、一時的に出来高が急増するようなケースもあります。そのため、出来高を確認する場合は\”コンスタントに出来高があるかどうか\”を確認するようにしましょう。

流動性の判断基準
基準 説明
出来高 1日の売買量が多いほど流動性が高い
時価総額 企業の価値を示す指標。大きいほど流動性が高い

まとめ

スイングトレードは、数日から数週間という短い期間で取引を完結させる投資手法です。デイトレードと比較して、取引期間が長く、大きな値幅を狙うことができます。また、相場の流れに乗る\”順張り\”と、相場の転換点を狙う\”逆張り\”という2つの基本的な考え方があります。

スイングトレードでは、テクニカル分析が重要となります。チャート分析や移動平均線などの指標を活用することで、売買のタイミングを見極めることができます。また、流動性の高い銘柄を選ぶことも重要です。

さらに、事前に\”利益確定\”と\”損切り\”のルールを決めておくことで、リスク管理を行い、安定した取引を行うことができます。

2. スイングトレードのメリット

要約

時間的余裕が持てる

長期投資の場合は、将来の株価を予想する必要があるので、企業の業績や財務状況をもとにその銘柄を分析する必要があります。いわゆる\”ファンダメンタルズ分析\”です。スイングトレードは短期売買なので将来の株価よりも目先の値動きが重要となります。

そのため、\”ファンダメンタルズ分析\”は必要とせず、チャートを使って値動きを分析する\”テクニカル分析\”が重要視されます。デイトレードはその日のうちに売買を完結させるので、小さな値動きも見逃すことができません。そのため、基本的には相場に張り付いて値動きを監視する必要があります。

スイングトレードの場合は数日から数週間程度で売買を完結させるので、小さな値動きはあまり気にする必要もなくなります。

利益を伸ばせる可能性が高い

デイトレードは1日で取引を完結させるので一度で狙える利益は限られてしまいます。一方でスイングトレードは、数日から数週間で取引を完結させる手法なので、うまくトレンドにのれば一度で大きな利益を狙うこともできます。

手数料を抑えられる

スイングトレードの特徴は、デイトレードやスキャルピングに比べると、取引回数が少ない点です。よって、パソコン画面に映るチャート画面に張り付かなくてもよいと言えます。時間的な余裕を持った取引ができるのが魅力です。

デイトレードやスキャルピングの取引では、1日に何度も取引を行うため、パソコン画面にある程度張り付く必要があります。少し目を離した隙に、株価が下がるなど、相場の急変の可能性もあるためです。

一方、スイングトレードは、数日から数週間の間で日をまたぐ取引であるため、比較的余裕をもって取り組むことができるのが魅力です。仕事や家事の関係で、1日中画面に張り付くのが難しい状況であれば、スイングトレードを行うとよいでしょう。

スイングトレードは、デイトレードやスキャルピングと比べて、取引数そのものが軽減されるため、資金効率が良いという魅力があります。取引回数が多いということは、その分、手数料がかかります。手数料も蓄積されると、大きな額となる場合があるので、注意が必要です。しかし、スイングトレードの場合は、数日から数週間の中で数回手数料が発生する投資方法であるため、デイトレードやスキャルピングよりも手数料を抑えることができます。

まとめ

スイングトレードは、デイトレードやスキャルピングに比べて、取引回数が少なく、時間的余裕を持って取り組めるというメリットがあります。また、一度に大きな利益を狙うことができるため、デイトレードよりも大きなリターンを得られる可能性があります。

さらに、取引回数が少ないため、手数料を抑えることも可能です。

3. スイングトレードのデメリット

要約

値動きを予測するのは難しい

スイングトレードは高度なファンダメンタルズ分析は必要としませんが、チャートなどを使って値動きを予測する必要はあります。ただ、値動きを予測するのは簡単なことではありません。

株価はさまざまな要因で動きますので、時には想定外の値動きをすることもあります。

損失のリスクは避けられない

また、想定外の値動きをすることで損失を被ることもあります。デイトレードの場合は1日で取引を完結させるので、そこまで損失を拡大することはありませんが、スイングトレードの場合は数日~数週間にわたって持ち越すこともあるので、損失が拡大してしまうケースもあります。

ですから、事前に売買ルールを決めて、機械的に損切りを行うことも重要なポイントになります。

精神的な負担が大きい

スイングトレードは、数日から数週間まで、時間的余裕をもってトレードする点です。しかし、時間的な余裕を持てるのはメリットとなる反面、リスクにもなりえます。

たとえば、東京証券取引所(東証)は15時に閉場します。日本の夕方に閉場した時間以降に、海外で何らかのネガティブなニュースが報道されて、海外の取引所での売りが先行する場合があります。

結果、翌日朝に東証が開場する時間までに、含み損が発生してしまうこともありえるのです。スイングトレードは、日をまたいだり、週をまたいだりするため、それが不安へと繋がり、ストレスが大きくなってしまうというデメリットがあります。

まとめ

スイングトレードは、値動きを予測することが難しく、損失のリスクを伴う投資手法です。また、数日から数週間という期間で取引を行うため、想定外の値動きや悪材料によって損失が拡大してしまう可能性もあります。

さらに、スイングトレードでは、損切りが難しい状況が往々にしてあります。そのため、事前に売買ルールを決めて、機械的に損切りを行うことが重要です。

スイングトレードは、デイトレードに比べて、時間的な余裕を持って取り組める反面、精神的な負担が大きくなる可能性があります。

4. スイングトレードの成功の秘訣

要約

チャート分析をマスターする

スイングトレードのコツは、チャートを見ながらトレンドを掴むことです。チャート分析とは、テクニカル分析とも呼ばれます。株価の将来の値動きを、過去の価格や出来高などの動きから予測するのがチャート分析です。

トレンドとは、株価の大きな動きのことを指します。トレンドには以下3種類があります。上昇トレンドとは、細かく上下しながらも一定期間上がっていく流れです。下降トレンドとは、逆に、細かく上下しつつ一定期間下がっていく流れのことを指します。一定の範囲内で上下しながら、横ばいで推移している状況をボックストレンドと呼びます。

スイングトレードのコツは、この3つを見極めることです。上昇トレンドが発生したら買い、継続中のボックス相場では保持、下降トレンドで波が終わったら売って、利益を出して行きます。

代表的なチャートパターン
パターン 特徴
ヘッドアンドショルダー 上昇トレンドの終わりを示す逆転パターン
ダブルトップ/ダブルボトム 2回のピークまたは谷がほぼ同じレベルで形成されるパターン
トライアングル 価格が収束する形で形成され、ブレイクアウト後に大きな動きが期待されるパターン

移動平均線を活用する

スイングトレードを成功させるコツの2つ目は、移動平均線を読み解き、強力な売買のサインを見つけることです。移動平均線が右肩上がりであれば、上昇トレンド、右肩下がりであれば下降トレンドと分析できます。

移動平均線とは、一定期間の株価から平均値を割り出し、その平均値の動きを折れ線グラフで表したものです。一定期間とは、主に3種類あります。日足チャート(1日1本のローソク足を並べたチャート)では、5日移動平均線、25日移動平均線、75日移動平均線などがよく利用されます。

これらの3本が右肩上がりになっていれば、強い上昇トレンドであることを示します。また、上昇トレンドとなっているときは、株価が移動平均線の上で推移していることが多く、反対に下降トレンドとなっている際は、株価が移動平均線の下で推移します。

スイングトレードで利益を出すには、移動平均線の動きを注視することが大切です。

移動平均線の種類
種類 説明
単純移動平均線(SMA) 指定した期間の終値の平均を取ったもの
指数平滑移動平均線(EMA) 最新の価格により重みを置いた平均

リスク管理を徹底する

スイングトレードに向いている銘柄は、流動性の高い銘柄です。流動性が高い銘柄とは、1日の出来高が多い銘柄のことです。出来高が多いとは、その銘柄を売り買いする人の数が潤沢であることを示します。

潤沢であれば、買いたいタイミングですぐに買えますし、売りたいタイミングですぐ売ることもできます。時価総額が小さい銘柄は、売買量が少なく、株価が変動しやすい傾向があります。

そういったものは避けて、時価総額300億以上の銘柄を選べば、安定した値動きをするため、トレードもしやすいと考えられます。

リスク管理のポイント
ポイント 説明
ストップロス注文 一定の損失が発生した際に自動的にポジションを閉じる仕組み
資金管理 全資金を一度に投入せず、分割して投資する
ポジションサイズ 1回の取引で購入する株数や金額を適切に設定する
市場の動向チェック 経済指標の発表や企業の決算発表など、市場に影響を与えるイベントを事前に把握する
感情のコントロール 冷静な判断を下すために、事前に取引ルールを決め、それを厳守する

まとめ

スイングトレードで成功するためには、チャート分析をマスターし、移動平均線などの指標を活用することが重要です。また、流動性の高い銘柄を選び、リスク管理を徹底することが大切です。

特に、損切りは、大きな損失を防ぐために必須です。事前に損切りラインを設定し、機械的に実行することで、感情的な判断による損失拡大を防ぐことができます。

さらに、スイングトレードでは、トレンドの強弱を見極めることが重要です。移動平均線の傾きや角度を参考に、トレンドの勢いを判断しましょう。

5. スイングトレードとデイトレードの違い

要約

取引期間

スイングトレードは、数日から数週間という期間で取引を完結させる手法です。一方、デイトレードは、1日のうちに取引を完結させる手法です。

スイングトレードは、デイトレードよりも長い期間で取引を行うため、相場の大きな動きを捉えることができます。また、デイトレードのように、常にチャートに張り付く必要がないため、時間的な余裕を持って取引できます。

スイングトレードとデイトレードの比較
項目 スイングトレード デイトレード
取引期間 数日から数週間 1日
主な特徴 中長期的なトレンド分析 日中の値動きを捉える
メリット 時間的余裕が持てる
大きな利益を狙える
取引コストを抑えられる
短期間で利益を狙える
損失を限定しやすい
デメリット 値動きを予測するのが難しい
損失のリスクが高い
精神的な負担が大きい
時間的制約が大きい
精神的な負担が大きい
取引コストがかかりやすい

分析手法

スイングトレードでは、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析の両方を活用することが多いです。テクニカル分析は、チャートパターンや指標を使って、過去の価格データから将来の値動きを予測する方法です。

一方、デイトレードでは、短期間での価格変動に焦点を当て、テクニカル分析が主に用いられます。ファンダメンタルズ分析は、企業の業績や経済状況などの情報を分析する方法です。

リスクとリターン

スイングトレードは、デイトレードよりもリスクが低く、安定したリターンが期待できます。しかし、デイトレードは、短期間での高頻度取引がリスクを増大させる可能性があります。

まとめ

スイングトレードとデイトレードは、取引期間、分析手法、リスクとリターンの面で大きな違いがあります。

スイングトレードは、時間的な余裕を持って、比較的安定したリターンを狙うことができます。一方、デイトレードは、短期間での高頻度取引で大きな利益を狙うことができますが、リスクも大きくなります。

自分の投資スタイルやリスク許容度に合わせて、適切な手法を選ぶことが重要です。

6. スイングトレードの実践に役立つツール

要約

チャート分析ツール

スイングトレードでは、チャート分析が非常に重要です。チャート分析ツールを使うことで、株価の動きを視覚的に確認でき、今後の価格変動を予測する助けとなります。

代表的なチャート分析ツールには、トレーディングビューやMetaTraderなどがあります。これらのツールは、様々なインジケーター(指標)を表示できるため、テクニカル分析に非常に役立ちます。

代表的なチャート分析ツール
ツール 説明
トレーディングビュー 様々なインジケーターを表示できるチャート分析ツール
MetaTrader FX取引に特化したチャート分析ツール

テクニカル指標

移動平均線や相対力指数(RSI)などのテクニカル指標を使用することも重要です。移動平均線は、一定期間の平均価格をラインで表示するもので、トレンドの方向性を把握するのに役立ちます。

例えば、短期移動平均線が長期移動平均線を上回る\”ゴールデンクロス\”は買いシグナルとされます。一方、RSIは、相場の\”買われ過ぎ\”や\”売られ過ぎ\”を示す指標で、0から100の範囲で表示されます。RSIが70を超えると買われ過ぎ、30を下回ると売られ過ぎと判断されます。

代表的なテクニカル指標
指標 説明
移動平均線 一定期間の平均価格をラインで表示する指標
相対力指数(RSI) 相場の買われ過ぎや売られ過ぎを示す指標
ストキャスティクス 現在の価格が一定期間の高値と安値の間でどの位置にあるかを示す指標
ボリンジャーバンド 移動平均線とその上下に設定された標準偏差の範囲を示すバンド

ニュースフィードと経済カレンダー

ニュースフィードや経済カレンダーも重要なツールです。これらを活用することで、株価に影響を与えるイベントやニュースをタイムリーに把握できます。

例えば、企業の決算発表や経済指標の発表などは株価に大きな影響を与えるため、これらの情報を事前にチェックすることが必要です。Yahoo!ファイナンスやBloombergといったニュースサイトは、最新の情報を提供してくれます。

まとめ

スイングトレードでは、チャート分析ツール、テクニカル指標、ニュースフィード、経済カレンダーなどを活用することで、より効果的に取引を行うことができます。

これらのツールを適切に使いこなすことで、市場の動向を把握し、売買のタイミングを見極めることができます。

参考文献

スイングトレードとは? 手法やコツを初心者向けに解説|Ig証券

スイングトレードとは何か?わかりやすく解説 | ZAi探

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