登録基準 | 説明 |
---|---|
(viii) | 生命進化の記録や、地形形成における重要な進行中の地質学的過程、あるいは重要な地形学的又は自然地理学的特徴といった、地球の歴史の主要な段階を代表する顕著な見本である。 |
1. 世界遺産とは何か
世界遺産条約の採択
1972年、ユネスコは第17回総会にて「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(通称:世界遺産条約)を採択しました。これは、地球の生成と人類の歴史によって生み出され、過去から現在へと引き継がれ、そして私たちが未来の世代に引き継いでいくべきかけがえのない宝物を、人類共通の遺産として保護・保全していくための国際的な協力体制を築くための条約です。
世界遺産条約の採択以前、ユネスコはアスワンハイダムの建設によってナイル川流域にあったヌビア遺跡を水没の危機から救うために、この遺跡群を移築して保存する救済キャンペーンを行いました。このときに「人類共通の遺産」という考え方が広がり、世界遺産条約の採択へとつながっていきました。
世界遺産条約は、世界遺産を保護・保全していくための国際的な枠組みを定め、世界遺産リストに登録された物件は、国際的な協力のもとで保護・保全されることになります。
年 | 内容 |
---|---|
1972年 | 世界遺産条約採択 |
1978年 | 初回登録(文化遺産8カ所、自然遺産4カ所) |
1979年 | アウシュビッツ強制収容所登録 |
世界遺産の種類
世界遺産は「有形の不動産」を対象とし、3つの種類があります。
①文化遺産:顕著な普遍的価値を有する、記念物、建造物群、遺跡、文化的景観など。例)インドのタージ・マハル、ドイツ連邦共和国のケルン大聖堂など
②自然遺産:顕著な普遍的価値を有する、地形や地質、生態系、絶滅のおそれのある動植物の生息・生育地など。例)タンザニア連合共和国のキリマンジャロ国立公園、アメリカ合衆国のイエローストーン国立公園など
③複合遺産:文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えているもの。例)ギリシア共和国のメテオラ、グアテマラ共和国のティカル国立公園など
種類 | 説明 | 例 |
---|---|---|
文化遺産 | 記念物、建造物群、遺跡、文化的景観など | インドのタージ・マハル、ドイツ連邦共和国のケルン大聖堂 |
自然遺産 | 地形や地質、生態系、絶滅のおそれのある動植物の生息・生育地など | タンザニア連合共和国のキリマンジャロ国立公園、アメリカ合衆国のイエローストーン国立公園 |
複合遺産 | 文化遺産と自然遺産の両方の価値を兼ね備えているもの | ギリシア共和国のメテオラ、グアテマラ共和国のティカル国立公園 |
世界遺産登録の手順
世界遺産登録には、以下の手順を踏みます。
1. 各国は、国内の世界遺産候補物件リスト(暫定リスト)の中から条件が整ったものを世界遺産委員会に推薦します。
2. 文化遺産は国際記念物遺跡会議(ICOMOS)、自然遺産は国際自然保護連合(IUCN)が調査を行い、専門機関からの報告書をもとに世界遺産リストに登録するかどうかを決定します。
3. 世界遺産委員会は、条約締約国21カ国の代表から構成され、新規に世界遺産に登録される物件や拡大物件、「危機にさらされている世界遺産」(危機遺産)などの登録および削除、また、登録された遺産のモニタリングや技術支援、ワールド・ヘリテジ・ファンド(世界遺産基金)の用途などを審議、決定を行っています。
手順 | 内容 |
---|---|
1 | 各国が暫定リストから世界遺産委員会に推薦 |
2 | ICOMOS(文化遺産)またはIUCN(自然遺産)が調査 |
3 | 世界遺産委員会が登録可否を決定 |
まとめ
世界遺産は、人類共通の遺産として保護・保全していくための国際的な枠組みであり、世界遺産条約に基づいて登録された物件は、国際的な協力のもとで保護・保全されます。
世界遺産には、文化遺産、自然遺産、複合遺産の3つの種類があり、それぞれの基準を満たした物件が世界遺産リストに登録されます。
世界遺産登録は、国際的な協力のもとで行われ、世界遺産委員会が登録の可否を決定します。
2. ハイコースト/クヴァルケン群島の地理と気候
ハイコースト
ハイコーストは、スウェーデンのヴェステルノールランド県に広がるボスニア湾沿岸部の海岸です。この一帯は、氷期には巨大な氷床が形成されており、それが後退するに従って陸地にのし掛かる重みが軽減されてきました。
その反動で、年間平均1cm前後という顕著な土地の隆起(リバウンド現象)を惹き起こしており、アイソスタシー研究の好例として知られています。
「高い海岸」を意味するその名の通り、ハイコーストは屹立した断崖とともに、数多くの入り江、湖、島々などから成る非常に複雑な景観を形成しています。
特徴 | 説明 |
---|---|
地形 | 屹立した断崖、入り江、湖、島々 |
地質 | 先カンブリア時代の堆積岩、モレーン |
隆起速度 | 年間平均1cm前後 |
隆起量 | 過去9,600年間で285〜294m |
クヴァルケン群島
クヴァルケン群島は、フィンランドの西海岸の沖合にある諸島です。一帯はボスニア湾で最も狭くて浅い地域であり、木の生えない小島嶼が多く、モレーン地形が発達しています。
西部のストシェル島、エブシェル島周辺はヴァラッサーレット諸島とも呼ばれます。キョクアジサシ、ハジロウミバト、ホンケワタガモ、ハイイロアザラシ、ムール貝などが生息しており、1974年にラムサール条約登録地となりました。
特徴 | 説明 |
---|---|
地形 | 約5,600もの島々、モレーン地形 |
地質 | モレーン、ターミナル・モレーン、ハンモック・モレーン、ドラムリン |
水深 | 最大25m、平均10m未満 |
隆起速度 | 年間約1cm |
アイソスタシー
地球内部はおおよそ内核-外核-マントル-地殻で構成されています。地表は軽い地殻が重く流動性のあるマントルに浮いているイメージで、地殻が重ければ沈み込み、軽ければ浮き上がってバランスを取る。こうした均衡作用を「アイソスタシー(地殻均衡)」と呼びます。
新生代(6
氷期に氷床は著しく発達して地殻が沈み込み、間氷期に氷床が溶けると元に戻ろうと浮上します。氷河に起因するこうした均衡作用が「グレイシオ・ハイドロアイソスタシー(氷河性地殻均衡)」で、特に地殻が浮上して元に戻る現象を「アイソスタティック・リバウンド(地殻均衡復元)」といいます。
用語 | 説明 |
---|---|
アイソスタシー | 地殻の均衡作用 |
グレイシオ・ハイドロアイソスタシー | 氷河による地殻均衡作用 |
アイソスタティック・リバウンド | 氷河が溶けて地殻が浮上する現象 |
まとめ
ハイコーストとクヴァルケン群島は、ボスニア湾沿岸に位置し、氷河期の氷床が溶けたことによって起こるアイソスタシーによる地殻均衡復元が顕著に見られる地域です。
ハイコーストは、スウェーデン側に位置し、屹立した断崖や入り江、湖、島々などから成る複雑な景観が特徴です。
クヴァルケン群島は、フィンランド側に位置し、約5600もの島々からなる群島で、モレーン地形が発達しています。
ハイコーストとクヴァルケン群島は、アイソスタシーによる地殻均衡復元が地球上で最も顕著に現れている地域であり、世界遺産に登録されています。
3. ハイコースト/クヴァルケン群島の自然の魅力
ハイコーストの自然
ハイコーストは、氷河期に削り採られた高い岩壁のそばに、入り江や湖、沼、緑豊かな島々などが入り組み、多彩な美しい景観を楽しめる世界遺産として注目されています。
海岸線には先史時代の遺跡があったり、まるでサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジを想像させるような美しい吊り橋「ベガクステン橋」が河口にかかっていたりと見どころが多く、ハイキングコースも多数整備されています。
ベガクステン橋は世界遺産対象ではありませんが、4年の歳月をかけて建築され、1997年12月に開通しました。世界で16番目の長さという立派な橋で、ボスニア湾へ流れ込む河川の両岸を結ぶ役割を担っています。
夜のライトアップされたベガクステン橋はとてもロマンチック。ドライブしながら、ゆったりと世界自然遺産の魅力を満喫したいですね。
要素 | 説明 |
---|---|
岩壁 | 氷河期に削り採られた高い岩壁 |
入り江 | 複雑に入り組んだ入り江 |
湖 | 氷河期に形成された湖 |
島々 | 緑豊かな島々 |
遺跡 | 先史時代の遺跡 |
橋 | ベガクステン橋 |
ハイキングコース | 多数整備されている |
クヴァルケン群島の自然
クヴァルケン群島では、ハイコーストとはまた趣の違った景色が広がります。ハイコーストは切り立った絶壁など荒々しい自然美も多いのに対し、クヴァルケン群島は豊かな水と緑の穏やかな自然美といった感じです。
現在も土地が隆起し続けているので、100年後には見える光景が変わっているかもしれません。
クヴァルケン群島を望む展望台に上ると、まるで水面に緑の絵の具を流したかのように様々な形をした島が点在する絶景が目の前に広がります。特にクヴァルケン群島の奥の水平線に夕日が沈んでいく様子は息を呑むような光景なので、うまく時間を合わせて世界遺産を観光したいですね。
要素 | 説明 |
---|---|
島々 | 様々な形をした島々が点在 |
展望台 | クヴァルケン群島を望む展望台 |
夕日 | 水平線に沈む夕日 |
水深 | 浅い海域 |
モレーン地形 | 洗濯板のようなデ・イェール・モレーン |
ハイコーストとクヴァルケン群島の動植物
ハイコーストとクヴァルケン群島の地質と地形の違いは動植物相の違いにも表れています。
大陸と陸続きのハイコーストでは針葉樹林から落葉広葉樹林まで歴史ある多彩な森林タイプが見られ、ヒグマやオオヤマネコ、ヘラジカといった大型哺乳動物も少なくない。海域についてもバルト海の低い塩分濃度と川から流れ込む豊富な雪融け水のおかげで海水・汽水・淡水の種が混在し、また水深293mまで急速に落ち込む地形で種は少ないものの特有の海洋生態系が見られます。7
一方、クヴァルケン群島は歴史が浅く小さな島が多く、大陸からも離れているため、深い森や大型の動物は少なく、新たな動植物が現れると動植物相が一気に変わる動的な生態系が展開しています。水深も最大25m・平均10m未満と浅いため海洋生物相も少なく、人間の文化の跡もあまり見られない。
地域 | 特徴 | 例 |
---|---|---|
ハイコースト | 歴史ある多彩な森林タイプ | 針葉樹林、落葉広葉樹林、ヒグマ、オオヤマネコ、ヘラジカ |
クヴァルケン群島 | 動的な生態系 | 新しい動植物が出現 |
まとめ
ハイコーストとクヴァルケン群島は、氷河期に形成された地形と、現在も続く地殻均衡復元によって、独特の自然景観を生み出しています。
ハイコーストは、切り立った断崖や入り江、湖、島々などから成る複雑な景観が特徴で、豊かな動植物相が見られます。
クヴァルケン群島は、約5600もの島々からなる群島で、モレーン地形が発達し、穏やかな自然美が魅力です。
ハイコーストとクヴァルケン群島は、地球の歴史と自然の力を感じることができる貴重な場所です。
4. ハイコースト/クヴァルケン群島の歴史的背景
氷河期の影響
最終氷期、スカンジナビア半島やフィンランド周辺のフェノ=スカンジア地方はスカンジナビア氷床(フェノ=スカンジア氷床)と呼ばれる巨大な氷床に覆われていました。一説ではこの氷床の厚さは最大3
最終氷期は26
氷床がほぼ消滅した最終氷期後の10
時期 | 内容 |
---|---|
最終氷期 | スカンジナビア氷床に覆われる |
最終氷期ピーク | 約26,500年前 |
アイソスタティック・リバウンド開始 | 約20,000年前 |
氷床消滅後 | 約10,000年で290m上昇 |
将来 | 約10,000~12,000年で100~130m上昇 |
ハイコーストの歴史
ハイコーストはボスニア湾の中南部西岸に延びる全長75kmほどの海岸線で、過去9
地質は先カンブリア時代(約5億4
7
時期 | 内容 |
---|---|
10,000年前 | 海面上に姿を現す |
現在 | 285〜294m隆起 |
地質 | 先カンブリア時代の堆積岩、モレーン |
景観 | 300m近い断崖、入り組んだ湾、多数の島々 |
人類の居住跡 | 7,000年ほど前までさかのぼる |
クヴァルケン群島の歴史
一方、クヴァルケン群島はボスニア湾の中部東岸約80kmに点在する5
地質はほとんどモレーンで、氷河の末端に堆積したターミナル・モレーン(エンド・モレーン)、小さな丘状のハンモック・モレーン、氷河によって形成された丘・ドラムリン(氷堆丘)といった多彩な氷河地形が見られます。
特にスウェーデンの地質学者イェラルド・デ・イェールが分類したことからその名が付いた、ギザギザの溝が入ったデ・イェール・モレーン(デ・ギア・モレーン/洗濯板モレーン)で知られます。島はなだらかで水深も浅く、湾や入江も小さくヘーガ・クステンとは対照的な景観が広がっています。
時期 | 内容 |
---|---|
陸地としての歴史 | 多くが1,000年未満、長くても2,000年ほど |
地質 | モレーン、ターミナル・モレーン、ハンモック・モレーン、ドラムリン |
地形 | デ・イェール・モレーン(洗濯板モレーン) |
水深 | 最大25m、平均10m未満 |
まとめ
ハイコーストとクヴァルケン群島は、氷河期の巨大な氷床が溶けたことによって形成された地形であり、現在も続く地殻均衡復元によって、独特の景観を生み出しています。
ハイコーストは、長い歴史を持つ地域であり、先史時代の遺跡や文化的景観が残されています。
クヴァルケン群島は、比較的新しい陸地であり、モレーン地形や氷河地形が特徴です。
ハイコーストとクヴァルケン群島は、氷河期から現在に至るまでの地球の歴史を物語る貴重な場所です。
5. 世界遺産登録の意義と影響
登録基準
ハイコースト/クヴァルケン群島は、主にふたつの理由から地質学的価値が非常に高く評価されています。
第一に、ふたつの構成資産には世界でもっとも大きい氷河性のアイソスタシーによる隆起が見られます。最後の内陸氷床が後退した後も土地は上昇を続けており、過去10
この隆起は現在も続いており、氷期後の海域の大きな変化と関係しています。この現象はこの地ではじめて認識・研究されたものであり、氷床の融解に関連した地殻変動プロセスを解明するために特に重要な地域と認識されています。
理由 | 説明 |
---|---|
世界最大の隆起 | 最後の内陸氷床が後退した後も土地は上昇を続けており、過去10,500年の間に約290mの隆起が記録されている |
氷床の融解プロセス解明 | 氷床の融解に関連した地殻変動プロセスを解明するために特に重要な地域 |
氷河堆積物の特徴 | デ・イェール・モレーンをはじめ氷河堆積物の特徴的な配列を見せており、地域の氷河地形と海の景観に多様性を与えている |
登録の意義
ハイコースト/クヴァルケン群島は、世界遺産登録基準(viii)「生命進化の記録や、地形形成における重要な進行中の地質学的過程、あるいは重要な地形学的又は自然地理学的特徴といった、地球の歴史の主要な段階を代表する顕著な見本である」に該当し、世界遺産に登録されました。
この世界遺産登録は、ハイコースト/クヴァルケン群島の地質学的価値を世界的に認め、保護・保全の重要性を高めました。
また、世界遺産登録は、観光客の増加や地域経済の活性化にもつながりました。
基準 | 説明 |
---|---|
(viii) | 生命進化の記録や、地形形成における重要な進行中の地質学的過程、あるいは重要な地形学的又は自然地理学的特徴といった、地球の歴史の主要な段階を代表する顕著な見本である。 |
今後の課題
ハイコースト/クヴァルケン群島は、世界遺産登録によって、観光客の増加や開発が進み、自然環境への影響が懸念されています。
特に、観光客の増加による環境負荷や、開発による自然環境の破壊などが課題として挙げられます。
世界遺産登録は、地域にとって大きな喜びと同時に、責任も伴います。
影響 | 説明 |
---|---|
観光客増加 | 世界遺産登録によって観光客が増加 |
開発促進 | 観光客増加に伴い開発が進展 |
環境負荷 | 観光客増加や開発による環境負荷増加 |
保護活動強化 | 世界遺産登録によって保護活動が強化 |
まとめ
ハイコースト/クヴァルケン群島は、世界遺産登録によって、その地質学的価値が世界的に認められ、保護・保全の重要性が高まりました。
世界遺産登録は、観光客の増加や地域経済の活性化にもつながりましたが、同時に、自然環境への影響も懸念されています。
ハイコースト/クヴァルケン群島は、地球の歴史と自然の力を感じることができる貴重な場所であり、今後もその価値を保全していくことが重要です。
6. ハイコースト/クヴァルケン群島の今後の課題と保護活動
観光客増加による影響
ハイコースト/クヴァルケン群島は、世界遺産登録によって、観光客の増加が見込まれます。
観光客の増加は、地域経済の活性化に貢献する一方で、自然環境への負荷増加も懸念されます。
ゴミ問題、騒音問題、動植物への影響など、観光客増加に伴う様々な問題が発生する可能性があります。
影響 | 説明 |
---|---|
ゴミ問題 | 観光客増加によるゴミ問題 |
騒音問題 | 観光客増加による騒音問題 |
動植物への影響 | 観光客増加による動植物への影響 |
開発による影響
ハイコースト/クヴァルケン群島は、世界遺産登録によって、開発が進み、自然環境の破壊が懸念されます。
特に、観光施設の建設や道路整備などが、自然環境に悪影響を及ぼす可能性があります。
開発を進める際には、自然環境への影響を最小限に抑えるための対策が必要です。
影響 | 説明 |
---|---|
自然環境の破壊 | 観光施設の建設や道路整備による自然環境の破壊 |
生態系の変化 | 開発による生態系の変化 |
保護活動
ハイコースト/クヴァルケン群島は、世界遺産登録によって、保護活動が強化されています。
スウェーデンとフィンランドの両国政府は、ハイコースト/クヴァルケン群島の保護・保全のために、様々な取り組みを行っています。
例えば、国立公園の設置、自然保護区の指定、環境教育の推進などが挙げられます。
活動 | 説明 |
---|---|
国立公園の設置 | 自然環境の保護 |
自然保護区の指定 | 自然環境の保護 |
環境教育の推進 | 環境保護意識の向上 |
まとめ
ハイコースト/クヴァルケン群島は、世界遺産登録によって、観光客の増加や開発が進み、自然環境への影響が懸念されています。
しかし、同時に、保護活動も強化されており、世界遺産登録は、ハイコースト/クヴァルケン群島の価値を保全していくための重要な契機となっています。
ハイコースト/クヴァルケン群島は、地球の歴史と自然の力を感じることができる貴重な場所であり、今後もその価値を保全していくことが重要です。
参考文献
・ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島 – 世界遺産オンラインガイド
・まだ見ぬフィンランド:唯一の世界自然遺産クヴァルケン群島 …
・へーガ・クステン / クヴァルケン群島 – 世界遺産を学ぶ
・「ハイコーストとクヴァルケン群島 〜 1万年上昇しつづける …
・ヘーガ・クステン(ハイ・コースト)とクヴァルケン群島とは?
・ハイ-コースト/クヴァルケン群島(ハイコースト クヴァルケン …
・ヘーガ・クステン/クヴァルケン群島 – 世界遺産データベース
・ヘーガ・クステンとクヴァルケン群島 – ヘーガ・クステンとク …
・世界遺産 ハイ・コースト/クヴァルケン群島|ホットホリデー
・スウェーデンの世界遺産3(ヘーガ・クステンとクヴァルケン …
・「世界遺産=観光地」として見る人の大いなる誤解 本来の目的 …
・1万年前から上昇し続ける大地!ハイコーストとクヴァルケン群島
・世界遺産クヴァルケン群島 The Kvarken Archipelago – フィンランド …