アッコ旧市街とは？世界遺産についての解説

アッコ旧市街の概要
項目	内容
位置	イスラエル北西部
歴史	紀元前3000年から現在まで
主な支配勢力	フェニキア人、プトレマイオス朝エジプト、ローマ帝国、イスラム勢力、十字軍、マムルーク朝、オスマン帝国
世界遺産登録年	2001年
登録基準	(ii)(iii)(v)
主な観光スポット	十字軍の町、ジャッザール・モスク、アッコ城壁、スーク
アクセス	ハイファからバスまたは鉄道でアクセス

1. アッコ旧市街の歴史と文化
2. アッコ旧市街の建造物と特徴
3. アッコ旧市街の世界遺産登録に至る経緯
4. アッコ旧市街の観光スポットとおすすめ情報
5. アッコ旧市街の地域住民と暮らし
6. アッコ旧市街の未来と課題について考察

1. アッコ旧市街の歴史と文化

アッコの歴史：古代から十字軍時代まで

アッコはイスラエル北西部に位置する港湾都市で、紀元前3000年頃から人が住んでいた形跡が残っています。地中海交易で栄えたフェニキア人の時代から、プトレマイオス朝エジプト、ローマ帝国、イスラム勢力、十字軍など、様々な国々や勢力に支配されてきました。12～13世紀の十字軍時代には、キリスト教の勢力とイスラム教徒の勢力が激しく争い、一時期はエルサレム王国の首都になるほどでしたが、1291年にアッコは陥落しました。

その後はイスラム王朝のマムルーク朝、オスマン帝国に支配されるようになり、現在の町並みは18～19世紀に再建されたものです。アッコは、ヨーロッパと中東・アジアの中間地点に位置する重要港であったことから、歴代の多くの勢力が攻略を試み、この都市に歴史を刻んできました。

紀元前3世紀にはギリシャ人の入植が始まり、紀元前333年にはアレクサンダー大王が硬貨の鋳造場を設立しました。アレクサンダー大王の死後にはエジプト発の勢力、その後にはローマ帝国による統治と続きます。後にはアラブ勢力、十字軍、マムルーク朝、オスマン帝国、イギリスと次々と異なる勢力の支配下に置かれます。

1799年には失敗に終わるもナポレオンもアッコの略奪を試みています。アッコは、歴史の激動の中で、様々な文化が融合し、独自の文化を育んできたと言えるでしょう。

アッコの歴史における主な支配勢力
時代	支配勢力
紀元前15～8世紀	フェニキア人
紀元前3世紀～	プトレマイオス朝エジプト
紀元前1世紀～	ローマ帝国
7世紀～	イスラム勢力
12～13世紀	十字軍
1291年～1517年	マムルーク朝
1517年～1918年	オスマン帝国
1918年～1948年	イギリス
1948年～現在	イスラエル

オスマン帝国時代の都市整備

1517年にマムルーク朝が滅びると、アッコはオスマン帝国によって統治されました。18世紀にはザーヒル・ウマルやジャッザール・パシャといった中央から半ば自立した有力者による支配のもと、城塞の修復や公共施設の建設などの都市整備が進められました。

18世紀はヨーロッパとレヴァントを結ぶ東地中海交易が再び盛んとなった時期で、貿易港であったアッコも発展しました。旧市街に残るオスマン時代の町並みはこの時期に整備されたもので、当時の繁栄やオスマン帝国における地方有力者の強大な権力を物語っています。

アッコ旧市街は、オスマン帝国時代のモスクや隊商宿、公衆浴場などが残っているだけでなく、地下には十字軍時代の遺構がそのまま残っていて、世界でも稀に見る都市構造を持っているという点で評価されています。

アッコ旧市街は、地上にオスマン帝国時代の各種建築物が残っているだけでなく、地下により古い十字軍時代の大規模な遺構が現存していることが確認されていることから、歴史的な価値が高いとされています。

オスマン帝国時代の都市整備
時期	内容
18世紀	城塞の修復、公共施設の建設
18世紀後半	東地中海交易の拠点として発展
18～19世紀	現在の町並みの再建

アッコとバハーイー教

アッコは、バハーイー教の聖地ともなっています。バハーイー教の創始者であるバハーウッラーは、オスマン政府により流刑となりアッコで没し葬られたため、バハーイー教ではアッコは聖地とされています。

アッコ周辺にはバハーイー教の施設が点在していますが、これらは「ハイファと西ガリラヤのバハーイー教聖地群」として別の世界遺産に登録されています。

バハーイー教は、19世紀にペルシャで生まれた宗教で、世界平和と人類の統一を理想としています。バハーイー教徒は、アッコを聖地として崇拝し、世界中から多くの巡礼者が訪れます。

アッコは、イスラム教、キリスト教、ユダヤ教に加え、バハーイー教という新たな宗教の影響も受け、多様な文化が融合した街と言えるでしょう。

バハーイー教とアッコ
内容	説明
バハーイー教の聖地	バハーイー教の創始者バハーウッラーが流刑され、没した場所
ハイファと西ガリラヤのバハーイー教聖地群	アッコ周辺のバハーイー教施設が登録されている世界遺産

まとめ

アッコは、紀元前からの長い歴史を持つ街で、様々な文化が融合し、独自の文化を育んできました。特に、十字軍時代とオスマン帝国時代の影響が強く、現在もその痕跡を見ることができます。

アッコは、地中海に面した重要な港町として、東西交易の中心地として栄え、様々な文化が交錯する場所でした。

アッコは、歴史的建造物だけでなく、バハーイー教の聖地としても知られており、宗教的な側面も持ち合わせています。

アッコは、歴史と文化の宝庫であり、世界遺産に登録されるにふさわしい街と言えるでしょう。

2. アッコ旧市街の建造物と特徴

アッコ城壁

アッコ旧市街を訪ねてまず驚かされるのが、とても幅広く豪快に残る城壁と堀です。一部は稜堡式になっていて、その堅固さがうかがえます。城壁の上は歩くことができ、アッコの新市街の景色を楽しむことができます。

城壁に付属する塔は歴史博物館になっています。館内には出土品やアッコに伝わる装飾品、果ては近年まで使われていた昔懐かしい家庭用品のコレクションまで、アッコにまつわる多種多様な展示品が並べられています。

アッコの城壁は、十字軍時代、マムルーク朝時代、オスマン帝国時代と、様々な時代の建築様式が混在しており、歴史の変遷を物語っています。

城壁は、アッコ旧市街を外部からの攻撃から守る役割を果たし、街の重要な防衛施設でした。

アッコ城壁の特徴
特徴	説明
幅	広く豪快
構造	一部は稜堡式
用途	城壁の上は歩行可能
付属施設	歴史博物館

ジャッザール・モスク

北から世界遺産アッコに入ると、しばらくして正面に青緑色の丸い屋根が見えてきます。これが、1781年にオスマン帝国にアッコの支配者ジャッザール・アフマド・バッシャーによって建てられたジャッザール・モスクです。

内部もアラベスク模様の装飾などが見事で、ムハンマドの頭髪なども保管されているとか。イスラエル領内では、公表されている限りエルサレムを除けば最大のモスクといわれています。

もともとはユダヤ教のシナゴーグだったそうで、歴史の皮肉を感じさせる世界遺産スポットです。ジャッザール・モスクは、アッコ旧市街の代表的な建造物であり、オスマン帝国時代の建築様式を良く表しています。

ジャッザール・モスクは、アッコの歴史と文化を象徴する建造物であり、観光客にとって必見のスポットです。

ジャッザール・モスクの特徴
特徴	説明
建築時期	1781年
建築様式	オスマン帝国様式
内部装飾	アラベスク模様
保管物	ムハンマドの頭髪とされるもの
規模	イスラエル領内ではエルサレムを除けば最大

十字軍の町

アッコ旧市街の地下には、12世紀ごろに十字軍が築いた巨大な地下都市空間が広がっています。1104年に第1回十字軍の指導者の1人であるボードゥアン1世がアッコの街を占領すると、エルサレム王国の首都およびパレスチナの中心都市として整備されました。

1229年にホスピタル騎士団の支配下となりましたが、イスラム勢力のアイユーブ朝やマムルーク朝の反撃に遭います。13世紀後半になると、アッコは十字軍国家に残された数少ない重要拠点となりました。

アッコ旧市街にあるこの巨大な地下遺構は、1950年代に発見されました。しかし地上に人が住んでいたため、発掘が始まるまでには40年ほども要しました。

十字軍により建てられた建築物が単体ではなく、街全体として残っているのは世界でもこのアッコの旧市街だけといわれているんですよ！今でも夏になると。この場所はコンサート会場としても利用されている貴重な世界遺産。複雑なイスラエル周辺の歴史を学ぶためにも、世界遺産アッコの十字軍の遺構を訪ねてみてください。

十字軍の町の概要
内容	説明
建築時期	12世紀
発見時期	1950年代
規模	街全体
用途	コンサート会場としても利用

まとめ

アッコ旧市街は、城壁、モスク、地下都市など、様々な歴史的建造物が残っており、その特徴は、十字軍時代とオスマン帝国時代の建築様式が混在している点にあります。

アッコ旧市街は、歴史的な建造物だけでなく、現代の生活も息づく街であり、その対比が魅力の一つです。

アッコ旧市街は、歴史と文化の融合を体感できる場所であり、世界遺産として高い価値を持つと言えるでしょう。

アッコ旧市街は、歴史と文化の宝庫であり、世界遺産に登録されるにふさわしい街と言えるでしょう。

3. アッコ旧市街の世界遺産登録に至る経緯

世界遺産登録基準

アッコ旧市街は、2001年にユネスコの世界遺産リスト（文化遺産）に登録されました。

登録基準は、(ii)卓越した普遍的価値を示す建築様式、技術、芸術的要素、または文化的統合を体現する建造物群、(iii)過去のある期間または文化圏において、人類の価値観を表現する建築様式、技術、記念物、都市計画、景観の優れた例、(v)特定の文化または文明の伝統、または世界における特定の文化圏の相互作用を表現する、伝統的な人間の居住地、土地利用、または海洋利用の優れた例、の3つです。

アッコ旧市街は、これらの基準を満たすことで、世界遺産に登録されました。

アッコ旧市街は、世界遺産に登録されることで、その歴史的価値と文化的価値が国際的に認められました。

世界遺産登録基準
基準	説明
(ii)	卓越した普遍的価値を示す建築様式、技術、芸術的要素、または文化的統合を体現する建造物群
(iii)	過去のある期間または文化圏において、人類の価値観を表現する建築様式、技術、記念物、都市計画、景観の優れた例
(v)	特定の文化または文明の伝統、または世界における特定の文化圏の相互作用を表現する、伝統的な人間の居住地、土地利用、または海洋利用の優れた例

登録に至るまでの経緯

アッコ旧市街は、1950年代に地下に十字軍時代の都市遺跡が発見されたことをきっかけに、世界遺産登録に向けて動き出しました。

イスラエル政府は、アッコ旧市街の保存と保護に力を入れてきました。

2001年にユネスコの世界遺産委員会によって、アッコ旧市街は世界遺産に登録されました。

アッコ旧市街は、世界遺産に登録されることで、観光客の増加や経済効果が見込まれ、街の活性化に繋がると期待されています。

世界遺産登録後の取り組み

アッコ旧市街は、世界遺産に登録された後も、その歴史的価値と文化的価値を維持するために、様々な取り組みが行われています。

イスラエル政府は、アッコ旧市街の保存と保護に力を入れており、歴史的建造物の修復や整備を進めています。

また、アッコ旧市街の観光客向けの情報提供や、地域住民への意識啓蒙活動なども行われています。

アッコ旧市街は、世界遺産として、その歴史と文化を未来へ継承していくための取り組みが続けられています。

まとめ

アッコ旧市街は、世界遺産登録基準を満たすことで、世界遺産に登録されました。

アッコ旧市街は、世界遺産登録によって、その歴史的価値と文化的価値が国際的に認められ、街の活性化に繋がると期待されています。

アッコ旧市街は、世界遺産として、その歴史と文化を未来へ継承していくための取り組みが続けられています。

4. アッコ旧市街の観光スポットとおすすめ情報

アッコ旧市街の見どころ

アッコ旧市街の見どころは、城壁、モスク、地下都市など、様々な歴史的建造物です。

特に、十字軍の町は、地下に広がる巨大な空間で、当時の街並みを垣間見ることができます。

ジャッザール・モスクは、オスマン帝国時代の建築様式を良く表しており、内部の装飾も見事です。

アッコ旧市街は、歴史と文化の融合を体感できる場所であり、世界遺産として高い価値を持つと言えるでしょう。

アッコ旧市街の主な観光スポット
スポット	説明
十字軍の町	地下に広がる十字軍時代の都市遺跡
ジャッザール・モスク	オスマン帝国時代のモスク
アッコ城壁	街を囲む城壁
スーク	アラブの雰囲気が漂う市場

観光のポイント

アッコ旧市街は、それほど広くないので、徒歩で回ることができます。

旧市街には、多くのレストランやカフェがあるので、食事や休憩を楽しむことができます。

アッコ旧市街は、歴史的な建造物だけでなく、現代の生活も息づく街であり、その対比が魅力の一つです。

アッコ旧市街は、歴史と文化の融合を体感できる場所であり、世界遺産として高い価値を持つと言えるでしょう。

観光のポイント
ポイント	説明
徒歩での散策	旧市街はそれほど広くないので徒歩で回れる
食事	多くのレストランやカフェがある
歴史と現代の対比	歴史的な建造物と現代の生活が共存している

アクセス情報

アッコ旧市街へは、ハイファからバスまたは鉄道でアクセスできます。

ハイファまでは、テルアビブから快速列車で1時間前後です。

アッコのバス停または駅からは、徒歩かタクシーで旧市街に向かいます。

アッコ旧市街は、イスラエルの主要都市からアクセスしやすい場所にあります。

アクセス情報
交通手段	所要時間
ハイファからのバス	約1時間
ハイファからの鉄道	約30分
テルアビブからの快速列車	約1時間

まとめ

アッコ旧市街は、歴史と文化の宝庫であり、世界遺産に登録されるにふさわしい街と言えるでしょう。

アッコ旧市街は、歴史的な建造物だけでなく、現代の生活も息づく街であり、その対比が魅力の一つです。

アッコ旧市街は、歴史と文化の融合を体感できる場所であり、世界遺産として高い価値を持つと言えるでしょう。

アッコ旧市街は、歴史と文化の宝庫であり、世界遺産に登録されるにふさわしい街と言えるでしょう。

5. アッコ旧市街の地域住民と暮らし

アッコの住民

アッコ旧市街は、イスラエル独立後もパレスチナ人が多く住んでおり、アラブ文化が色濃く残っています。

アッコの住民は、観光客に対してフレンドリーで、街の雰囲気は穏やかです。

アッコ旧市街は、イスラエルとパレスチナの文化が共存する街であり、その多様性が魅力の一つです。

アッコ旧市街は、歴史と文化の融合を体感できる場所であり、世界遺産として高い価値を持つと言えるでしょう。

アッコ旧市街の住民
民族	説明
パレスチナ人	イスラエル独立後も多く住んでいる
アラブ文化	色濃く残っている
観光客への対応	フレンドリー

アッコの暮らし

アッコ旧市街は、歴史的な建造物が残る一方で、現代の生活も営まれています。

アッコ旧市街には、多くの商店やレストランがあり、地元の人々の生活を垣間見ることができます。

アッコ旧市街は、歴史と現代が調和した街であり、その対比が魅力の一つです。

アッコ旧市街は、歴史と文化の融合を体感できる場所であり、世界遺産として高い価値を持つと言えるでしょう。

アッコ旧市街の暮らし
内容	説明
商店	多く存在する
レストラン	多く存在する
生活	歴史的な建造物と現代の生活が共存している

アッコの文化

アッコ旧市街は、イスラム文化、キリスト教文化、ユダヤ文化、バハーイー教文化など、様々な文化が融合した街です。

アッコ旧市街では、伝統的な文化と現代の文化が共存しており、その多様性が魅力の一つです。

アッコ旧市街は、歴史と文化の融合を体感できる場所であり、世界遺産として高い価値を持つと言えるでしょう。

アッコ旧市街は、歴史と文化の宝庫であり、世界遺産に登録されるにふさわしい街と言えるでしょう。

アッコ旧市街の文化
文化	説明
イスラム文化	モスクなど
キリスト教文化	教会など
ユダヤ文化	シナゴーグなど
バハーイー教文化	バハーイー教の聖地

まとめ

アッコ旧市街は、歴史的な建造物だけでなく、現代の生活も息づく街であり、その対比が魅力の一つです。

アッコ旧市街は、イスラエルとパレスチナの文化が共存する街であり、その多様性が魅力の一つです。

アッコ旧市街は、歴史と文化の融合を体感できる場所であり、世界遺産として高い価値を持つと言えるでしょう。

アッコ旧市街は、歴史と文化の宝庫であり、世界遺産に登録されるにふさわしい街と言えるでしょう。

6. アッコ旧市街の未来と課題について考察

観光客増加による課題

アッコ旧市街は、世界遺産に登録されたことで、観光客が増加しています。

観光客の増加は、街の活性化に繋がる一方で、環境問題や文化的な影響も懸念されています。

アッコ旧市街は、観光客の増加に対応するため、インフラ整備や観光客向けのサービス向上など、様々な課題に直面しています。

アッコ旧市街は、観光客の増加と街の持続可能な発展の両立を目指していく必要があります。

観光客増加による課題
課題	説明
環境問題	ゴミ問題、騒音問題など
文化的な影響	伝統文化の消失など
インフラ整備	観光客に対応するための施設整備
サービス向上	観光客向けのサービス向上

歴史的建造物の保存

アッコ旧市街には、多くの歴史的建造物が残っていますが、老朽化が進んでいるものもあります。

歴史的建造物の保存は、アッコ旧市街の重要な課題の一つです。

アッコ旧市街は、歴史的建造物を保存していくために、適切な修復や整備を行う必要があります。

アッコ旧市街は、歴史的建造物を保存することで、その歴史と文化を未来へ継承していくことができます。

歴史的建造物の保存
課題	説明
老朽化	修復や整備が必要
保存方法	適切な修復方法の検討
資金調達	修復費用などの資金調達

地域住民との共存

アッコ旧市街は、歴史的な建造物だけでなく、現代の生活も営まれています。

観光客の増加は、地域住民の生活に影響を与える可能性があります。

アッコ旧市街は、観光客と地域住民が共存できるような環境作りを目指していく必要があります。

アッコ旧市街は、観光客と地域住民が共存することで、街の魅力を高めることができます。

地域住民との共存
課題	説明
生活への影響	観光客の増加による生活環境の変化
観光客と住民の摩擦	観光客と住民とのトラブル
共存のための取り組み	観光客と住民の相互理解を深める活動