フェス旧市街とは?世界遺産についての解説

フェス旧市街の構成要素
要素 説明
フェズ・エル・バリ フェズ川を底としたすり鉢状の構造で、古い歴史を持つ建物が多い
フェズ・エル・ジェディド 13世紀にマリーン朝によって建設された新市街
新市街 フランス統治時代に建設された近代的な街
カイラワーン地区 チュニジアからの移住者が多く住む地区
アンダルス地区 イベリア半島からの移住者が多く住む地区
メッラーフ ユダヤ人の強制隔離地区
タンネリ 川染めの工場
スーク 商店が並ぶ市場
フンドゥク 隊商宿
カスバ かつての軍事基地
墓地 丘の上にある墓地
ミナレット モスクやマドラサにある塔
マドラサ イスラム教における高等教育施設
ザーウィヤ 霊廟
ハンマーム 公共浴場
キサリア 複数の店舗が入居する商業施設
ヴィル・ヌヴェル フランス人居住区として建設された市街地
シテ・ポピュレール 独立後に建設された住宅地

1. フェス旧市街の歴史と特徴

要約

フェズの起源とイスラム王朝の栄華

フェズは、モロッコ北部の内陸都市で、8世紀末にイドリース朝のイドリース2世によって首都とされました。その後、13〜14世紀にマリーン朝の首都となり繁栄しました。フェズは、モロッコでも最も古いイスラム都市であり、宗教や文化、学問の中心として1000年を越えて発展してきました。旧市街は、敵の侵入に備えて、まるで迷路のような構造になっています。

フェズの起源は、モロッコ初の独立したイスラム王朝であったイドリース朝の創始者イドリース1世がフェズ川周辺に町を建造したことに始まります。その後を継いだイドリース2世がここに新たな町を建造し、818年にはイベリア半島を支配する後ウマイヤ朝の首都コルドバから8

9世紀には、チュニジアの聖地カイラワーンから追放された人々が住むようになり、礼拝所が建造されました。これが、北アフリカでも最大級のモスクであるカラウィーン・モスクの基礎となりました。その後、ムラービト朝とムワッヒド朝が成立すると首都は移りますが、フェズは文化都市として発展を続けました。

13世紀にはマリーン朝が成立し、再びフェズが首都となりました。この時期には、街の中心はフェズ・エル・バリの西に築かれたフェズ・エル・ジェディドに移転し、王宮や要塞などが建造されました。15世紀までユダヤ人居住区もあり、現在もシナゴーグが残っています。20世紀にフランスによって支配されると、彼らは文化財の保護を奨励したため、旧市街は破壊されることがなく、現在までその町並みを残しています。

フェズの歴史
時代 出来事
8世紀末 イドリース朝がフェズを首都に
9世紀 カイラワーン地区が形成
13世紀 マリーン朝がフェズを首都に
13世紀 フェズ・エル・ジェディドが建設
15世紀 ユダヤ人居住区が建設
20世紀 フランスの支配下
1956年 モロッコ独立
1981年 フェズ旧市街が世界遺産に登録

フェズの地理と気候

フェズは、アトラス山脈の北西、サイス平野の町で、フェズ川とセブー川の合流点の南に位置しています。モロッコ南部のサハラ砂漠、アトラス山脈と北の地中海沿いの都市、モロッコ西部のカサブランカ、ラバト、メクネスから東に向かう交易路の交差点に位置するフェズには、隊商宿と巡礼者や商人のための小規模の商店が多く建てられました。

フェズ市内は、大きく「フェズ・エル・バリ」「フェズ・エル・ジェディド」「新市街」の3つの地域で構成されています。町の周囲は小高い丘に囲まれており、旧市街の中央を貫いてフェズ川が西から東に流れています。フェズ・エル・バリはフェズ川を底として両岸が競りあがるすり鉢上の構造をしており、岸に建てられた建物は底の部分に近づくほど古い歴史をもつものが多くなります。

近代に入るとフェズ川の南半分は暗渠化され、舗装道路が川の上を通っています。地区内の水の供給は10世紀に建設された施設に依存するところが多く、供給量は十分とは言いがたいです。旧市街の水路はかつてのフェズの繁栄に大きな役割を果たし、ムラービト朝の君主ユースフ・ベン・ターシュフィーンによる整備を経て、12世紀末にはモスク、マドラサ、多くの住居に水道が引かれるようになっていました。

フェズは亜熱帯気候に属しており、大西洋の影響を受けているために夏の気温は高く、冬に降雨が集中します。町の周辺では小麦、オリーブ、豆類、ブドウが栽培され、ヒツジやヤギの遊牧が営まれています。

フェズの地理
要素 説明
位置 アトラス山脈の北西、サイス平野
フェズ川、セブー川
地形 すり鉢状の構造
気候 亜熱帯気候
周辺 小麦、オリーブ、豆類、ブドウの栽培、ヒツジやヤギの遊牧

フェズの文化と伝統

フェズは、モロッコで最も古いイスラム都市とされ、宗教施設や要塞など、その都市構造そのものが20世紀まで残ったという点で評価されています。そして、12世紀の新市街でもあったフェズ・エル・ジェディドは、当時の最先端都市であったマラケシュに影響され、ここの都市計画がモロッコの他都市の建築様式に影響したという点もポイントです。

フェズは、伝統工芸の職人街があり、タンネリではモロッコ特産の皮革製品が作られています。また、青が好まれるため「フェズブルー」という陶器が名産品でもあります。

フェズは、イスラム教徒だけでなくユダヤ教徒にとっても重要な町であり、11世紀の地理学者バクリーはフェズには他のマグリブのどの都市よりもユダヤ教徒が多く住んでいたと記しています。イスラム教徒の住民とユダヤ教徒の住民の関係は不安定であり、時にはイスラム教徒によるユダヤ教徒の殺害・略奪が起きたこともありました。

1276年に起きたポグロム(ユダヤ教徒の大量虐殺)の後からマリーン朝はユダヤ教徒の居住区の必要性を痛感し、1438年ごろにフェズ・エル・ジェディドにメッラーフ(mellah

フェズの文化と伝統
要素 説明
伝統工芸 皮なめし、繊維業、精油、石鹸
食文化 クスクス、タジン、ミントティー、お菓子
生活文化 自動車が入れないため、ロバや人力で物資を運搬
宗教 イスラム教
民族 ベルベル人、アラブ人、ユダヤ人

まとめ

フェズは、モロッコの歴史において重要な役割を果たしてきた都市であり、その歴史は8世紀末にイドリース朝の首都として建設されたことに始まります。その後、数々のイスラム王朝がフェズを首都とし、宗教、文化、学問の中心地として発展してきました。

フェズは、敵の侵入を防ぐために複雑な迷路のような構造の旧市街が形成され、現在もその構造は維持されています。また、フェズは、伝統工芸の職人街や、皮なめし工場など、独特の文化と伝統を色濃く残す都市です。

フェズは、イスラム教徒だけでなくユダヤ教徒にとっても重要な町であり、ユダヤ教徒の居住区であるメッラーフも存在しました。しかし、歴史的にはイスラム教徒とユダヤ教徒の関係は不安定であり、時には衝突も起こりました。

20世紀にフランスの支配下に入ると、フランスは文化財の保護を奨励し、フェズの旧市街は破壊されることなく、現在までその町並みを維持しています。フェズは、モロッコの歴史と文化を深く理解するために欠かせない都市です。

2. フェス旧市街の建造物と見どころ

要約

カラウィーン・モスク

カラウィーン・モスクは、フェズ旧市街のカイラワーン地区にあり、859年頃に建てられた礼拝堂が元になっています。10世紀に増築され、2万人収容のモスクとなりました。後にマドラサが併設され、これが世界最古のマドラサといわれています。

カラウィーン・モスクは、アラブ諸国から多くの留学生を迎え入れ、学問の中心となりました。現在でも「カラウィーン大学」として運営されていて、イスラム教徒以外は入場不可です。

カラウィーン・モスクは、9世紀から1000年もの年月をかけて改装・改築され、歴史の中で祈りから学問の場へと発展していきました。自然科学、医学、数学、化学、天文学など多彩な学問を学ぶ場、すなわち「大学」として機能しました。

現在でも大学として登録され、現存し継続的に活動している、世界最古の教育機関です。

カラウィーン・モスク
要素 説明
建立時期 859年
特徴 北アフリカ最大級のモスク
その他 世界最古の大学、イスラム教徒以外入場不可

アンダルス・モスク

アンダルス・モスクは、フェズ旧市街のアンダルス地区にあり、9世紀にアンダルス出身者が自分たちの居住区であるアンダルス地区に建立したモスクです。

アンダルス・モスクは、イスラム教徒の礼拝の場となり、カイラワーン地区にはアンダルス・モスクの建立と同時期にカラウィーン・モスクが建立されました。

伝説によれば、カイラワーンからフェズに亡命した富豪が2人の娘に莫大な財産を遺して没し、遺産を相続した姉妹は信仰心の篤さを示すために、それぞれカラウィーン・モスクとアンダルス・モスクを建立したという。

アンダルス・モスクは、残念ながら異教徒は入れませんので、外観のみの見学となります。

アンダルス・モスク
要素 説明
建立時期 9世紀
特徴 イスラム教徒の礼拝の場
その他 異教徒は入場不可

マドラサ

マドラサは、イスラム教における高等教育施設で、フェズにはいくつかのマドラサがあります。

アッタリーン・モスクは、1325年にマリーン朝の元で建設されました。化粧漆喰とタイル装飾が美しいです。併設されたマドラサにはムスリムでなくても入ることができます。

ブー・イナーニーヤ・マドラサは、1356年にマリーン朝のアブー・イナーン・ファーリス王によって建設されました。ミナレット(小塔)が併設され、非ムスリムも見学することができます。

これらのマドラサに共通する点として、洗浄のための水盤とアーケードを備えた中庭が挙げられます。

マドラサ
名称 説明
アッタリーン・モスク 化粧漆喰とタイル装飾が美しい
ブー・イナーニーヤ・マドラサ ミナレットが併設され、非ムスリムも見学可能
共通点 洗浄のための水盤とアーケードを備えた中庭

まとめ

フェズ旧市街には、カラウィーン・モスクやアンダルス・モスクといった歴史的なモスクの他に、アッタリーン・モスクやブー・イナーニーヤ・マドラサといったマドラサがあります。

これらのモスクやマドラサは、イスラム建築の傑作であり、その美しさは訪れる人々を魅了します。

特に、ブー・イナーニーヤ・マドラサは、14世紀にマリーン朝のアブー・イナーン・ファーリス王によって建設されたもので、その壮麗な建築様式は、当時のイスラム建築の粋を集めたものと言われています。

これらの建造物は、フェズの歴史と文化を物語る貴重な遺産であり、フェズを訪れる際にはぜひ見学したいものです。

3. フェス旧市街の文化と伝統

要約

フェズの伝統工芸

フェズは、伝統工芸の職人街があり、タンネリではモロッコ特産の皮革製品が作られています。

フェズには、木綿、羊毛を扱う繊維業、精油、石鹸、なめし皮の工場が置かれています。

旧市街にはなめし皮、染色、陶工などの工房、それらの手工芸品を販売する商店が路地に密集しています。

フェズは、革製品、絹のショール、赤色の帽子の取引の中心地でもあり、帽子は町の名前にちなんで「フェズ」と呼ばれています。

フェズの伝統工芸
種類 説明
皮なめし タンネリで伝統的な皮革製品が作られる
繊維業 木綿、羊毛を扱う
その他 精油、石鹸、陶器

フェズの食文化

フェズは、モロッコの伝統的な料理を楽しむことができる場所です。

フェズでは、クスクスやタジンといったモロッコ料理を味わうことができます。

また、フェズでは、ミントティーや、アーモンドやナツメヤシを使ったお菓子なども人気です。

フェズを訪れた際には、ぜひ地元の料理を味わってみてください。

フェズの食文化
料理 説明
クスクス モロッコの伝統料理
タジン モロッコの伝統料理
ミントティー モロッコで人気のお茶
お菓子 アーモンドやナツメヤシを使ったお菓子

フェズの生活文化

フェズ旧市街は、自動車が入れない細道が網の目のように張り巡らされ、モスクやマドラサ、ザーウィヤ(霊廟)といった中世イスラム建築が点在しています。

自動車が入れない以上、ここでの物資の運搬手段の主役はいまだにロバか人力です。

フェズは、古い町並みを多数抱えるモロッコのなかでも、「タイムスリップ」という言葉が最もよく似合う町でしょう。

数世紀にわたって王都として繁栄しただけあって、この町では隅々まで伝統の文化が息づいています。

フェズの生活文化
要素 説明
交通手段 ロバや人力
建築様式 中世イスラム建築
生活様式 伝統的な生活様式が維持されている
その他 自動車が入れないため、狭い路地が多い

まとめ

フェズは、伝統工芸や食文化、生活文化など、モロッコの文化を色濃く残す都市です。

フェズ旧市街は、自動車が入れないため、ロバや人力で物資を運搬するなど、伝統的な生活様式が今も維持されています。

フェズは、伝統的な建築様式や、職人技、食文化など、多くの魅力を持つ都市です。

フェズを訪れる際には、これらの文化に触れて、モロッコの伝統を体感してみてください。

4. フェス旧市街の世界遺産登録経緯

要約

世界遺産登録の理由

フェズは、モロッコで最も古いイスラム都市とされるだけあって、宗教施設や要塞など、その都市構造そのものが20世紀まで残ったという点で評価されています。

そして、12世紀の新市街でもあったフェズ・エル・ジェディドは、当時の最先端都市であったマラケシュに影響され、ここの都市計画がモロッコの他都市の建築様式に影響したという点もポイントです。

フェズは、モロッコのイスラム化以降、数世紀で建造された古い都市であるにもかかわらず、20世紀まで中世の町並みが保持され、宗教や軍事的な施設などを含めて文化そのものが残されている点で大変貴重であるということ。

フェズは、モロッコで最も古いイスラム都市とされるだけあって、宗教施設や要塞など、その都市構造そのものが20世紀まで残ったという点で評価されています。

世界遺産登録の理由
理由 説明
中世の町並みの保存 20世紀まで中世の町並みが保持されている
都市計画への影響 12〜15世紀に北アフリカの都市計画に影響を与えた
文化の保存 宗教や軍事的な施設などを含めて文化そのものが残されている

世界遺産登録基準

フェズは、世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録されました。

登録基準(ii)フェズ・エル・ジェディドは、マラケシュの都市構造をモデルとして、12〜15世紀には北アフリカの都市計画に大きな影響を与えたという点。

登録基準(v)フェズは、モロッコのイスラム化以降、数世紀で建造された古い都市であるにもかかわらず、20世紀まで中世の町並みが保持され、宗教や軍事的な施設などを含めて文化そのものが残されている点で大変貴重であるということ。

フェズは、モロッコで最も古いイスラム都市とされるだけあって、宗教施設や要塞など、その都市構造そのものが20世紀まで残ったという点で評価されています。

世界遺産登録基準
基準 説明
登録基準(ii) フェズ・エル・ジェディドは、マラケシュの都市構造をモデルとして、12〜15世紀には北アフリカの都市計画に大きな影響を与えた
登録基準(v) フェズは、モロッコのイスラム化以降、数世紀で建造された古い都市であるにもかかわらず、20世紀まで中世の町並みが保持され、宗教や軍事的な施設などを含めて文化そのものが残されている

世界遺産登録後の取り組み

1980年にはユネスコのアマドゥ・マクタル・ム・ボウ全事務局長がフェズ旧市街の保持の援助を呼びかけました。

1989年以降は自治体でも町の保全に取り組んでいるが、公的予算が不足しているため、住民に住居の保全を呼びかけるに留まっている。

1990年代には汚水の排出、水路網の老朽化、川の暗渠化されていない場所へのごみの投棄といった環境問題によって旧市街の衛生状態が悪化し、古くからの住民の退去を促進する一因にもなった。

衛生状態の改善のために、暗渠化の工事、下水道の整備、汚水産業の移転と指導、川へのごみの投棄の違法化といった処置がとられました。

世界遺産登録後の取り組み
取り組み 説明
ユネスコの援助 1980年にユネスコのアマドゥ・マクタル・ム・ボウ全事務局長がフェズ旧市街の保持の援助を呼びかけた
自治体の保全 1989年以降は自治体でも町の保全に取り組んでいる
環境問題への対策 汚水の排出、水路網の老朽化、川の暗渠化されていない場所へのごみの投棄といった環境問題への対策を実施

まとめ

フェズ旧市街は、1981年にユネスコの世界遺産に登録されました。

世界遺産登録の理由は、フェズがモロッコのイスラム化以降、数世紀で建造された古い都市であり、20世紀まで中世の町並みが保持され、宗教や軍事的な施設などを含めて文化そのものが残されている点で大変貴重であるということです。

世界遺産登録後も、フェズ旧市街の保全は課題となっています。

しかし、フェズ旧市街は、世界遺産として保護され、その歴史と文化を未来へ伝えるために、様々な取り組みが行われています。

5. フェス旧市街の観光スポットとアクティビティ

要約

ブー・ジュルード門

ブー・ジュルード門は、フェズの旧市街の西側の入り口にあり、フェズ旧市街のシンボルです。

1913年に造られ、美しくモロッコらしいアーチの間から見る四角い二つの塔は、モスクとマドラサのミナレットです。

門の表はフェズのカラーとされる「青」。門の内側は「エメラルドグリーン」でアラベスク模様のモザイクが装飾されています。

ブー・ジュルード門は、フェズ旧市街の観光の目印となる重要なスポットであり、ここから菲斯古城の探索を始める観光客も多いです。

ブー・ジュルード門
要素 説明
位置 フェズ旧市街の西側の入り口
特徴 美しくモロッコらしいアーチ
その他 フェズ旧市街のシンボル

ブー・イナニヤ・マドラサ

ブー・イナニヤ・マドラサは、14世紀にマリーン王朝のブー・イナニア王によって建設されたイスラム神学校です。

美しい装飾の木製ドアの中に入ると、そこはまさにイスラムアートの世界。緑や青をベースにしたタイルのモザイクは、よく見ると様々なデザインがあり、色の組み合わせもセンスが光ります。

ブー・イナニヤ・マドラサは、ブージュルード門からタラアケビーラ通りを行くとすぐに見つけることができます。

非イスラムでも見学可能なので、フェズを訪れた際にはぜひ立ち寄ってみてください。

ブー・イナニヤ・マドラサ
要素 説明
建立時期 14世紀
特徴 美しい装飾の木製ドア、緑や青をベースにしたタイルのモザイク
その他 イスラム神学校、非イスラム教徒も入場可能

タンネリ

タンネリとは動物の毛皮を革にする「皮なめし工場」のことで、フェズと言えばこの景色が有名です。

ここでは、働いている人や革にする工程を見ることができます。

アンモニア臭と獣臭で強烈ですので、行くのに少し勇気がいるかもしれません。

タンネリ工場を間近で見たい!という方は、タンネリ工場の入り口にいるたくさんの客引きの中から、妥当な金額をいう方に連れて行って貰えば見えるようです!

タンネリ
要素 説明
種類 皮なめし工場
特徴 アンモニア臭と獣臭が強い
その他 革製品の製造工程を見学できる

まとめ

フェズ旧市街には、ブー・ジュルード門、ブー・イナニヤ・マドラサ、タンネリなど、多くの観光スポットがあります。

これらの観光スポットは、フェズの歴史と文化を物語る貴重な遺産であり、フェズを訪れる際にはぜひ見学したいものです。

フェズ旧市街は、迷路のような構造をしているため、事前に地図を確認したり、ガイドを雇ったりするのも良いでしょう。

フェズ旧市街を散策する際には、迷子にならないように注意し、周囲の人々に道を尋ねるなど、安全に配慮して観光を楽しんでください。

6. フェス旧市街の食文化と名物料理

要約

フェズの伝統料理

フェズは、モロッコの伝統的な料理を楽しむことができる場所です。

フェズでは、クスクスやタジンといったモロッコ料理を味わうことができます。

また、フェズでは、ミントティーや、アーモンドやナツメヤシを使ったお菓子なども人気です。

フェズを訪れた際には、ぜひ地元の料理を味わってみてください。

フェズの伝統料理
料理 説明
クスクス モロッコの伝統料理
タジン モロッコの伝統料理
ミントティー モロッコで人気のお茶
お菓子 アーモンドやナツメヤシを使ったお菓子

フェズの名物料理

フェズには、様々な名物料理があります。

例えば、フェズブルーと呼ばれる青い陶器で食べるクスクスは、フェズならではの味です。

また、フェズでは、羊肉のタジンや、スパイスを使ったスープなども人気です。

フェズを訪れた際には、ぜひこれらの名物料理を味わってみてください。

フェズの名物料理
料理 説明
フェズブルーで食べるクスクス フェズならではの味
羊肉のタジン スパイスを使った料理
スパイスを使ったスープ モロッコの伝統的なスープ

フェズの食文化体験

フェズでは、地元の市場で新鮮な食材を手に入れて、料理教室に参加するのもおすすめです。

また、地元の人々と一緒に食事をすることで、フェズの食文化をより深く知ることができます。

フェズには、伝統的な料理を提供するレストランやカフェもたくさんあります。

フェズを訪れた際には、ぜひこれらの食文化体験を通して、フェズの食文化を楽しんでください。

フェズの食文化体験
体験 説明
料理教室 地元の食材を手に入れて料理教室に参加
地元の人々との食事 地元の人々と一緒に食事をする
レストランやカフェ 伝統的な料理を提供するレストランやカフェ

まとめ

フェズは、モロッコの伝統的な食文化を体験できる場所です。

フェズでは、クスクスやタジンといったモロッコ料理、ミントティー、アーモンドやナツメヤシを使ったお菓子など、様々な料理を楽しむことができます。

フェズを訪れた際には、ぜひ地元の料理を味わったり、料理教室に参加したりして、フェズの食文化を満喫してください。

フェズの食文化は、モロッコの歴史と文化を物語る貴重なものです。

参考文献

フェズの旧市街 | アフリカ, モロッコ | 世界遺産ガイド

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