イスファハンのジャーメ・モスクとは?世界遺産についての解説

イスファハーンのジャーメ・モスクの構成要素
項目 内容
起源と歴史 771年創建、ブワイフ朝、セルジューク朝、モンゴル帝国、サファヴィー朝など様々な時代の建築様式が混在
モザイク装飾 様々な時代の装飾が施され、イスラム美術の粋を集めたもの
建築様式と特徴 チャハール・イーワーン様式、二重殻ドーム構造など、革新的な技術が導入された
世界遺産登録 2012年に世界遺産に登録、建築史的、芸術的価値が認められた
内部装飾と神聖な雰囲気 細密なレリーフ、ドーム、ミナレットなど、神聖な雰囲気を醸し出す
周辺の観光スポット イマーム広場、グランドバザールなど、歴史と文化に触れることができる

1. ジャーメモスクの起源と歴史

要約

イスファハーンにおける最古のモスク

イスファハーンのジャーメ・モスクは、イランのエスファハーンにある会衆のモスクであり、金曜モスクとも呼ばれています。771年に建築されたエスファハーンでもっとも古いモスクであり、絶え間無く建築活動が行われた結果、建物のどの部分がどの時代に建てられたのかすら特定が困難な複雑な歴史を持つモスクです。イランにおけるモスク建築史を体現している建築物とも言え、イスラム建築研究者の石井昭は「建築様式の博物館である」と評しています。

ジャーメ・モスクは、771年にエスファハーンの別のモスクからミンバルをこの地に移送してきたことから始まります。最初期のモスクの形態については不明な部分が多く、考古学的な発掘調査によって煉瓦と木材を使用した古典的なモスクであったことが判明している程度です。

このモスクは約2世紀の間、小規模な修復を行いつつも大きな変容は無いままに使用がなされていましたが、10世紀後半のブワイフ朝の時代になると、中庭に面した部分が最新の装飾技法を用いた焼き煉瓦で作り直され、建物の大幅な拡張が行われました。これによって教室、図書室、宿泊施設として使用される部分が出てきたほか、出入り口には2本の新しいミナレットが建てられました。

スンナ派のセルジューク朝の時代になると今日に残るジャーメ・モスクの基礎的な部分がほぼ完成します。この時期の特徴としては、南北のドームの建築と、中庭の4つのイーワーンの建築という2点が挙げられます。

ジャーメモスクの建築年代
時代 主な建築
771年 創建
10世紀後半 ブワイフ朝による拡張
11世紀 セルジューク朝によるドーム建築
12世紀 イーワーンの建築
13世紀〜14世紀 モンゴル帝国による改修
16世紀〜17世紀 サファヴィー朝による改修

セルジューク朝時代のドーム建築

南のドームは1086年から1087年にかけてセルジューク朝第3代スルタンのマリク・シャーとその宰相ニザーム・アル=ムルクによって建てられたもので、高さ20メートル、直径10メートルという大きさは当時のイスラム世界では最大の規模を誇るドームでした。同時にイランにおける初の本格的なドームを備えたモスクとなり、建築史上においても大きな意味を持ったドームです。

北のドームは1088年にニザーム・アル=ムルクの政敵であったタージュ・アル=ムルクによって建てられました。これらのドームはモスクからやや離れた場所に建設されましたが、アンリ・スチールランはこの理由について、当初はモスクの中には建てられないスルタンの墓廟として建築がなされたと主張しています。

南のドームは12世紀前半頃に、北のドームは14世紀までにモスク本体に組み込まれ、現在の姿となっています。

多柱式の礼拝堂部分は、1120年にイスマール派の示威行動によって、木造陸屋根が焼失したため、煉瓦造りの小さなドームやヴォールトに架け替えられました。これの上をさらに厚い土の層で覆って、若干の凹凸のある陸屋根を作っています。

ジャーメモスクのドーム
ドーム 特徴
南のドーム セルジューク朝、高さ20m、直径10m、イラン初の本格的なドーム
北のドーム ニザーム・アル=ムルクの政敵によって建設
多柱式の礼拝堂 1120年の火災で焼失、煉瓦造りのドームに架け替え

中庭を囲むイーワーンの建築

中庭に面した4つのイーワーンが建てられたのは1121年から1220年ごろにかけてですが、建築過程やその理由についてはあまり明らかになっておらず、それぞれのスタイルや建築様式の差異から同時にではなく順番に建てられたものであると考えられています。

また、建築されたものはそれまでのイスラム世界で見られた古典的なイーワーンスタイルではなく、建物との区別をつけるための四角い枠取りが行われた新しいスタイルのイーワーンでした。

マリク・シャー時代には、ギャーム広場に面してスルタンの宮殿や時刻を知らせる楽隊のための建物が建ち、広場の周囲はバザールとなっていました。また、宰相の名を冠したスンナ派イスラームの教義を教育研究するための施設(マドラサ)として建てられたニザーミーヤ学院が広場から少し離れた東方に所在していたという記録が残っています。

その後も13世紀から14世紀にかけてはモンゴル帝国、16世紀から17世紀にかけてはサファヴィー朝時代と手が加えられ、上述したように、さながら「イラン・イスラーム建築の博物館」の様相を呈しています。

ジャーメモスクのイーワーン
イーワーン 特徴
南のイーワーン 1121年から1220年ごろに建設
東のイーワーン 1121年から1220年ごろに建設
西のイーワーン 1121年から1220年ごろに建設
北のイーワーン 1121年から1220年ごろに建設
新しいスタイル 建物との区別をつけるための四角い枠取り

まとめ

イスファハーンのジャーメ・モスクは、771年の創建から現在に至るまで、様々な時代の建築様式が混在する、まさに「建築様式の博物館」と言えるモスクです。

特に、セルジューク朝時代のドーム建築と、中庭を囲むイーワーンの建築は、後のイスラム建築に大きな影響を与えました。

ジャーメ・モスクは、イランの歴史と文化を物語る貴重な遺産であり、世界遺産に登録されたのも納得です。

このモスクを訪れる際には、それぞれの時代の建築様式や装飾に注目して見てみると、より深く理解できるでしょう。

2. イスファハンの美しいモザイク装飾

要約

モザイク装飾の技術と特徴

ジャーメ・モスクの内部には、壁体やヴォールドで閉ざされた独立部分と、床面の高低で区分される半独立部分があります。独立部分としてはマドラサ、礼拝室(オルジェイトゥの礼拝所など)、シャベスターン、サファヴィー朝時代のドームなどがあり、半独立部分としては南北ドーム、4つのイーワーンなどがあります。

聖龕(ミヒラーブ)はサファヴィー朝時代、ムザッファル朝時代、イルハン朝時代のものなどが各所に計13箇所設けられています。

正方形の部屋に円形のドームを架構する方法とし、複雑なデザインの三つ葉型の「トロンプ」によって正八角形を創り、その上の16このアーチ形の小壁を経て、円形のドームの下端に移行させています。

4イーワーンは、同時に建設されたのではなく、南、東、西、北の順に作られ、左右の屋根よりも高くそびえた巨大な矩形の縁取りのあるファサードを持ち、しかも彩釉タイルによって装飾されています。

ジャーメモスクの装飾
場所 装飾
壁体 サファヴィー朝、ムザッファル朝、イルハン朝時代のモザイク装飾
ヴォールド サファヴィー朝、ムザッファル朝、イルハン朝時代のモザイク装飾
礼拝室 オルジェイトゥの礼拝所など、様々な時代のモザイク装飾
ドーム サファヴィー朝時代のモザイク装飾
イーワーン サファヴィー朝時代のモザイク装飾
ミヒラーブ サファヴィー朝、ムザッファル朝、イルハン朝時代のモザイク装飾

モザイク装飾の美しさ

中庭に面した部分は、美しく装飾を施しているが、側面や後ろ側には、見えるところでも装飾的な配慮はしていない。この表側のみを見栄えよくし、裏側には気を配らない手法は、イラン文化圏の建築に広く流行した手法です。

彩釉タイルは、2パターンあり、単色のタイル板を図柄の形に刻んだのち、貼り合わせるモザイク状のものと、数色を用いて図柄を描いた絵付けタイル状のものがあります。前者は、美しいが手間と経費がかかるため、より目につく場所に使用されています。

また、後者に書かれたアラビア文字は、聖典コーランを文様化したものです。

南、西、東イーワーンの半ドームには、小曲面を複雑に組み合わせ、持ち送り構造を持たせた独特の意匠ムカルナスが使用されています。しかしながら、このモスクのものは、時代も古く繊細とは言い難いものです。

モザイク装飾の種類
種類 特徴
モザイク状 単色のタイル板を図柄の形に刻んで貼り合わせる
絵付けタイル状 数色を用いて図柄を描く
アラビア文字 聖典コーランを文様化したもの

モザイク装飾の文化的意義

イスラム世界では偶像崇拝の否定から、このように抽象的な幾何学文様が発展しました。

ジャーメ・モスクのモザイク装飾は、単なる装飾にとどまらず、イスラム教の教えや信仰を表現する重要な役割を担っています。

幾何学模様や植物文様、アラビア文字など、様々なモチーフが用いられ、見る人の心を魅了すると同時に、深い精神性を伝えています。

モザイク装飾は、イスラム美術の粋を集めたものであり、ジャーメ・モスクの重要な特徴の一つです。

まとめ

ジャーメ・モスクのモザイク装飾は、その美しさだけでなく、イスラム美術の歴史と文化を物語る重要な要素です。

様々な時代の装飾様式が混在し、それぞれの時代の技術や美意識を感じることができます。

モザイク装飾は、ジャーメ・モスクの壮大さと神聖さをさらに高め、訪れる人々に深い印象を与えます。

イスファハーンを訪れた際には、ジャーメ・モスクのモザイク装飾をじっくりと鑑賞し、その美しさに酔いしれてみてください。

3. ジャーメモスクの建築様式と特徴

要約

チャハール・イーワーン様式

ジャーメ・モスクは、中庭を4方向からイーワーンで囲むという建築様式「チャハール(4)・イーワーン」を採用した最初のモスクです。

そして、イスラム王朝でも最初期の二重殻ドームを採用した「ネザム・アル・モルク・ドーム」はイスラム建築の基本ともなりました。

現在のジャーメ・モスクは、セルジューク朝(1038〜1194年)時代に再建されたモスクをベースにしていて、それらを拡張し、新しい技術を導入していったものです。

もともとは霊廟やドームなどが点在し、それぞれを一つの建造物へと取り込んで拡張していったと考えられていますが、その過程は諸説あり、はっきりとはしていません。現在もセルジューク朝時代に建造された礼拝堂などが残っています。

ジャーメモスクの建築様式
様式 特徴
チャハール・イーワーン様式 中庭を4方向からイーワーンで囲む
二重殻ドーム構造 イスラム王朝初の採用
多柱式礼拝堂 アラブ・古典様式

建築様式の多様性

ジャーメ・モスクは、サーサーン朝時代の宮殿建築で用いられた4つの中庭を持つ構造をイスラムの宗教建築に適応した最初のモスクであり、基本となったものです。

さらにイスラム王朝では初めて採用された二重殻ドーム構造といった新しい工学技術が見られ、これは後に建造されていくモスクや霊廟の建築にも採用されていきました。

これらの2つの要素は、モスクの設計、レイアウト、ドーム建設の基礎として、後のイスラム建築において採用されたという点で評価されています。

エスファハーンは8世紀にはアラブ人の支配下にあり、ジャーメ・モスクはそれ以前の王朝で採用された中庭の構造を利用したイスラム建築で、チャハール・イーワーンや二重殻ドームなど、後のイスラム建築で設計された建築物のルーツ的な存在であるという点で評価されています。

ジャーメモスクの建築技術
技術 特徴
二重殻ドーム構造 外側のドームが内側のドームを支える
ムカルナス 小曲面を複雑に組み合わせた装飾
トロンプ 三つ葉型のデザインで正八角形を創る

ジャーメモスクの平面構成

キブラ方向を南から約30°西に振って軸を定めた縦長の中庭が55m×68m、建物の外側が85m×125mの広さを持ち、多柱式の礼拝室は、南側すなわちキブラ壁側に18本×7列、北側に18本×5本、その間の東西の壁側に3本×15列の焼成煉瓦造りの柱(ピア)を架けた、アラブ・古典様式の広大なモスクです。

このモスクには伝統的な形態を持った入り口が8つあり、南東の入り口は常時開設、その他の入り口は礼拝時間に開設されます。他にも現在は使用されていないものや作業用の入り口、かつて利用された痕跡のある入り口などがあります。

内部には壁体やヴォールドで閉ざされた独立部分と、床面の高低で区分される半独立部分があります。独立部分としてはマドラサ、礼拝室(オルジェイトゥの礼拝所など)、シャベスターン、サファヴィー朝時代のドームなどがあり、半独立部分としては南北ドーム、4つのイーワーンなどがあります。

聖龕(ミヒラーブ)はサファヴィー朝時代、ムザッファル朝時代、イルハン朝時代のものなどが各所に計13箇所設けられています。

ジャーメモスクの平面構成
部分 特徴
中庭 縦長、55m×68m
建物 外側、85m×125m
礼拝室 多柱式、南側に18本×7列、北側に18本×5本、東西に3本×15列の柱
入り口 伝統的な形態、8つあり、南東の入り口は常時開設
独立部分 マドラサ、礼拝室、シャベスターン、サファヴィー朝時代のドーム
半独立部分 南北ドーム、4つのイーワーン

まとめ

ジャーメ・モスクは、イスラム建築史において重要な役割を果たしたモスクであり、その建築様式は後のモスク建築に大きな影響を与えました。

チャハール・イーワーン様式や二重殻ドーム構造など、革新的な技術が導入され、イスラム建築の新たな可能性を切り開きました。

また、ジャーメ・モスクは、様々な時代の建築様式が融合した、まさに「建築様式の博物館」と言えるモスクです。

このモスクを訪れる際には、その建築様式や特徴に注目して見てみると、より深く理解できるでしょう。

4. イスファハンのジャーメモスクの世界遺産登録に至る経緯

要約

世界遺産登録基準

エスファハーンのジャーメ・モスクは、2012年の第36回世界遺産委員会において、世界遺産(文化遺産)に登録されました。

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

登録基準(ii)ジャーメ・モスクは、サーサーン朝時代の宮殿建築で用いられた4つの中庭を持つ構造をイスラムの宗教建築に適応した最初のモスクであり、基本となったもの。さらにイスラム王朝では初めて採用された二重殻ドーム構造といった新しい工学技術が見られ、これは後に建造されていくモスクや霊廟の建築にも採用されていきました。

これらの2つの要素は、モスクの設計、レイアウト、ドーム建設の基礎として、後のイスラム建築において採用されたという点。

世界遺産登録基準
基準 内容
登録基準(ii) サーサーン朝時代の宮殿建築の影響を受けた最初のモスク、二重殻ドーム構造の採用

世界遺産としての価値

エスファハーンは8世紀にはアラブ人の支配下にあり、ジャーメ・モスクはそれ以前の王朝で採用された中庭の構造を利用したイスラム建築で、チャハール・イーワーンや二重殻ドームなど、後のイスラム建築で設計された建築物のルーツ的な存在であるという点で評価されています。

ジャーメ・モスクは、イスラム建築史における重要なモスクであり、その建築様式は後のモスク建築に大きな影響を与えました。

チャハール・イーワーン様式や二重殻ドーム構造など、革新的な技術が導入され、イスラム建築の新たな可能性を切り開きました。

また、ジャーメ・モスクは、様々な時代の建築様式が融合した、まさに「建築様式の博物館」と言えるモスクです。

世界遺産登録の意義

ジャーメ・モスクの世界遺産登録は、このモスクの建築史的、芸術的価値を世界的に認め、保護していくための重要な一歩です。

世界遺産登録によって、ジャーメ・モスクは、世界中の人々に知られるようになり、観光客の増加が見込まれます。

観光客の増加は、地域経済の活性化に貢献するとともに、ジャーメ・モスクの保存・修復にも役立ちます。

世界遺産登録は、ジャーメ・モスクの価値を後世に伝えるための重要な役割を果たしています。

まとめ

イスファハーンのジャーメ・モスクは、その建築史的、芸術的価値から、世界遺産に登録されました。

このモスクは、イスラム建築史における重要なモスクであり、その建築様式は後のモスク建築に大きな影響を与えました。

世界遺産登録によって、ジャーメ・モスクは、世界中の人々に知られるようになり、観光客の増加が見込まれます。

ジャーメ・モスクは、イランの歴史と文化を物語る貴重な遺産であり、世界遺産登録によって、その価値がさらに高まりました。

5. ジャーメモスクの内部装飾と神聖な雰囲気

要約

内部装飾の美しさ

ジャーメ・モスクの内部は、様々な時代の装飾が施され、その美しさは圧巻です。

特に、14世紀のイルハン朝時代に作られた、細密なレリーフが美しいミフラーブは、必見です。

また、11世紀のセルジューク朝時代に作られたドームや、14世紀のムザッファル朝時代に作られた礼拝堂など、それぞれの時代の装飾様式が混在し、見ごたえがあります。

ジャーメ・モスクの内部装飾は、イスラム美術の粋を集めたものであり、その美しさは、訪れる人々の心を魅了します。

ジャーメモスクの内部装飾
時代 装飾
イルハン朝 細密なレリーフが美しいミフラーブ
セルジューク朝 ドーム
ムザッファル朝 礼拝堂
サファヴィー朝 ドーム、ミナレット

神聖な雰囲気

ジャーメ・モスクは、イスラム教徒にとって聖なる場所であり、その内部には神聖な雰囲気が漂っています。

静寂の中で、信者たちの祈りの声が響き渡り、神聖な空気を一層高めています。

モスクの内部装飾は、信者たちの心を落ち着かせ、神への信仰を深める効果があると考えられています。

ジャーメ・モスクを訪れる際には、その神聖な雰囲気に身を委ね、心を落ち着かせてみてください。

宗教的な意味合い

ジャーメ・モスクの内部装飾には、イスラム教の教えや信仰を表現するものが多く見られます。

例えば、ミフラーブはメッカの方向を示すものであり、信者たちが礼拝を行う際に重要な役割を果たします。

また、ドームやミナレットなどの建築様式も、イスラム教の信仰に基づいたものです。

ジャーメ・モスクの内部装飾は、単なる装飾にとどまらず、イスラム教の信仰を表現する重要な役割を担っています。

まとめ

ジャーメ・モスクの内部装飾は、その美しさだけでなく、イスラム教の教えや信仰を表現する重要な役割を担っています。

様々な時代の装飾が施され、それぞれの時代の技術や美意識を感じることができます。

ジャーメ・モスクを訪れる際には、その内部装飾をじっくりと鑑賞し、その美しさに酔いしれてみてください。

また、モスクの内部には神聖な雰囲気が漂っており、心を落ち着かせることができます。

6. ジャーメモスク周辺の観光スポットとおすすめ体験

要約

イマーム広場

ジャーメ・モスクから約2キロメートル南には、同じく世界遺産のイマーム広場があります。

イマーム広場は、サファヴィー朝時代に建設された壮大な広場であり、周囲にはイマーム・モスク、アリー・カプー宮殿、シェイフ・ロトフォッラー・モスクなど、見事な建築物が立ち並んでいます。

イマーム広場は、イスファハーンの象徴的な場所であり、訪れる人々に感動を与えます。

ジャーメ・モスクを訪れた際には、ぜひイマーム広場にも足を運んでみてください。

ジャーメモスク周辺の観光スポット
スポット 特徴
イマーム広場 サファヴィー朝時代に建設された壮大な広場
グランドバザール イスファハーン最大のバザール
アリー・カプー宮殿 シャーの住まいとして建てられた宮殿
シェイフ・ロトフォッラー・モスク 王族専用モスク
カイセリ門 イマーム広場の北側にある門
マスジェデ・ジャーメ 世界遺産に登録されているモスク

バザール

ジャーメ・モスクのすぐ近くには、グランドバザールがあります。

グランドバザールは、イスファハーン最大のバザールであり、様々な商品が売られています。

伝統工芸品やスパイス、絨毯など、イランの文化を感じることができる場所です。

バザールを散策し、イランの文化に触れてみてください。

体験

ジャーメ・モスクを訪れる際には、モスクの内部をじっくりと見学し、その建築様式や装飾を鑑賞しましょう。

また、モスクの周辺には、バザールやイマーム広場など、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

イスファハーンの街を散策し、歴史と文化に触れてみてください。

イスファハーンは、歴史と文化が息づく街であり、訪れる人々に忘れられない思い出を与えてくれるでしょう。

まとめ

ジャーメ・モスク周辺には、イマーム広場やバザールなど、魅力的な観光スポットがたくさんあります。

これらのスポットを巡り、イスファハーンの歴史と文化に触れてみてください。

イスファハーンは、世界遺産の街として知られていますが、それ以外にも魅力的な場所がたくさんあります。

ぜひ、イスファハーンを訪れて、その魅力を体感してみてください。

参考文献

「世界の半分」と謳われた壮麗なるペルシャの都イスファハン …

イランの世界遺産「エスファハーンのジャーメ・モスク」とは …

イスラム建築様式の博物館?世界遺産イスファハンのジャーメ …

エスファハーンのジャーメ・モスク – Wikipedia

エスファハーンのマスジェデ・ジャーメ | イラン | 世界遺産 …

イスファハンのジャーメ・モスク | アジア, イラン | 世界遺産 …

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