1. ショートテニスってどんなスポーツ?
1-1. ショートテニスとは
ショートテニスは、その名の通りテニスコートの約半分のコートで行う、新しいニュースポーツです。テニスとバドミントンの良いところを取り入れたスポーツで、老若男女問わず、誰でも気軽に楽しめるのが特徴です。
2007年に福岡県で考案された比較的歴史の浅いスポーツですが、その手軽さから徐々に人気を集め、日本全国へと広がりつつあります。
1-2. ルールは?
基本的なルールはテニスとほぼ同じです。
・サービスはアンダーハンドで行います。
・ノーバウンドで打ってもOKです。
・1ゲームは4ポイント先取で、デュースはありません。
・6ゲーム先取した方が勝ちとなります。
テニスの経験がある方はもちろん、初心者でもすぐにラリーが楽しめるのが特徴です。
1-3. 用具は?
ショートテニスは、専用のラケットとボールを使って行います。
ラケットはテニスラケットよりも短く、扱いやすいのが特徴です。ボールは、ゴム製の柔らかく、大きめのボールを使用します。
これらの用具は、スポーツ用品店やインターネットで購入することができます。
1-4. どんな人におすすめ?
ショートテニスは、誰でも楽しめるスポーツです。
特に、以下のような方におすすめです。
・テニスに興味があるけど、難しそう…と思っている方
・気軽に運動を始めたいと思っている方
・子供と一緒にスポーツを楽しみたいと思っている方
・体力に自信がない方
・シニアの方
ショートテニスは、屋内・屋外のコートで行うことができます。天候に左右されにくいため、いつでも気軽に楽しむことができます。
2. テニスとの違いは?ルールや用具を解説!
2-1. コートの広さ
テニスのコートは縦23.77m、横8.23mですが、ショートテニスのコートは縦13.4m、横6.1mと、テニスコートの約半分となっています。
コートが小さいため、テニスの経験者であれば、よりスピーディーなラリーを楽しむことができます。
体力に自信がない方も、コートの端から端まで走る必要がないため、無理なくラリーを続けることができます。
2-2. ネットの高さ
テニスのネットの高さは中央が91.4cm、両端が1.07mとなっています。
ショートテニスのネットの高さは、80cmです。
ネットが低いことで、初心者でも簡単にボールを返すことができ、ラリーが続きやすくなっています。
2-3. 用具の違い
ショートテニスのラケットは、テニスのラケットよりも短く、21インチ(約53cm)となっています。
また、ボールはゴム製で柔らかく、大きさはソフトテニスのボールとほぼ同じです。
テニスよりも扱いやすいラケットと、柔らかいボールを使うことで、初心者でも簡単にボールをコントロールすることができます。
また、柔らかいボールは怪我をしにくいため、子供から高齢の方まで、安心してプレーすることができます。
2-4. ルールの違い
ショートテニスは、基本的にテニスのルールに準じて行われますが、いくつか異なる点があります。
大きな違いとしては、サーブは必ずアンダーハンドで行うこと、1ゲーム4ポイント先取でデュースがないこと、などが挙げられます。
この他にも細かいルールがいくつかありますが、どれもシンプルで分かりやすいルールのため、初心者でもすぐに覚えることができます。
3. ショートテニスの魅力とは?
3-1. 誰でも楽しめる
ショートテニスは、テニスよりもコートが狭く、ネットが低いため、初心者や体力に自信がない方でも、簡単にラリーを楽しむことができます。
また、柔らかいゴム製のボールを使用するため、怪我をする心配も少ないです。
老若男女問わず、誰でも気軽に楽しめることが、ショートテニスの大きな魅力です。
3-2. 体力づくりやダイエットにも効果的
ショートテニスは、全身運動なので、体力づくりやダイエットにも効果的です。
短い距離を何度もダッシュしたり、ボールを追いかけたりすることで、心肺機能や持久力の向上、脂肪燃焼効果が期待できます。
楽しみながら運動不足を解消したい方にも、ショートテニスはおすすめです。
3-3. コミュニケーションの輪が広がる
ショートテニスは、2人から4人でプレーするスポーツです。
家族や友人、職場の同僚と一緒にプレーすることで、コミュニケーションの輪を広げることができます。
また、地域のサークルやショートテニスの大会に参加することで、新しい仲間と出会うこともできます。
3-4. 手軽に始められる
ショートテニスは、テニスよりも用具がシンプルで、比較的安価です。
また、公共施設やスポーツクラブなど、ショートテニスができる場所は徐々に増えてきています。
気軽に始められるニュースポーツとして、ショートテニスは注目を集めています。
4. ショートテニスはどこでできる?
4-1. 公共施設
ショートテニスは比較的新しいスポーツですが、徐々に認知度が高まってきており、公共のテニスコートや体育館などでもプレーできる場所が増えてきています。
お住まいの地域の公共施設に問い合わせてみましょう。
4-2. 民間のスポーツクラブ
地域のスポーツクラブでも、ショートテニスのレッスンを開催している場合があります。
ショートテニスのレッスンを受講すれば、基本的なルールや打ち方を学ぶことができます。
また、同じ趣味を持つ仲間と出会うこともできるでしょう。
4-3. ショートテニスのサークル
ショートテニスのサークルは、全国各地にあります。
サークルに参加すれば、定期的にショートテニスを楽しむことができます。
日本ショートテニス協会のホームページでは、全国のサークル情報を検索することができます。
4-4. 学校
近年では、小学校や中学校の授業でも、ショートテニスを取り入れる学校が増えてきています。
学校の授業でショートテニスを体験することで、子供たちがスポーツに興味を持つ良いきっかけとなるでしょう。
5. ショートテニスを始めよう!
5-1. 用具を準備しよう
ショートテニスを始めるには、ラケットとボールが必要です。
ラケットは、スポーツ用品店やインターネットで購入することができます。
ボールは、ゴム製の柔らかいボールを使用します。
5-2. 服装
ショートテニスは、比較的激しいスポーツです。
動きやすい服装でプレーするようにしましょう。
また、屋外のショートテニスコートでプレーする場合は、帽子やサングラスを着用して、熱中症対策をしましょう。
5-3. 練習方法
ショートテニスは、初心者でも簡単にラリーを楽しむことができますが、上達するためには練習が必要です。
まずは、壁打ちやサーブ練習など、基本的な練習を繰り返し行いましょう。
慣れてきたら、家族や友人とラリー練習をしたり、ショートテニスのサークルに参加して、ゲーム形式で練習するのも良いでしょう。
5-4. 大会に参加しよう
ショートテニスには、さまざまな大会があります。
大会に参加することで、モチベーションアップにつながります。
また、他のプレーヤーのプレーを見ることで、技術を学ぶこともできます。
5-5. 仲間と一緒に楽しもう
ショートテニスは、仲間と一緒にプレーすることで、より楽しむことができます。
家族や友人と一緒にショートテニスを始めて、楽しい時間を過ごしましょう。