項目 | 内容 |
---|---|
場所 | ノルウェーのヴェストラン県 |
種類 | スターヴ教会 |
建築時期 | 1130年前後 |
世界遺産登録年 | 1979年 |
特徴 | キリスト教建築とヴァイキング建築が融合したウルネス様式 |
保存状況 | 良好。保存と修復活動が積極的に行われている |
観光情報 | アクセスは車、フェリー、バスなど。周辺には森、ウルネス山、フラム鉄道などがある |
魅力 | 美しい木彫りと装飾、歴史と文化を感じられる場所 |
未来展望 | 保存と修復活動が継続され、歴史と文化を伝える重要な役割を果たしていく |
1. ウルネスの木造教会の歴史
ウルネスの木造教会の起源と建設
ウルネスの木造教会は、ノルウェーのヴェストラン県にある、木造教会の一種であるスターヴ教会 (樽板教会)の一つであり、この種の教会で現存する中で最も古いものの一つである。ウルネス・スターヴ教会、あるいはウルネス・スターヴチャーチなどの名称で呼ばれる事もある。ノルウェー語でスターヴ(stav)は、「垂直に立った支柱」のことで、シルケ(kirke)とは教会のことである。1979年に、ユネスコの世界遺産に登録されたこの教会は、ルストラフィヨルドを望むことができ、高さ120メートルの崖の上にあり、現在は、ノルウェー考古物保存協会が所有している。教会では時々、ミサが催されている。
教会が建築されたのは、1130年前後と推測されている。ウルネスの教会建築は、キリスト教建築とヴァイキング建築が結びついた、いわゆる「ウルネス様式」と呼ばれるスカンディナヴィアにおける動物を模したスタイルである。
考古学的調査によれば、現存する教会よりも前に1つあるいは2つの建物があったと考えられる。
時期 | 内容 |
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1130年前後 | 教会建設 |
17世紀 | 身廊の建設による拡張 |
1640年 | 洗礼盤の設置 |
1655年 | 天蓋の設置 |
1693-1695年 | 講壇の増築 |
18世紀 | 窓の設置 |
ウルネス様式の建築様式
ウルネスの木造教会は、キリスト教建築とヴァイキング建築が融合した、いわゆる「ウルネス様式」と呼ばれるスカンディナヴィアにおける動物を模したスタイルである。この様式は、教会の入口や北側の壁に施された蔓のような装飾に見られる。
図像学的に、これらの蔓用の装飾が意味するものとは、善と悪の永遠なる戦いであることを意味する。キリスト教的図像学において、ライオンはキリストを意味し、サタンを一般に意味する蛇と闘っていると考えられている。
一方で、早期の教会建築においては、北方神話の場面を装飾で現している可能性もある。北方神話での解釈に立てば、ニーズヘッグとして解釈されている動物はユグドラシルの根をかじっているという解釈になる。
解釈 | 意味 |
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キリスト教的解釈 | 善と悪の永遠の戦い |
北方神話的解釈 | ユグドラシルの根をかじっているドラゴン |
ヴァイキング様式 | ドラゴン模様など |
その他 | 不明な点も多い |
教会の拡張と改修
17世紀、身廊が建設されたことにより、教会は南に拡張された。1640年には洗礼盤、1655年には天蓋が1693年から1695年にかけて講壇が増築された。ウルネスの木造教会の祭壇画は、マリアとヨハネをつき従えている十字架にかけられたキリストを表現している。この祭壇画は1699年に描かれた。
ウルネスの木造教会に窓がつけられるようになったのは18世紀になってからである。
まとめ
ウルネスの木造教会は、12世紀に建設されたノルウェー最古の木造教会の一つであり、キリスト教建築とヴァイキング建築が融合した「ウルネス様式」と呼ばれる独特の建築様式で知られています。
教会は、17世紀に身廊が建設されたことにより南に拡張され、洗礼盤、天蓋、講壇などが追加されました。また、18世紀には窓が設置されました。
ウルネスの木造教会は、その歴史的価値と文化的意義から、1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。
2. ウルネスの木造教会の建築様式
スターヴ教会の特徴
ウルネスの木造教会は、ノルウェー独特の建築方式であるスターヴ教会の一種です。スターヴ教会とは、土台梁の上に垂直に支柱を立て、周囲を木製の板で囲い建設された建造物で、日本の法隆寺五重塔と同様の建築物として知られています。
ウルネスの木造教会は、ヴァイキングの造船技術を応用して、釘を1本も使わずに全て木材のみで造られている点が特徴的です。
特徴 | 説明 |
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構造 | 土台梁の上に垂直に支柱を立て、周囲を木製の板で囲む |
材料 | 釘を使わず木材のみ |
起源 | ヴァイキングの造船技術を応用 |
現存数 | ノルウェーに28棟のみ |
ウルネス様式の装飾
ウルネスの木造教会の入り口や北側の壁には、特徴的なツタのような飾りが彫り込まれています。よく見ると細長い蛇がなにかの動物にからまれているようにも見えます。
この彫刻が何を意味するのか未だはっきりとは分かっておらず諸説あるんですよ。
キリスト教的解釈ではキリストの象徴(ライオン)と悪魔の象徴(蛇)が戦っている「善悪の永遠の戦い」を表しているとも、土着の北欧神話的解釈では世界をつくっている聖なる木(ユグドラシル)の根をかじっているドラゴンの図だともいわれています。
教会の構造
ウルネスの木造教会は、立方体と半円アーチを組み合わせた構造になっていて、ロマネスク様式を採用した木造教会となっています。
外観の装飾はヴァイキングの伝統的様式が採用され、戦う動物をモチーフにしたレリーフが見られるのも独特です。
内部には12世紀に北欧とキリスト教の文化が入り混じった柱頭が並んでいます。
項目 | 内容 |
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構造 | 立方体と半円アーチを組み合わせたロマネスク様式 |
外観 | ヴァイキングの伝統的な装飾、戦う動物をモチーフにしたレリーフ |
内部 | 北欧とキリスト教の文化が入り混じった柱頭 |
様式 | ウルネス様式 |
まとめ
ウルネスの木造教会は、ヴァイキングの造船技術を応用した、釘を1本も使わない木造建築であり、ノルウェー独特の建築様式であるスターヴ教会の一種です。
教会の装飾は、キリスト教的解釈と北欧神話的解釈の両方があり、その意味は未だに解明されていません。
教会の構造は、立方体と半円アーチを組み合わせたロマネスク様式を採用しており、外観にはヴァイキングの伝統的な装飾が施されています。
3. ウルネスの木造教会の世界遺産登録基準
世界遺産登録基準
ウルネスの木造教会は、1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。
登録基準は、以下の3つです。
(i) 人類の創造的才能を表す傑作であること
(ii) ある期間またはある文化圏における建築様式、建築技術、都市計画、景観デザインの発展を示す重要な例であること
基準 | 説明 |
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(i) | 人類の創造的才能を表す傑作 |
(ii) | 建築様式、技術、都市計画などの発展を示す重要な例 |
(iii) | 文化の伝統または文明の証である優れた例 |
(iv) | 人類の歴史上重要な時期を代表する建築様式、建築技術、記念物群、景観デザインの顕著な例 |
(v) | 伝統的な人間の居住地、土地利用、または海利用の例であり、人類と環境の相互作用の顕著な例であること |
(vi) | 顕著な普遍的価値を持つ出来事、創造的なアイデア、信仰、芸術的、文学的、口承の伝統、または科学技術の顕著な例であること |
(vii) | 自然美、美的重要性、または文化的意義を持つ顕著な自然現象、地形的特徴、または地理的特徴であること |
(viii) | 地球上の生命史、地質学的過程、または地形的特徴の顕著な例であり、または生物学的および生態学的過程の顕著な例であること |
(ix) | 生物学的および生態学的過程の顕著な例であり、または生物学的および生態学的過程の顕著な例であること |
(x) | 生物学的および生態学的過程の顕著な例であり、または生物学的および生態学的過程の顕著な例であること |
登録基準の詳細
ウルネスの木造教会は、ロマネスク様式にヴァイキングの伝統様式を加えた、伝統的なスカンジナビア半島の木造建築の傑作であるということ。
ウルネスの木造教会は、中世の西ヨーロッパに広まったスターヴヒルケの中でも最も古い教会であり、当時の職人たちによる伝統技術の発展が見られるということ。
ウルネスの木造教会は、11世紀以前に建造されたヴァイキングの装飾や建築法などが見られ、木造のロマネスク建築の優れた例であるということ。
基準 | 説明 |
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(i) | ロマネスク様式にヴァイキングの伝統様式を加えた、伝統的なスカンジナビア半島の木造建築の傑作 |
(ii) | 中世の西ヨーロッパに広まったスターヴヒルケの中でも最も古い教会であり、当時の職人たちによる伝統技術の発展が見られる |
(iii) | 11世紀以前に建造されたヴァイキングの装飾や建築法などが見られ、木造のロマネスク建築の優れた例 |
世界遺産としての価値
ウルネスの木造教会は、スカンジナビア半島で築かれたスターヴヒルケの中でも最も古く、最高傑作という点で評価されています。
ヴァイキングの伝統様式と南ヨーロッパから普及してきたロマネスク様式が入り混じった建築物であるという点もポイントです。
まとめ
ウルネスの木造教会は、その歴史的価値と文化的意義から、1979年にユネスコの世界遺産に登録されました。
登録基準は、人類の創造的才能を表す傑作であること、建築様式や技術の発展を示す重要な例であること、木造のロマネスク建築の優れた例であることの3つです。
ウルネスの木造教会は、スカンジナビア半島で築かれたスターヴヒルケの中でも最も古く、最高傑作として評価されています。
4. ウルネスの木造教会の保存状況
教会の保存活動
ウルネスの木造教会は、その歴史的価値と文化的意義から、保存と修復活動が積極的に行われています。
教会の保存活動は、地域社会と政府の協力によって行われています。特に、建物の耐久性を維持するために、定期的な点検とメンテナンスが行われており、教会の美しい外観と内部の装飾を保つための努力が続けられています。
教会の修復活動
教会の修復活動は、歴史的な建築技術と材料を使用して行われています。特に、木材の修復には、伝統的な木工技術が使用されており、教会の歴史的な価値を保ちながら、建物の耐久性を高めることが目指されています。
また、彫刻や装飾の修復にも、専門家の技術が活用されており、教会の芸術性を次世代に伝える努力が行われています。
保存と修復の重要性
ウルネスの木造教会の建築とデザインは、その歴史と文化を色濃く反映しています。訪れる人々は、美しい木彫りと装飾を楽しみながら、ノルウェーの歴史と文化を深く理解することができるでしょう。
まとめ
ウルネスの木造教会は、その歴史的価値と文化的意義から、保存と修復活動が積極的に行われています。
地域社会と政府の協力のもと、定期的な点検とメンテナンス、伝統的な技術を用いた修復活動が行われています。
これらの活動は、教会の歴史的な価値と芸術性を次世代に伝えるために不可欠です。
5. ウルネスの木造教会の観光情報
アクセス方法
ウルネスの木造教会は、ノルウェーのソグネ・フィヨルドの北岸に位置するウルネス村にあります。
この地域は、美しいフィヨルドと豊かな自然に囲まれており、観光客にとって魅力的な場所です。
ウルネスの木造教会へのアクセスは、主に車とフェリーを利用するのが一般的です。
交通手段 | 説明 |
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車 | オスロから約5時間、ベルゲンから約4時間 |
フェリー | ラルダルからウルネスまで約15分 |
バス | ラルダルや近隣の町から運行 |
飛行機 | 最寄りの空港はソグンダール空港。オスロから約1時間 |
その他 | 徒歩、自転車 |
観光のポイント
ウルネスの木造教会を訪れる際には、事前にアクセス方法や現地の交通手段を確認し、効率的な観光プランを立てることが重要です。
教会の見学は、事前に予約をしておくとスムーズです。特に観光シーズンには、多くの観光客が訪れるため、予約をしておくことで待ち時間を減らすことができます。また、教会の見学には入場料が必要ですので、事前に確認しておきましょう。
教会を訪れる際には、観光マナーを守りましょう。特に、内部の装飾や彫刻に触れないように注意し、写真撮影をする際にはフラッシュを使用しないようにしましょう。また、教会は宗教的な場所であるため、静かに行動し、他の観光客や地元の人々に迷惑をかけないように心がけましょう。
ポイント | 説明 |
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事前予約 | 特に観光シーズンは混雑するため、事前に予約をすることをおすすめ |
入場料 | 事前に確認 |
観光マナー | 内部の装飾や彫刻に触れない、写真撮影はフラッシュを使用しない、静かに行動する |
ガイドツアー | 教会の歴史や文化について詳しく学ぶことができる |
服装 | 歩きやすい靴、帽子、サングラス、日焼け止め、レインジャケットなど |
持ち物 | 軽食、飲み物、カメラ、双眼鏡など |
周辺の観光スポット
ウルネス周辺には、美しい森が広がっており、訪れる人々に静かな自然体験を提供します。森の中には、さまざまなトレイルが整備されており、ハイキングや自然観察を楽しむことができます。また、森の中には、多くの野生動物や植物が生息しており、自然の美しさと多様性を感じることができます。
ウルネス山(Mount Urnes)は、ウルネスの背後にそびえる山であり、登山やハイキングを楽しむことができるスポットです。山頂からは、ウルネスの村やソグネ・フィヨルドを一望することができ、その絶景は訪れる人々に深い感動を与えます。また、登山中には、豊かな自然と多様な動植物を観察することができ、自然愛好者にも人気のスポットです。
フラム鉄道(Flåm Railway)は、ノルウェーの有名な観光列車であり、ソグネ・フィヨルドの美しい景観を楽しむことができます。この鉄道は、フラム村からミュルダール(Myrdal)までの全長約20キロメートルを走り、途中には壮大な滝や山々を眺めることができます。特に、フラム鉄道から見るフィヨルドの景観は非常に美しく、訪れる人々に忘れられない思い出を提供します。
スポット | 説明 |
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フラム鉄道 | ソグネ・フィヨルドの美しい景観を楽しむことができる観光列車 |
ボルグンドのスターヴ教会 | ウルネスから車で約1時間の距離にあるノルウェーの歴史的な木造教会 |
ソグネフィヨルド博物館 | ソグネ・フィヨルドとその周辺地域の歴史と文化を紹介する博物館 |
ウルネス山 | ウルネスの背後にそびえる山。登山やハイキングを楽しむことができる |
ソグネ・フィヨルド | ノルウェー最大のフィヨルド。ボートツアーやハイキングで壮大な景観を楽しむことができる |
ウルネスの森 | ハイキングや自然観察を楽しむことができる |
その他 | フィヨルドクルーズ、フィッシング、カヌー、サイクリングなど |
まとめ
ウルネスの木造教会は、ノルウェーのソグネ・フィヨルドの北岸に位置するウルネス村にあります。
アクセス方法は、車、フェリー、バスなどがあります。
周辺には、美しい森、ウルネス山、フラム鉄道など、魅力的な観光スポットが点在しています。
6. ウルネスの木造教会の魅力と未来展望
ウルネスの木造教会の魅力
ウルネスの木造教会は、その美しい木彫りと装飾で知られています。教会の内外には、精緻な彫刻や装飾が施されており、その芸術性は訪れる人々に深い感動を与えます。
教会の外壁には、バイキング時代の影響を受けた美しい彫刻が施されています。特に、教会の正面入口や側面には、動物や植物をモチーフにした精緻な装飾が見られ、その芸術性は非常に高い評価を受けています。これらの彫刻は、ノルウェーの伝統的な木工技術を示す重要な例です。
教会の内部には、美しい彫刻や装飾が施された柱やアーチがあり、訪れる人々に荘厳な雰囲気を与えます。特に、祭壇や天井には、宗教的なシンボルや装飾が施されており、その精緻なデザインは訪れる人々に深い感動を与えます。
教会の文化的意義
教会の彫刻には、宗教的なテーマや象徴が描かれており、その意味を理解することで、教会の歴史と文化を深く知ることができます。特に、動物や植物のモチーフは、古代の信仰や神話に基づくものであり、訪れる人々にノルウェーの歴史と文化を伝えます。
ウルネスの木造教会は、地域社会においても重要な役割を果たしています。教会は、地域住民の宗教的な拠り所であると同時に、文化的な活動の中心地として機能しています。教会では、定期的に礼拝や宗教行事が行われており、地域住民が集まる場所として重要な役割を果たしています。また、教会の保存活動は、地域社会の協力によって進められており、地域全体で教会の歴史と文化を守り続けています。
未来展望
ウルネスの木造教会は、その歴史的価値と文化的意義から、保存と修復活動が積極的に行われています。
教会の保存活動は、地域社会と政府の協力によって行われています。特に、建物の耐久性を維持するために、定期的な点検とメンテナンスが行われており、教会の美しい外観と内部の装飾を保つための努力が続けられています。
教会の修復活動は、歴史的な建築技術と材料を使用して行われています。特に、木材の修復には、伝統的な木工技術が使用されており、教会の歴史的な価値を保ちながら、建物の耐久性を高めることが目指されています。また、彫刻や装飾の修復にも、専門家の技術が活用されており、教会の芸術性を次世代に伝える努力が行われています。
まとめ
ウルネスの木造教会は、その美しい建築と装飾、そしてノルウェーの歴史と文化を感じることができる特別な場所です。
教会は、地域社会の協力のもと、保存と修復活動が積極的に行われており、その歴史的価値と芸術性を次世代に伝えるための努力が続けられています。
ウルネスの木造教会は、今後も多くの観光客を魅了し、ノルウェーの歴史と文化を伝える重要な役割を果たしていくでしょう。
参考文献
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・ウルネスの木造教会 ウルネスの木造教会の概要 – Weblio 辞書
・【ウルネスの木造教会】ノルウェーの入江に佇む最古の教会 …
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