カバードボンドとは?経済用語について説明

カバードボンドの概要
項目 内容
定義 金融機関が発行する債券の一種で、住宅ローン債権などの質の高い資産を担保として発行される。
特徴 デュアルリコース、低スプレッド
起源 1770年にプロイセン王国で発行されたものが起源。
普及状況 欧州では広く普及しており、近年ではアメリカやカナダでも発行事例が見られる。
日本における状況 日本ではまだ法制化されていないが、経済産業省や日本政策投資銀行などが導入に向けた検討を進めている。

1. カバードボンドとは

要約

カバードボンドの概要

カバードボンドとは、金融機関が発行する債券の一種で、住宅ローン債権や公共セクター向け融資債権などの質の高い資産を担保として発行されます。カバードボンドの大きな特徴は、投資家が発行体が破綻した場合でも、担保資産に加えて発行体の一般財産に対しても償還請求権を持つことができる「デュアルリコース」という仕組みがあることです。これにより、投資家は通常の社債よりも高い安全性と安定性を期待できます。

カバードボンドは、欧州では古くから存在し、特にドイツでは「ファンドブリーフ債」として広く普及しています。近年では、欧州以外の国々でも導入が進み、アメリカやカナダでも発行事例が見られます。

日本では、カバードボンドは聞き慣れない言葉かもしれませんが、近年、経済産業省や日本政策投資銀行などが導入に向けた検討を進めています。

カバードボンドは、金融機関にとって、低コストで安定的な資金調達手段となり得ます。また、投資家にとっては、高い安全性と安定性を備えた投資対象となります。

カバードボンドの特徴
項目 内容
デュアルリコース 投資家は発行体が破綻した場合でも、担保資産に加えて発行体の一般財産に対しても償還請求権を持つことができる。
低スプレッド 無担保の債権よりスプレッド(利率)が低く済むと考えられているため、発行体はより低コストで資金調達をすることができる。

カバードボンドの起源

カバードボンドの起源は、1770年にプロイセン王国で発行されたものとされています。その後、1797年にデンマーク、1825年にポーランド、1852年にフランスで発行され、19世紀には欧州諸国ほぼ全域で利用されるようになりました。

20世紀半ばからインターバンク市場の発展に伴い、住宅ローンの原資に預金が多く使われるようになり、カバードボンド市場は長らく縮小していました。

しかし、1995年にドイツで単発で10億ユーロ以上のカバードボンドが発行されたことをきっかけに、再び市場が拡大し始めました。

その後、金融技術革新により、特定の法制度が未整備の国でも、伝統的なカバードボンドの特質を具備するストラクチャード・カバードボンドを発行することが可能になり、カバードボンドは欧州諸国を中心に急速に拡大しました。

カバードボンドの歴史
出来事
1770年 プロイセン王国でカバードボンドが発行される。
1797年 デンマークでカバードボンドが発行される。
1825年 ポーランドでカバードボンドが発行される。
1852年 フランスでカバードボンドが発行される。
19世紀 欧州諸国ほぼ全域でカバードボンドが利用されるようになる。
1995年 ドイツで単発で10億ユーロ以上のカバードボンドが発行される。
2000年頃 金融技術革新により、特定の法制度が未整備の国でも、伝統的なカバードボンドの特質を具備するストラクチャード・カバードボンドを発行することが可能になる。
2007年末 カバードボンド市場規模は2.1兆ユーロに到達。

カバードボンドの普及状況

2007年末の市場規模は、2.1兆ユーロに到達しました。残高を国別にみると、発祥の国ドイツが4割強のシェアを占めています。

さらに、ユーロ圏諸国による発行が7割強を占めるほか、近年では、アメリカやカナダにおいても発行実績があります。

カバードボンドは、欧州債券市場で、国債に次ぐ主力セクターに成長しています。

金融機関にとっては、市場から資金調達する際の2割強を占める重要な手段となっています。

カバードボンドのシェア
シェア
ドイツ 40%以上
ユーロ圏諸国 70%以上
アメリカ 発行実績あり
カナダ 発行実績あり

まとめ

カバードボンドは、金融機関が発行する債券の一種で、住宅ローン債権などの質の高い資産を担保として発行されます。

投資家は、発行体が破綻した場合でも、担保資産に加えて発行体の一般財産に対しても償還請求権を持つことができます。

カバードボンドは、欧州では古くから存在し、近年では、欧州以外の国々でも導入が進んでいます。

日本では、カバードボンドは聞き慣れない言葉ですが、近年、経済産業省や日本政策投資銀行などが導入に向けた検討を進めています。

2. カバードボンドの仕組み

要約

カバードボンドのスキーム

カバードボンドは、金融機関が保有する債権(ローン)を担保として発行されます。複数のローンがこの社債をカバーしているので、「カバープール」と呼ばれます。

カバードボンドとして発行する額よりも多い額を、担保資産として設定している場合があり、これを「超過担保」といいます。

発行額以上の担保を設定することで、信用力をより高めることができます。また、カバープールに含めることのできる資産それ自体も通常一定の信用力が求められます。

金融機関がカバードボンドを発行するメリットは、資産を活用した資金調達が可能になる点です。

カバードボンドのスキーム
項目 内容
担保資産 金融機関が保有する債権(ローン)
カバープール 複数のローンをまとめて担保とする。
超過担保 発行額以上の担保を設定することで、信用力を高める。
メリット 資産を活用した資金調達が可能になる。

カバードボンドの二重リコース

カバードボンドの最も重要な特徴の一つに「デュアルリコース」があります。これは、投資家が発行体が破綻した場合、担保資産に加えて発行体の一般財産に対しても償還請求権を持つことができることを意味します。

つまり、投資家は、担保資産から回収できない場合でも、発行体の一般財産から回収できる可能性があるため、より高い安全性と安定性を期待できます。

デュアルリコースは、カバードボンドの信用力を高める重要な要素であり、投資家にとって魅力的なポイントとなっています。

しかし、デュアルリコースは、発行体にとっては、債務の返済責任が重くなるため、発行を躊躇する要因となる可能性もあります。

デュアルリコース
項目 内容
定義 投資家は発行体が破綻した場合でも、担保資産に加えて発行体の一般財産に対しても償還請求権を持つことができる。
メリット 投資家はより高い安全性と安定性を期待できる。
デメリット 発行体にとっては、債務の返済責任が重くなる。

カバードボンドの法制化

カバードボンドの発行には、その仕組みを安定的に運用するための法制度が必要となります。

欧州では、多くの国でカバードボンドに関する法律が制定されています。

これらの法律は、カバードボンドの発行要件や担保資産の管理方法などを定めており、投資家の保護を強化しています。

日本では、カバードボンドに関する法律は制定されていません。そのため、カバードボンドを発行する場合には、複雑なスキームを伴う「契約型カバードボンド」と呼ばれる方法が用いられます。

カバードボンドの法制化
項目 内容
欧州 多くの国でカバードボンドに関する法律が制定されている。
日本 カバードボンドに関する法律は制定されていない。
契約型カバードボンド 日本では、カバードボンドを発行する場合には、複雑なスキームを伴う「契約型カバードボンド」と呼ばれる方法が用いられる。

まとめ

カバードボンドは、金融機関が保有する債権を担保として発行される債券です。

カバードボンドは、発行額以上の担保を設定することで、信用力を高めることができます。

カバードボンドの最も重要な特徴の一つに「デュアルリコース」があります。

カバードボンドの発行には、その仕組みを安定的に運用するための法制度が必要となります。

3. カバードボンドの利点と欠点

要約

カバードボンドの利点

カバードボンドは、投資家にとって、高い安全性と安定性を備えた投資対象となります。

また、発行体にとっては、低コストで安定的な資金調達手段となります。

カバードボンドは、国債に次ぐ安全性を持つとされ、投資家にとって魅力的な投資対象となっています。

また、発行体にとっては、無担保社債よりも低い金利で資金調達できるため、コスト削減に貢献します。

カバードボンドの利点
項目 内容
投資家 高い安全性と安定性を備えた投資対象となる。
発行体 低コストで安定的な資金調達手段となる。

カバードボンドの欠点

カバードボンドは、発行体にとって、債務の返済責任が重くなるため、発行を躊躇する要因となる可能性があります。

また、カバードボンドの発行には、その仕組みを安定的に運用するための法制度が必要となります。

日本では、カバードボンドに関する法律は制定されていません。そのため、カバードボンドを発行する場合には、複雑なスキームを伴う「契約型カバードボンド」と呼ばれる方法が用いられます。

契約型カバードボンドは、法定カバードボンドに比べて、発行コストが高くなる可能性があります。

カバードボンドの欠点
項目 内容
発行体 債務の返済責任が重くなるため、発行を躊躇する要因となる可能性がある。
契約型カバードボンド 法定カバードボンドに比べて、発行コストが高くなる可能性がある。

カバードボンドの今後の展望

カバードボンドは、世界的に注目を集めている金融商品です。

特に、欧州では、カバードボンド市場は拡大を続けており、今後も成長が期待されています。

日本では、カバードボンドの導入に向けた検討が進められており、今後、法制化される可能性もあります。

カバードボンドは、金融機関にとって、低コストで安定的な資金調達手段となり得ます。また、投資家にとっては、高い安全性と安定性を備えた投資対象となります。

まとめ

カバードボンドは、投資家にとって、高い安全性と安定性を備えた投資対象となります。

また、発行体にとっては、低コストで安定的な資金調達手段となります。

しかし、カバードボンドは、発行体にとって、債務の返済責任が重くなるため、発行を躊躇する要因となる可能性があります。

日本では、カバードボンドに関する法律は制定されていませんが、今後、法制化される可能性もあります。

4. カバードボンドと債券市場

要約

カバードボンドと債券市場の関係

カバードボンドは、債券市場において、国債に次ぐ安全性を持つとされ、投資家にとって魅力的な投資対象となっています。

カバードボンドは、無担保社債よりも低い金利で発行されるため、発行体にとって、コスト削減に貢献します。

カバードボンドは、債券市場の流動性を高める効果も期待されています。

カバードボンドは、債券市場の多様化に貢献する可能性があります。

カバードボンドと債券市場の関係
項目 内容
安全性 国債に次ぐ安全性を持つとされ、投資家にとって魅力的な投資対象となっている。
コスト 無担保社債よりも低い金利で発行されるため、発行体にとって、コスト削減に貢献する。
流動性 債券市場の流動性を高める効果も期待されている。
多様化 債券市場の多様化に貢献する可能性がある。

カバードボンドと金融仲介機能

カバードボンドは、金融機関が低コストで資金を調達できる手段を提供することで、金融仲介機能の円滑化に貢献します。

金融仲介機能の円滑化は、経済全体の活性化に繋がります。

カバードボンドは、金融市場の安定化にも貢献する可能性があります。

カバードボンドは、金融機関の経営安定化にも貢献する可能性があります。

カバードボンドと金融仲介機能
項目 内容
金融仲介機能 金融機関が低コストで資金を調達できる手段を提供することで、金融仲介機能の円滑化に貢献する。
経済活性化 金融仲介機能の円滑化は、経済全体の活性化に繋がります。
市場安定化 カバードボンドは、金融市場の安定化にも貢献する可能性があります。
経営安定化 カバードボンドは、金融機関の経営安定化にも貢献する可能性があります。

カバードボンドとリスク管理

カバードボンドは、担保資産を有することで、投資家のリスクを軽減します。

カバードボンドは、発行体の信用リスクを低減することで、債券市場全体の安定化に貢献します。

カバードボンドは、金融機関のリスク管理の強化にも貢献する可能性があります。

カバードボンドは、金融機関の経営安定化にも貢献する可能性があります。

カバードボンドとリスク管理
項目 内容
リスク軽減 担保資産を有することで、投資家のリスクを軽減する。
信用リスク低減 発行体の信用リスクを低減することで、債券市場全体の安定化に貢献する。
リスク管理強化 カバードボンドは、金融機関のリスク管理の強化にも貢献する可能性があります。
経営安定化 カバードボンドは、金融機関の経営安定化にも貢献する可能性があります。

まとめ

カバードボンドは、債券市場において、国債に次ぐ安全性を持つとされ、投資家にとって魅力的な投資対象となっています。

カバードボンドは、金融機関が低コストで資金を調達できる手段を提供することで、金融仲介機能の円滑化に貢献します。

カバードボンドは、担保資産を有することで、投資家のリスクを軽減します。

カバードボンドは、債券市場の安定化、金融機関のリスク管理の強化、金融機関の経営安定化にも貢献する可能性があります。

5. カバードボンドの種類

要約

法定カバードボンド

法定カバードボンドは、カバードボンドに関する法律に基づいて発行される債券です。

法定カバードボンドは、法律によって発行要件や担保資産の管理方法などが定められているため、投資家の保護が強化されています。

法定カバードボンドは、一般的に、ストラクチャードカバードボンドよりも高い信用力を持つとされています。

法定カバードボンドは、欧州では広く普及していますが、日本ではまだ法制化されていません。

法定カバードボンド
項目 内容
定義 カバードボンドに関する法律に基づいて発行される債券。
メリット 投資家の保護が強化されている。
デメリット 日本ではまだ法制化されていない。

ストラクチャードカバードボンド

ストラクチャードカバードボンドは、法定カバードボンドに関する法律を裏付けとせず、主に証券化取引を応用した仕組みを講じることによって、カバードボンドと同様の「本質的な特徴」を備える債券です。

ストラクチャードカバードボンドは、法定カバードボンドに比べて、発行コストが高くなる可能性があります。

また、ストラクチャードカバードボンドは、法定カバードボンドに比べて、投資家の保護が弱くなる可能性があります。

日本では、カバードボンドに関する法律が制定されていないため、カバードボンドを発行する場合には、ストラクチャードカバードボンドが用いられます。

ストラクチャードカバードボンド
項目 内容
定義 法定カバードボンドに関する法律を裏付けとせず、主に証券化取引を応用した仕組みを講じることによって、カバードボンドと同様の「本質的な特徴」を備える債券。
メリット 法定カバードボンドに比べて、発行が容易。
デメリット 法定カバードボンドに比べて、発行コストが高くなる可能性がある。
デメリット 法定カバードボンドに比べて、投資家の保護が弱くなる可能性がある。

カバードボンドの分類

カバードボンドは、担保資産の種類によって、住宅ローン担保カバードボンド、公共セクター担保カバードボンド、船舶担保カバードボンドなどに分類されます。

カバードボンドは、発行通貨によって、ユーロ建てカバードボンド、米ドル建てカバードボンドなどに分類されます。

カバードボンドは、発行年限によって、短期カバードボンド、中期カバードボンド、長期カバードボンドなどに分類されます。

カバードボンドは、発行方法によって、公募カバードボンド、私募カバードボンドなどに分類されます。

カバードボンドの分類
分類基準 種類
担保資産 住宅ローン担保カバードボンド、公共セクター担保カバードボンド、船舶担保カバードボンドなど
発行通貨 ユーロ建てカバードボンド、米ドル建てカバードボンドなど
発行年限 短期カバードボンド、中期カバードボンド、長期カバードボンドなど
発行方法 公募カバードボンド、私募カバードボンドなど

まとめ

カバードボンドは、法定カバードボンドとストラクチャードカバードボンドに分類されます。

法定カバードボンドは、法律によって発行要件や担保資産の管理方法などが定められているため、投資家の保護が強化されています。

ストラクチャードカバードボンドは、法定カバードボンドに比べて、発行コストが高くなる可能性があります。

日本では、カバードボンドに関する法律が制定されていないため、カバードボンドを発行する場合には、ストラクチャードカバードボンドが用いられます。

6. カバードボンドの実例

要約

ドイツのファンドブリーフ債

ドイツのファンドブリーフ債は、カバードボンドの代表的な例です。

ドイツでは、ファンドブリーフ債に関する法律が制定されており、投資家の保護が強化されています。

ファンドブリーフ債は、ドイツの債券市場において、国債に次ぐ規模を誇っています。

ファンドブリーフ債は、ドイツの金融機関にとって、重要な資金調達手段となっています。

ドイツのファンドブリーフ債
項目 内容
特徴 カバードボンドの代表的な例。
法律 ファンドブリーフ債に関する法律が制定されている。
市場規模 ドイツの債券市場において、国債に次ぐ規模を誇っている。
重要性 ドイツの金融機関にとって、重要な資金調達手段となっている。

フランスのオブリガシオン・フォンシエール債

フランスのオブリガシオン・フォンシエール債は、カバードボンドの一種で、主に不動産を担保として発行されます。

フランスでは、オブリガシオン・フォンシエール債に関する法律が制定されており、投資家の保護が強化されています。

オブリガシオン・フォンシエール債は、フランスの債券市場において、重要な役割を果たしています。

オブリガシオン・フォンシエール債は、フランスの金融機関にとって、重要な資金調達手段となっています。

フランスのオブリガシオン・フォンシエール債
項目 内容
特徴 カバードボンドの一種で、主に不動産を担保として発行される。
法律 オブリガシオン・フォンシエール債に関する法律が制定されている。
役割 フランスの債券市場において、重要な役割を果たしている。
重要性 フランスの金融機関にとって、重要な資金調達手段となっている。

日本のカバードボンド

日本では、カバードボンドに関する法律は制定されていません。

そのため、カバードボンドを発行する場合には、複雑なスキームを伴う「契約型カバードボンド」と呼ばれる方法が用いられます。

日本では、三井住友銀行や三井住友信託銀行などが、契約型カバードボンドを発行しています。

日本では、今後、カバードボンドに関する法律が制定される可能性があります。

日本のカバードボンド
項目 内容
法律 カバードボンドに関する法律は制定されていない。
発行方法 契約型カバードボンドが用いられる。
発行事例 三井住友銀行や三井住友信託銀行などが、契約型カバードボンドを発行している。
将来 今後、カバードボンドに関する法律が制定される可能性がある。

まとめ

カバードボンドは、世界的に普及している金融商品です。

ドイツのファンドブリーフ債やフランスのオブリガシオン・フォンシエール債は、カバードボンドの代表的な例です。

日本では、カバードボンドに関する法律は制定されていませんが、今後、法制化される可能性があります。

カバードボンドは、金融機関にとって、低コストで安定的な資金調達手段となり得ます。また、投資家にとっては、高い安全性と安定性を備えた投資対象となります。

参考文献

カバードボンド | 金融・証券用語解説集 | 大和証券

カバードボンドとは何か – 金融アトラス

カバードボンド – Wikipedia

カバードボンドとは? 意味や使い方 – コトバンク

カバードボンド(債権担保付き社債)|証券用語解説集|野村證券

カバードボンドとは – わかりやすく解説 Weblio辞書

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PDF カバードボンド発行の決定について – 三井住友信託銀行

カバード・ボンドについて – Connecting the Dots

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