観葉植物:ドラセナ・グローカルについて説明

ドラセナグローカルの栽培方法まとめ
項目 内容
置き場所 直射日光が当たらない明るい場所
温度管理 夏は日差しが強いので、夏以外の時期に外へ出してあげましょう。
耐寒性も優れていますが、雪や霜に長時間触れると凍傷してしまうので注意が必要です。
用土 水はけ、水もちのバランスの良い土を選び、市販の観葉植物培養土を使用するのがおすすめです。
水やり 土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。
明るい環境では、土が乾いたら染み出すまでたっぷり水をあげ、暗い環境では、通常よりも水を少なめにあげましょう。
5月~9月の乾燥する時期は、葉水も忘れずに行いましょう。
水をためすぎると根腐れを起こしてしまうので、土が乾いてから水やりをするようにしましょう。
肥料 生育期の5~9月の間に、緩効性化成肥料を2ヶ月に1回ほど与えるようにします。
肥料の与えすぎは、逆に弱らせてしまう可能性があるので、土の量や株の大きさに対する規定量から、やや少なめに施肥するのがおすすめです。
晩秋から冬にかけては、肥料を与えないようにしましょう。
病気 比較的病気にかかりにくい植物ですが、まれにハダニやワタムシが発生することがあります。
害虫 発生した場合は、シャワーできれい洗い流す、水気と残った虫をタオルでふき取る、薬剤散布などを行いましょう。
予防 こまめな葉水と、風通しの良い場所に置くことが大切です。

1. ドラセナグローカルの特徴とは

要約

ドラセナグローカルの名前の由来

ドラセナグローカルは、正式名称をコルディリネ・ストリクター・グランディスといい、オーストラリア北部原産のセンネンボクを園芸用に品種改良した観葉植物です。学名にある「グランディス」はラテン語で「偉大」「大きい」「成長した」という意味を持ち、大きく成長するドラセナグローカルにはぴったりの名前ですよね!

ドラセナグローカルは、その名前の通り、ドラセナ属の植物です。ドラセナ属は、熱帯アジアや熱帯アフリカに約160種が自生している常緑樹で、葉っぱの形や模様、太さや色など、その特徴は様々です。

ドラセナ・マッサンゲアナは、太い幹を持ち、ハワイでは『玄関に飾ると幸せが舞い込む』という言い伝えがあることから、幸せの木という別名があります。

ドラセナグローカルの名前の由来
学名 コルディリネ・ストリクター・グランディス
由来 オーストラリア北部原産のセンネンボクを園芸用に品種改良した観葉植物
意味 ラテン語で「偉大」「大きい」「成長した」

ドラセナグローカルの特徴

ドラセナグローカルは、耐陰性、耐寒性、そして生育の早さという3つの特徴を持ち合わせています。

耐陰性があるため、日当たりの悪い場所でも育てることができます。ただし、明るい場所に置くよりも根腐れや状態が悪化するリスクが高くなります。

耐寒性も優れており、0度から3度までなら外でも越冬できます。ただし、雪や霜に長時間触れている状態だと凍傷してしまいます。

生育が早く、まっすぐ上に伸びる姿から、仕事運が向上する植物とも言われています。

ドラセナグローカルの特徴
特徴 説明
耐陰性 日当たりの悪い場所でも育てることができる
耐寒性 0度から3度までなら外でも越冬できる
生育の早さ 生育が早く、まっすぐ上に伸びる姿から、仕事運が向上する植物とも言われています。

ドラセナグローカルの見た目

ドラセナグローカルは、目に優しい深緑色で高級感や格好良さがあります。

あまり幅の取らない樹形や暗所にもしっかり対応できる生命力がありますので、場所はあまり選ばずに配置できます。

お部屋の隅や比較的狭いスペース、目隠しなどにも使用でき、お客様にも人気があります。

ドラセナグローカルの見た目
特徴 説明
目に優しい深緑色
樹形 あまり幅の取らない樹形
生命力 暗所にも対応できる生命力がある

まとめ

ドラセナグローカルは、オーストラリア北部原産のセンネンボクを園芸用に品種改良した観葉植物です。

耐陰性、耐寒性、生育の早さという3つの特徴を持ち合わせており、深緑色の葉が特徴です。

その見た目から、高級感や格好良さを感じることができ、場所を選ばずに置くことができます。

2. ドラセナグローカルの栽培方法

要約

置き場所

ドラセナグローカルは、直射日光が当たらないレースカーテン越しなどの明るい環境がおすすめです。

直射日光の強い場所に置いてしまうと過度な熱により葉焼けを起こしてしまい枯れる原因になります。

耐陰性も優れていることから暗い環境に置いても育ちますが、明るい環境に置くよりも根腐れや状態が悪化するリスクが高くなります。

長持ちさせたい方は1日の何時間かは明るい場所に移動させてあげると良いでしょう。

置き場所
場所 説明
最適な場所 直射日光が当たらないレースカーテン越しなどの明るい環境
注意 直射日光の強い場所に置いてしまうと葉焼けを起こしてしまい枯れる原因になります。
耐陰性も優れていることから暗い環境に置いても育ちますが、明るい環境に置くよりも根腐れや状態が悪化するリスクが高くなります。
長持ちさせたい方は1日の何時間かは明るい場所に移動させてあげると良いでしょう。

温度管理

ドラセナグローカルは、外で育てることはできますが、夏は日差しが強いので夏以外の時期に外へ出してあげましょう。

耐寒性も優れており0度から3度までなら外でも越冬することは可能ですが、雪や霜に長時間触れている状態だと凍傷してしまいます。

エアコンなどの風が直接当たる場所にはなるべく置かないようにしましょう。

置いてしまうと過度に乾燥し短時間で傷んでしまいます。またハダニなどの虫が付着する可能性が高くなり植物の状態に大きく影響するので避けた方が良いでしょう。

温度管理
季節 説明
外で育てることはできますが、夏は日差しが強いので夏以外の時期に外へ出してあげましょう。
耐寒性も優れており0度から3度までなら外でも越冬できますが、雪や霜に長時間触れている状態だと凍傷してしまいます。
エアコンなどの風が直接当たる場所にはなるべく置かないようにしましょう。
置いてしまうと過度に乾燥し短時間で傷んでしまいます。またハダニなどの虫が付着する可能性が高くなり植物の状態に大きく影響するので避けた方が良いでしょう。

用土

ドラセナグローカルは、水はけ、水もちのバランスの良い土を好みます。

配合する場合は、「赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂もしくはパーライト1」などの比率がいいでしょう。

市販の観葉植物培養土でも問題ありません。

用土
種類 説明
おすすめ 水はけ、水もちのバランスの良い土
配合例 赤玉土(小粒)6:腐葉土3:川砂もしくはパーライト1
市販 市販の観葉植物培養土でも問題ありません。

まとめ

ドラセナグローカルは、直射日光が当たらない明るい場所で管理するのがおすすめです。

夏は日差しが強いので、夏以外の時期に外へ出してあげましょう。

耐寒性も優れていますが、雪や霜に長時間触れると凍傷してしまうので注意が必要です。

水はけ、水もちのバランスの良い土を選び、市販の観葉植物培養土を使用するのがおすすめです。

3. ドラセナグローカルの水やりのポイント

要約

水やりの頻度

ドラセナグローカルは、土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。

明るい環境に置く場合は、土が乾いたら染み出すまでたっぷり水をあげましょう。

暗い環境に置く場合は、通常よりも水を少なめにあげ、乾いてから何日か経過してから給水します。

真っ暗な環境に置いている場合は、土下から水が染み出さないくらいで大丈夫です。

水やりの頻度
環境 水やりの頻度
明るい環境 土が乾いたら染み出すまでたっぷり水をあげる
暗い環境 通常よりも水を少なめにあげ、乾いてから何日か経過してから給水する
真っ暗な環境 土下から水が染み出さないくらいで大丈夫

葉水

葉っぱの表面に霧吹きをしてあげましょう。

5月~9月の乾燥する時期はなるべく多めに葉水をしてあげるようにしましょう。

葉水のメリットは、植物が潤い元気が保てる、埃がつきにくくなる、虫の防虫防除になるなどがあります。

葉水
時期 説明
5月~9月 乾燥する時期はなるべく多めに葉水をする
メリット 植物が潤い元気が保てる、埃がつきにくくなる、虫の防虫防除になる

水やりの注意点

水をためすぎてしまうと、根腐れし葉がどんどん茶色く変色し気づいたら真っ黒になってしまいます。

根腐れの場合は対処方法が残念ながらありません。

土が乾いたらあげるの鉄則を守りましょう。

水やりの注意点
状態 説明
根腐れ 水をためすぎてしまうと、根腐れし葉がどんどん茶色く変色し気づいたら真っ黒になってしまいます。
根腐れの場合は対処方法が残念ながらありません。
鉄則 土が乾いたらあげるの鉄則を守りましょう。

まとめ

ドラセナグローカルは、土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。

明るい環境では、土が乾いたら染み出すまでたっぷり水をあげ、暗い環境では、通常よりも水を少なめにあげましょう。

5月~9月の乾燥する時期は、葉水も忘れずに行いましょう。

水をためすぎると根腐れを起こしてしまうので、土が乾いてから水やりをするようにしましょう。

4. ドラセナグローカルの葉の変色の対処法

要約

葉が茶色く変色した場合

ドラセナグローカルの葉が茶色く変色した場合、考えられる原因は、水切れ、根腐れ、葉焼け、寒さなどです。

水切れの場合は、バケツに水を汲み、根から吸わせてあげることにより復活する可能性があります。

根腐れの場合は、残念ながら対処方法はありません。

葉焼けの場合は、直射日光の当たらない場所に移動させてください。

葉が茶色く変色した場合
原因 対処法
水切れ バケツに水を汲み、根から吸わせてあげる
根腐れ 対処方法なし
葉焼け 直射日光の当たらない場所に移動させる
寒さ 暖かい場所に移動させる

葉が黄色くなった場合

ドラセナグローカルの葉が黄色くなった場合は、日照不足が考えられます。

最低でも1週間に4~5時間は、日光もしくは照明の明かりを使って光に当てるようにしましょう。

葉が黄色くなった場合
原因 対処法
日照不足 最低でも1週間に4~5時間は、日光もしくは照明の明かりを使って光に当てる

葉が黒くなった場合

ドラセナグローカルの葉が黒くなった場合は、根腐れが考えられます。

根腐れは、土中の水分が多すぎると、根が吸水しきれず、土に隙間ができません。

その結果、酸素不足になって根が腐ってしまいます。

根腐れを起こした場合は、残念ながら対処方法はありません。

葉が黒くなった場合
原因 対処法
根腐れ 対処方法なし

まとめ

ドラセナグローカルの葉が茶色く変色した場合、水切れ、根腐れ、葉焼け、寒さなどが考えられます。

葉が黄色くなった場合は、日照不足が考えられます。

葉が黒くなった場合は、根腐れが考えられます。

葉の変色に気がついたら、原因を突き止め、適切な対処を行いましょう。

5. ドラセナグローカルの病気と害虫の予防方法

要約

病気

ドラセナグローカルは、比較的病気にかかりにくい植物ですが、まれにハダニやワタムシが発生することがあります。

ハダニは、葉の表面に蜘蛛の巣のような糸をひきます。

ワタムシは、葉の表面に埃のような白い物体がつきます。

病気
病気 症状
ハダニ 葉の表面に蜘蛛の巣のような糸をひく
ワタムシ 葉の表面に埃のような白い物体がつく

害虫

ハダニやワタムシが発生した場合は、シャワーできれい洗い流す、水気と残った虫をタオルでふき取る、薬剤散布などを行いましょう。

薬剤は、ホームセンターで売られている「オルチオン」や「マシン油」などを水と割って使用します。

害虫
対処法 説明
シャワー シャワーできれい洗い流す
タオル 水気と残った虫をタオルでふき取る
薬剤 ホームセンターで売られている「オルチオン」や「マシン油」などを水と割って使用する

予防方法

ハダニやワタムシの発生を防ぐためには、こまめな葉水と、風通しの良い場所に置くことが大切です。

葉水は、植物が潤い元気が保てる、埃がつきにくくなる、虫の防虫防除になるなど、多くのメリットがあります。

毎日一回くらい葉水ができれば理想です。

予防方法
方法 説明
葉水 こまめな葉水
置き場所 風通しの良い場所に置く

まとめ

ドラセナグローカルは、比較的病気にかかりにくい植物ですが、まれにハダニやワタムシが発生することがあります。

発生した場合は、シャワーできれい洗い流す、水気と残った虫をタオルでふき取る、薬剤散布などを行いましょう。

予防方法としては、こまめな葉水と、風通しの良い場所に置くことが大切です。

6. ドラセナグローカルの肥料の与え方

要約

肥料の種類

ドラセナグローカルは、生育期の5~9月の間に、緩効性化成肥料を2ヶ月に1回ほど与えるようにします。

肥料の与えすぎは逆に弱らせてしまう可能性があるので、土の量や株の大きさに対する規定量から、やや少なめに施肥するのがおすすめです。

肥料の種類
種類 説明
緩効性化成肥料 生育期の5~9月の間に、2ヶ月に1回ほど与える
注意点 肥料の与えすぎは逆に弱らせてしまう可能性があるので、土の量や株の大きさに対する規定量から、やや少なめに施肥するのがおすすめです。

肥料の与え方

肥料は、根や幹から少し離して置きましょう。

液体肥料は、速効性に優れており、10~14日に1回与えます。

肥料の与え方
方法 説明
置き方 根や幹から少し離して置く
液体肥料 速効性に優れており、10~14日に1回与える

肥料の与えない時期

晩秋から冬にかけて肥料を与えてしまうと、肥料焼けといって、土の中の肥料の濃度が高くなって、根っこの中の水分が奪われ、根っこが枯れてしまいます。

気温が下がりドラセナが休眠期に入っていたり、生長期であっても必要以上に肥料を与えすぎると、肥料焼けをして枯れてしまうので、注意が必要です。

肥料の与えない時期
時期 説明
晩秋から冬 肥料を与えてしまうと、肥料焼けといって、土の中の肥料の濃度が高くなって、根っこの中の水分が奪われ、根っこが枯れてしまいます。
気温が下がりドラセナが休眠期に入っていたり、生長期であっても必要以上に肥料を与えすぎると、肥料焼けをして枯れてしまうので、注意が必要です。

まとめ

ドラセナグローカルは、生育期の5~9月の間に、緩効性化成肥料を2ヶ月に1回ほど与えるようにします。

肥料の与えすぎは、逆に弱らせてしまう可能性があるので、土の量や株の大きさに対する規定量から、やや少なめに施肥するのがおすすめです。

晩秋から冬にかけては、肥料を与えないようにしましょう。

参考文献

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