項目 | 内容 |
---|---|
定義 | 製造業における新規受注額に関する調査をまとめた指標 |
構成要素 | 新規受注額、出荷、在庫、受注残高 |
発表機関 | 米商務省センサス局 |
発表頻度 | 毎月 |
発表時期 | 調査対象月の翌々月上旬 |
発表時間 | 夏時間PM11:00(米国時間・日本時間)、冬時間AM0:00(米国時間・日本時間) |
注目ポイント | 非国防資本財、耐久財受注、設備投資の先行指標 |
影響要因 | 経済状況、政策動向、技術革新、国際情勢、消費者行動 |
将来展望 | 世界的な人口増加や経済成長、新興国の市場拡大、技術革新による新たな需要創出、経済減速、保護主義の台頭、サプライチェーンの混乱、環境規制の強化 |
分析指標 | 製造業PMI、ISM製造業景況指数、設備投資額、生産高、在庫、輸出入額 |
1. 製造業新規受注とは
製造業新規受注とは何か?
製造業新規受注とは、製造業における新規受注額に関する調査をまとめた指標のことです。製造業新規受注では新規受注額だけでなく、「出荷」「在庫」「受注残高(顧客から注文を受けた商品のうち、まだ出荷できていないもの)」なども同時に発表されます。
製造業新規受注は、工場からの商品のドル価値の経済指標です。米国国勢調査局に基づいて、耐久財と非耐久財の2つの主要なグループに分類されます。
製造業新規受注は、米国商務省の国勢調査局のレポートで毎月発行されます。レポートの正式名称は「メーカーの出荷、在庫、注文に関する完全レポート(M3)」ですが、一般的には製造業新規受注として知られています。このレポートは通常、耐久財に関する事前リリースレポートに続きます。このレポートには、4
耐久消費財レポートよりも包括的である製造業新規受注のレポートは、業界内の傾向を調査します。例えば、耐久財レポートではコンピューター機器などの幅広いカテゴリを解説しますが、製造業新規受注のレポートではコンピューターハードウェア、半導体、モニターの詳細な数値を表示します。耐久財のレポートのこの詳細の欠如は、それがリリースされる速度に起因します。
セクション | 内容 |
---|---|
新規受注 | 新規受注額、前月比、前年比 |
出荷 | 出荷額、前月比、前年比 |
在庫 | 在庫量、前月比、前年比 |
受注残高 | 受注残高、前月比、前年比 |
製造業新規受注のレポートの内容
製造業新規受注のレポートには4つのセクションがあります。
製造業新規受注のレポート内の数値は、数十億ドル単位で報告され、前月および前年からの変化率としても報告されています。多くの場合、製造業新規受注データは平常です。その主な理由は、耐久財の注文のレポートが2週間前に出され、設備投資の代理である資本財の注文が含まれているためです。ただし、製造業新規受注のレポートには、耐久財注文レポートよりも詳細な情報が表示されます。
製造業新規受注のレポートには、耐久財および非耐久財に関する情報が含まれています。耐久財の寿命は少なくとも3年で、多くの場合、家電製品、芝生と庭の機器、自動車、電子機器など、頻繁に購入しないアイテムを指します。対照的に、非耐久財には、食料、衣類、履物、医薬品、化粧品、クリーニング用品など、すぐに売れる消費財が含まれます。
投資市場のパフォーマンスは経済全体の影響を大きく受けるため、投資家は、成長トレンドに関する洞察を得るために製造業受注などの指標を監視することの重要性を認識しています。製造と生産を監視する他の指標と同様に、生産の増加を示す製造業新規受注のレポートは株式市場にプラスの影響を与えます。
分類 | 例 |
---|---|
耐久財 | 家電製品、自動車、電子機器 |
非耐久財 | 食料、衣類、履物、医薬品 |
製造業新規受注の発表機関
製造業新規受注の公表を行う機関は、「米商務省センサス局」と呼ばれる機関です。
米商務省センサス局は、「アメリカ合衆国国勢調査局」「USCB(Bureau of the Census)」とも呼ばれています。米商務省センサス局は米国の経済や人口のデータ、世界人口などの国際的なデータなど、様々なデータに関する統計収集を行っているため、重要な機関だと言えるでしょう。
米国では、商務省が翌々月の初旬に発表しており、なかでも設備投資の先行指標として航空機を除く非国防資本財受注が注目されています。ドイツ連邦銀行が発表するドイツの製造業受注は、2005年を100として指数化したものです。
製造業新規受注は経済状況をチェックしていく上で重要な経済指標だとも言えるのですが、気をつけるべきポイントがあります。
まとめ
製造業新規受注は、製造業の景況感を示す重要な経済指標です。
製造業新規受注は、新規受注額だけでなく、出荷、在庫、受注残高などの情報も同時に発表されます。
製造業新規受注は、米商務省センサス局によって毎月発表されます。
製造業新規受注は、設備投資の先行指標として認識されており、株式市場や為替市場などのマーケット関係者たちからの注目度が非常に高いと言えるでしょう。
2. 製造業新規受注の意義
製造業新規受注が重要な理由
製造業新規受注は経済指標であり、市場と経済の全体的な方向性を意味します。製造業新規受注が増えると、通常、消費者がより多くの商品やサービスを要求とするため、経済が拡大していることを意味します。
製造業新規受注の増加は必ずしも良いニュースを意味するわけではありません。そのような変化はインフレの兆候でもあるからです。あるいは、製造業新規受注が減少する場合、通常は経済が縮小していることを意味します。つまり、消費者は商品やサービスに対する需要が少ないため、注文する必要がある供給が少なくなります。
製造業新規受注は、アメリカ合衆国における景気動向の見通しを立てるために重要な経済指標です。
そのため、FXトレーダーなどの市場関係者たちから多くの注目が集まります。市場関係者たちからの注目度が高いということは、経済状況に与える影響力も強いということです。
指標 | 意味 |
---|---|
増加 | 経済拡大 |
減少 | 経済縮小 |
安定 | 経済安定 |
製造業新規受注の注目すべきポイント
製造業新規受注は、大型案件によるブレが大きいという特徴があります。
そのため、「非国防資本財(米製造業が受注した資本財の受注額から国防総省の受注製品を除いた指標の1つ)」という指標の注目度が高くなるという傾向があります。
さらに、「耐久財受注(3年以上の使用に耐える消費財である耐久財の出荷・在庫などを統計した指標のこと)」は製造業新規受注よりも早く公表されます。そして、製造業新規受注が公表されると同時に「耐久財受注改定値」が公表されるということもポイントの1つです。
また、製造業新規受注は「設備投資(企業が事業に必要な商品を生産したり、新商品を開発するために必要な設備への資金投資のこと)」の先行指標としてもよく知られています。設備投資は、GDP(国内総生産)における重要な構成要素でもあります。そのため製造業新規受注は、株式市場や為替市場などのマーケット関係者たちからの注目度が非常に高いと言えるでしょう。
ポイント | 内容 |
---|---|
大型案件の影響 | 大型案件によるブレが大きい |
非国防資本財 | 設備投資の先行指標として注目 |
耐久財受注 | 製造業新規受注よりも早く発表 |
設備投資 | GDPの重要な構成要素 |
製造業新規受注の発表時期
製造業新規受注は、調査対象月の翌々月上旬に発表されます。
発表時間に関しては、夏時間PM11:00(米国時間・日本時間)、冬時間AM0:00(米国時間・日本時間)の発表となっています。
製造業新規受注はFXに取り組む上で重要な指標だと前項で触れましたが、製造業新規受注がFXに与える影響力にはどれほどのものがあるのでしょうか?
もうすでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、製造業新規受注はアメリカ合衆国における景気動向の見通しを立てるために重要な経済指標です。
まとめ
製造業新規受注は、経済全体の動向を把握する上で重要な指標です。
製造業新規受注は、設備投資の先行指標としても注目されています。
製造業新規受注は、FXトレーダーなどの市場関係者たちから注目を集めており、経済状況に大きな影響を与える可能性があります。
ただし、製造業新規受注は、大型案件の影響を受けやすく、月ごとの統計データに大きなバラツキが発生しやすいという特徴があります。そのため、製造業新規受注を基にFX取引を行っていく場合は他の経済指標もチェックするなどして、気をつけてFX取引をしていく必要があります。
3. 製造業新規受注の動向
製造業新規受注の動向と今後の課題
我が国における製造業は、GDP・就労人口ともに2割程度を占める重要な基幹産業です。
2020年前半において、新型コロナウイルス感染症の拡大により売上高が急速に悪化したものの、2020年後半から回復基調です。ただし、感染拡大前の水準には戻っていません。
雇用については、製造業における就業者数は昨年度実績を下回る数値で推移する一方、有効求人倍率は2020年1月の水準まで回復しています。
製造業における設備投資については、2012年以降、投資額が減価償却費を上回っているものの、足下の投資額は減少傾向です。
項目 | 内容 |
---|---|
GDP | 2割程度 |
就労人口 | 2割程度 |
売上高 | 2020年前半に減少、2020年後半から回復基調 |
就業者数 | 昨年度実績を下回る |
有効求人倍率 | 2020年1月の水準まで回復 |
設備投資額 | 減少傾向 |
減価償却費 | 投資額を上回る |
製造業新規受注の動向と今後の課題
各国政府は、2050年カーボンニュートラルを目指すことを表明しています。
サプライチェーンでの脱炭素化を目指すグローバル大企業も徐々に出現しています。
予測不可能な環境変化に対応するためには、DXの取組深化が重要です。
自社の担う工程やそこで管理すべきデータについての的確な把握が、戦略的なDX投資に繋がるでしょう。
課題 | 内容 |
---|---|
サプライチェーンの強靭化 | 新型コロナウイルス感染症の影響、経済安全保障の動向、人権問題 |
カーボンニュートラルへの対応 | 各国政府の目標、脱炭素化への取り組み |
DXの取組深化 | 予測不可能な環境変化への対応、データの的確な把握、無線通信技術の活用 |
製造業新規受注の動向と今後の課題
我が国製造業は、自然災害のような局地的被害を主なリスクとして想定してきました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、自社の被害想定だけでなく、サプライチェーン全体を俯瞰してリスク対応していくことの必要性を浮き彫りにしました。
欧米中といった主要国の経済安全保障の動向や、「人権」を始めとする共通価値への関心の高まりも、ひとつの「不確実性」として要注視です。
多くの国がカーボンニュートラルを目指すことを表明しています。
まとめ
製造業新規受注は、経済状況を把握する上で重要な指標ですが、近年は、新型コロナウイルス感染症の影響や、サプライチェーンのグローバル化、カーボンニュートラルへの対応など、様々な課題に直面しています。
製造業は、これらの課題に対応するために、サプライチェーンの強靭化、カーボンニュートラルへの対応、DXの取組深化など、様々な取り組みを進めていく必要があります。
特に、サプライチェーンの可視化、調達先の分散、国際的な経済安全保障への対応、グリーン技術へのシフト、デジタル技術の活用など、新たな課題に対応するための取り組みが求められます。
政府も、企業の取り組みを支援するために、様々な政策を展開しています。
4. 製造業新規受注の影響要因
製造業新規受注に影響を与える要因
製造業新規受注は、様々な要因によって影響を受けます。
経済状況、政策動向、技術革新、国際情勢、消費者行動など、様々な要因が複雑に絡み合って、製造業新規受注の動向を左右しています。
例えば、景気が拡大すると、企業の設備投資意欲が高まり、製造業新規受注が増加する傾向があります。
逆に、景気が後退すると、企業の設備投資意欲が低下し、製造業新規受注が減少する傾向があります。
経済状況 | 製造業新規受注への影響 |
---|---|
景気拡大 | 増加 |
景気後退 | 減少 |
経済安定 | 安定 |
製造業新規受注に影響を与える要因
政府の政策動向も、製造業新規受注に大きな影響を与えます。
例えば、政府が環境規制を強化すると、環境負荷の低い製品や技術への需要が高まり、関連する製造業の新規受注が増加する可能性があります。
また、政府がインフラ整備や研究開発投資を促進すると、関連する製造業の新規受注が増加する可能性があります。
技術革新も、製造業新規受注に大きな影響を与えます。
政策 | 製造業新規受注への影響 |
---|---|
環境規制強化 | 環境負荷の低い製品や技術への需要増加 |
インフラ整備促進 | 関連する製造業の新規受注増加 |
研究開発投資促進 | 関連する製造業の新規受注増加 |
製造業新規受注に影響を与える要因
新しい技術の開発や普及は、製造業の競争環境を大きく変える可能性があります。
例えば、自動運転技術の開発は、自動車産業だけでなく、関連する部品産業やソフトウェア産業など、様々な製造業に影響を与えています。
また、AIやIoTなどの技術革新は、製造業の生産プロセスやビジネスモデルを大きく変える可能性があります。
国際情勢も、製造業新規受注に影響を与えます。
技術革新 | 製造業新規受注への影響 |
---|---|
自動運転技術 | 自動車産業、部品産業、ソフトウェア産業への影響 |
AI・IoT | 生産プロセスやビジネスモデルの変革 |
新素材開発 | 新製品開発、市場拡大 |
まとめ
製造業新規受注は、経済状況、政策動向、技術革新、国際情勢、消費者行動など、様々な要因によって影響を受けます。
これらの要因は、複雑に絡み合って、製造業新規受注の動向を左右しています。
製造業は、これらの要因を常に注視し、変化に対応していく必要があります。
特に、近年は、グローバル化、デジタル化、サステナビリティなど、新たな課題が生まれており、製造業はこれらの課題に対応するための取り組みを強化していく必要があります。
5. 製造業新規受注の将来展望
製造業新規受注の将来展望
製造業新規受注の将来展望は、明るい面と暗い面があります。
明るい面としては、世界的な人口増加や経済成長、新興国の市場拡大、技術革新による新たな需要創出などが挙げられます。
暗い面としては、世界的な経済減速、保護主義の台頭、サプライチェーンの混乱、環境規制の強化などが挙げられます。
製造業は、これらの課題に対応するために、イノベーション、サステナビリティ、デジタル化など、様々な取り組みを進めていく必要があります。
項目 | 内容 |
---|---|
明るい面 | 世界的な人口増加、経済成長、新興国の市場拡大、技術革新による新たな需要創出 |
暗い面 | 世界的な経済減速、保護主義の台頭、サプライチェーンの混乱、環境規制の強化 |
製造業新規受注の将来展望
製造業は、今後、より高度な技術や製品が求められるようになり、競争が激化する可能性があります。
そのため、製造業は、技術革新、人材育成、経営革新など、様々な取り組みを進めて、競争力を強化していく必要があります。
また、製造業は、サプライチェーンの強靭化、カーボンニュートラルへの対応、デジタル化など、社会的な課題に対応していく必要があります。
製造業は、これらの課題を克服することで、持続的な成長を実現していくことができます。
製造業新規受注の将来展望
製造業は、今後、より顧客志向の強いビジネスモデルへと転換していく必要があります。
顧客のニーズを的確に把握し、顧客に合わせた製品やサービスを提供することで、顧客満足度を高め、競争力を強化していく必要があります。
また、製造業は、デジタル技術を活用することで、生産性向上、品質向上、コスト削減など、様々なメリットを実現することができます。
製造業は、デジタル技術を積極的に導入することで、新たなビジネスチャンスを創出していくことができます。
まとめ
製造業新規受注の将来展望は、明るい面と暗い面があります。
製造業は、これらの課題に対応するために、イノベーション、サステナビリティ、デジタル化など、様々な取り組みを進めていく必要があります。
製造業は、これらの課題を克服することで、持続的な成長を実現していくことができます。
製造業は、変化を恐れずに、新たな挑戦を続けていくことが重要です。
6. 製造業新規受注の比較分析
製造業新規受注の比較分析
製造業新規受注は、様々な指標によって分析することができます。
例えば、製造業PMI、ISM製造業景況指数、設備投資額、生産高、在庫、輸出入額など、様々な指標が利用されています。
これらの指標を総合的に分析することで、製造業の現状や将来の動向をより深く理解することができます。
製造業新規受注の動向を分析することで、経済状況、政策動向、技術革新、国際情勢などの影響を把握することができます。
指標 | 内容 |
---|---|
製造業PMI | 製造業の景況感を示す指標 |
ISM製造業景況指数 | 製造業の景況感を示す指標 |
設備投資額 | 企業の設備投資額 |
生産高 | 製造業の生産量 |
在庫 | 製造業の在庫量 |
輸出入額 | 製造業の輸出入額 |
製造業新規受注の比較分析
製造業新規受注の動向を分析する際には、複数の指標を比較検討することが重要です。
例えば、製造業PMIとISM製造業景況指数は、どちらも製造業の景況感を示す指標ですが、集計機関や調査対象が異なります。
これらの指標を比較することで、製造業の景況感についてより詳細な情報を得ることができます。
また、製造業新規受注の動向を分析する際には、過去のデータと比較検討することが重要です。
項目 | 製造業PMI | ISM製造業景況指数 |
---|---|---|
集計機関 | IHS Markit社 | 全米サプライマネジメント協会(ISM) |
調査対象 | 400以上の企業 | 米国の製造業300社以上 |
発表頻度 | 毎月 | 毎月 |
発表時期 | 毎月第1営業日 | 毎月第1営業日 |
製造業新規受注の比較分析
過去のデータと比較することで、製造業新規受注のトレンドや季節性などを把握することができます。
また、過去のデータと比較することで、製造業新規受注に影響を与えている要因を分析することができます。
製造業新規受注の動向を分析することで、企業は、将来の事業計画を立てるための重要な情報を得ることができます。
製造業は、これらの分析結果に基づいて、事業戦略を策定し、競争力を強化していく必要があります。
まとめ
製造業新規受注は、様々な指標によって分析することができます。
これらの指標を総合的に分析することで、製造業の現状や将来の動向をより深く理解することができます。
製造業は、これらの分析結果に基づいて、事業戦略を策定し、競争力を強化していく必要があります。
製造業は、変化を恐れずに、新たな挑戦を続けていくことが重要です。
参考文献
・わかりやすい用語集 解説:製造業新規受注(せいぞうぎょう …
・製造業新規受注(米国) | 証券用語辞典 | マーケット情報 …
・製造業新規受注とは?株式用語解説 – お客様サポート – Dmm 株
・Ism製造業景況指数とは|内容や重要性・マーケットへの影響に …
・製造業pmiとは 景気動向の先行指標 きょうのことば – 日本経済新聞
・米国 製造業新規受注 (前月比) – Investing.com 日本
・製造業の新規受注 ~商談で受注するポイント その1~ – 原価 …
・製造業の発注業務とは? 業務の流れや課題、受発注システムに …